医薬品の迅速自在合成を可能にするグリーン酸化/連続多成分反応の革新的プロセス創生
医薬品の迅速自在合成を可能にするグリーン酸化/連続多成分反応の革新的プロセス創生
批准号:
22KJ2619
负责人:
山本 結生
金额:
$1.09万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
本年度は、これまでに研究を進めてきた金触媒を鍵触媒とした金属複合レドックス触媒系によるアミン酸化に関して、系中で形成した不安定イミンを合成中間体とする医薬品分子の迅速自在合成に取り組んだ。本触媒系によるアミン酸化を医薬基盤分子のone-pot合成へと応用するためには、アミンのイミンへの触媒的変換がクリーン、迅速かつ穏和な条件で実現可能であることが重要である。そこで、まず詳細な機構解明や反応条件の最適化を実施した。その結果、空気下や溶媒非存在下でも効率よく反応が進行することを新たに見出し、研究計画を立案した当初よりもはるかに効率的な触媒系の確立に成功した。また、基質適用範囲を第一級アミンのみならず第二級アミンにも拡大可能となり、さらに、ベンジルアミンと脂肪族アミンを用いて反応させることで非対称イミンを高選択的に形成可能であることを明らかとした。以上の成果は、医薬基盤分子合成に向けた鍵中間体である多様なイミンを本触媒系によって迅速に提供可能であることを強く支持するものである。加えて、触媒のリサイクル利用についても詳細に検討し、優れたリサイクル触媒として機能することを見出すとともに、8千回を上回るターンオーバー数を達成した。続いて、上記で確立に成功した触媒的アミン酸化法を含窒素ヘテロ環類や医薬シード化合物のone-pot合成に展開した。その結果、医薬中間体であるベンゾチアゾール誘導体や抗がん剤・抗生物質創生の中核であるβ-ラクタム類を高収率で得ることに成功した。また、本手法を組み込んだ酸化的Ugi反応により、対応するジペプチド類が中程度の収率で得られたことからも、本触媒系の医薬基盤分子合成への有用性が十分に確立できたと考えられる。
英文摘要
本年度は、これまでに研究を進めてきた金触媒を鍵触媒とした金属複合レドックス触媒系によるアミン酸化に関して、系中で形成した不安定イミンを合成中間体とする医薬品分子の迅速自在合成に取り組んだ。本触媒系によるアミン酸化を医薬基盤分子のone-pot合成へと応用するためには、アミンのイミンへの触媒的変換がクリーン、迅速かつ穏和な条件で実現可能であることが重要である。そこで、まず詳細な機構解明や反応条件の最適化を実施した。その結果、空気下や溶媒非存在下でも効率よく反応が進行することを新たに見出し、研究計画を立案した当初よりもはるかに効率的な触媒系の確立に成功した。また、基質適用範囲を第一級アミンのみならず第二級アミンにも拡大可能となり、さらに、ベンジルアミンと脂肪族アミンを用いて反応させることで非対称イミンを高選択的に形成可能であることを明らかとした。以上の成果は、医薬基盤分子合成に向けた鍵中間体である多様なイミンを本触媒系によって迅速に提供可能であることを強く支持するものである。加えて、触媒のリサイクル利用についても詳細に検討し、優れたリサイクル触媒として機能することを見出すとともに、8千回を上回るターンオーバー数を達成した。続いて、上記で確立に成功した触媒的アミン酸化法を含窒素ヘテロ環類や医薬シード化合物のone-pot合成に展開した。その結果、医薬中間体であるベンゾチアゾール誘導体や抗がん剤・抗生物質創生の中核であるβ-ラクタム類を高収率で得ることに成功した。また、本手法を組み込んだ酸化的Ugi反応により、対応するジペプチド類が中程度の収率で得られたことからも、本触媒系の医薬基盤分子合成への有用性が十分に確立できたと考えられる。
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ヘテロ原子で修飾された機能性モノマーの太陽光エネルギーを駆動力とするグリーン合成法の開発
开发以太阳能为驱动力的杂原子修饰功能单体的绿色合成方法
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[謝 宜恩, 山川千裕, 山本結生, 小川昭弥]
通讯作者:
小川昭弥
リン資源の有効活用を指向した配位性リン分子の環境調和型合成法の開発
开发环境友好的配位磷分子合成方法,实现磷资源的有效利用
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[藤原孝翼, 山本結生, 田中遼, 野元昭宏, 小川昭弥]
通讯作者:
小川昭弥
非対称ジアリールテルリドのメタルフリー合成法の開発とその応用
不对称二芳基碲化物的无金属合成方法开发及其应用
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Suthala Jirapa, 野村琴広, 陳 キキ・山本 結生・小玉 晋太朗・小川 昭弥]
通讯作者:
陳 キキ・山本 結生・小玉 晋太朗・小川 昭弥
Photoinduced Synthesis of Bisphosphinated Quinoxalines via Radical Cyclization of <i>o</i> ‐Diisocyanoarenes with Diphosphines
通过<i>o</i>-二异氰基芳烃与二膦自由基环化光诱导合成双膦酸喹喔啉
DOI:
10.1002/asia.202201269
发表时间:
2023
期刊:
Chemistry An Asian Journal
影响因子:
--
作者:
[Yamamoto Yuki, Ogawa Akiya]
通讯作者:
Ogawa Akiya
DOI:
10.1021/acs.organomet.2c00659
发表时间:
2023-03-07
期刊:
ORGANOMETALLICS
影响因子:
2.8
作者:
[Yamamoto,Yuki, Fujiwara,Kohsuke, Ogawa,Akiya]
通讯作者:
Ogawa,Akiya
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