マダラスズにおける光周性の母性効果の分子機構の解明
マダラスズにおける光周性の母性効果の分子機構の解明
批准号:
22KJ2609
负责人:
清水 悠太
金额:
$1.41万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
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英文摘要
光周性の母性休眠誘導は温帯地域の昆虫の子孫の生存に重要であるが、その分子生理機構は不明な点が多い。この機構を明らかにすべく、マダラスズを対象に①昆虫ホルモン、②DNA配列の変化によらない遺伝子発現制御機構であるエピジェネティクス、によって母性休眠誘導は制御されているかに注目して研究を進めた。①に対して、母親の体液中のホルモン濃度の違いが母性休眠誘導に関与しているという仮説を立て、長日・短日条件下のメス成虫の体液中のホルモン濃度を調べたところ、20-ヒドロキシエクジソン(20E)と幼若ホルモンIII(JHIII)の濃度は、長日条件下で高かった。そこで、短日条件下のメス成虫へ20E、JHIIIを投与し、長日条件下のメス成虫に遺伝子発現を抑制するRNAi法で20E、JHIII合成に関与する遺伝子(spook, jhamt)の発現を抑制し、卵の休眠率を測定した。しかし、どちらも休眠率に変化は見られなかった。以上の結果から、本種の母性休眠誘導に昆虫ホルモンは関与していないと考えられる。②に対して、エピジェネティクスの1つであるDNAメチル化が本種の母性休眠誘導に関与しているという仮説を立て、長日・短日条件下のメス成虫にDNAメチル化に関わる遺伝子(Dnmt1, Dnmt3)のRNAiをおこない、卵の休眠率を測定した。Dnmt3のRNAiではどの条件でも休眠率に変化は見られなかった。Dnmt1のRNAiではどの条件でも卵は初期発生の段階で致死であった。以上の結果から、RNAiでは本種の母性休眠誘導にDNAメチル化が関与しているかを明らかにできなかった。以上の検討に加えて、GABAも昆虫の母性休眠誘導に関与している例が知られているため、長日・短日条件下のメス成虫にGABAとGABA受容体の阻害剤であるPicrotoxinを作用させ、卵の休眠率を測定した。しかし、どの条件でも休眠率に変化は見られなかった。以上の結果から、本種の光周性の母性休眠誘導にGABAも関与していないと考えられる。
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会议论文
休眠卵を産生するマダラスズにおける体液ホルモン濃度の低下
产休眠蛋的斑点雏鸡血淋巴激素浓度降低
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[清水悠太, 後藤慎介]
通讯作者:
後藤慎介
マダラスズの卵休眠に20-ヒドロキシエクジソンと幼若ホルモンⅢは関与するか
20-羟基蜕皮酮和保幼激素 III 是否与马达拉斯卵滞育有关?
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[清水悠太, 後藤慎介]
通讯作者:
後藤慎介
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