物質中を通過するイオンの荷電励起状態とその効果
物質中を通過するイオンの荷電励起状態とその効果
批准号:
60220015
负责人:
金子 敏明
金额:
$0.19万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Special Project Research
财政年份:
1985
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1985 至 --
中文摘要
イオンが物質中を運動するとき、その荷電状態が物質の励起及びイオン化過程に及ぼす効果を研究した。イオンビームが物質を通過する際に得られる輸送方程式に、荷電状態を表わす変数を導入することにより本研究の基本式が得られた。イオンビームに対する阻止能、ストラグリングは、一個一個の各荷電状態にある荷電粒子に対する阻止能、ストラグリングをその荷電状態分布で平均することにより求められる。ある特定の荷電状態にある粒子に対するそれらの量は、標的物質の電子密度を局所モデルで取り入れることにより誘電関数法を用いて計算された。その結果、【H^+】及び【He^+】イオンに対するそれらの量は着目されたエネルギー範囲で、標的の原子番号に関して振動することがわかった。特に、【He^+】イオンでは、点電荷ではなくそのサイズを考えることが重要であることがわかった。また、局所電子密度モデルにおいては、固体標的と気体標的とに別々な関数形が考えられた。すなわち、後者に対しては波動関数表から電子密度が決定され、前者に対してはウィグナー・ザイツセル内の内側では殻電子、外側では自由電子が存在するとし、自由電子の密度は実験で得られたプラズマ振動数から決められる。以上の手法から、軽イオンビームにおいて、【H^0】と【H^+】及び【He^+】と【He^(2+)】の荷電状態分布の比が阻止能測定値のマスター曲線から予言され、それらの比の直接の測定値との一致もよい。さらに、有効電荷の標的依存性、エネルギー依存性や平均励起エネルギーにおける原子局所電子密度モデルと固体局所電子密度モデルとの差も評価した。ストラグリングに関しては、上述の標的電子励起のみによる寄与の他に、荷電状態のゆらぎによる寄与も組織的に研究した。従来ほとんど具体的評価がなされていなかった後者の寄与は、前者で既に報告されている標的原子番号に関する振動的振舞を非常に助長する場合があることが明らかになった。
英文摘要
イオンが物質中を運動するとき、その荷電状態が物質の励起及びイオン化過程に及ぼす効果を研究した。イオンビームが物質を通過する際に得られる輸送方程式に、荷電状態を表わす変数を導入することにより本研究の基本式が得られた。イオンビームに対する阻止能、ストラグリングは、一個一個の各荷電状態にある荷電粒子に対する阻止能、ストラグリングをその荷電状態分布で平均することにより求められる。ある特定の荷電状態にある粒子に対するそれらの量は、標的物質の電子密度を局所モデルで取り入れることにより誘電関数法を用いて計算された。その結果、【H^+】及び【He^+】イオンに対するそれらの量は着目されたエネルギー範囲で、標的の原子番号に関して振動することがわかった。特に、【He^+】イオンでは、点電荷ではなくそのサイズを考えることが重要であることがわかった。また、局所電子密度モデルにおいては、固体標的と気体標的とに別々な関数形が考えられた。すなわち、後者に対しては波動関数表から電子密度が決定され、前者に対してはウィグナー・ザイツセル内の内側では殻電子、外側では自由電子が存在するとし、自由電子の密度は実験で得られたプラズマ振動数から決められる。以上の手法から、軽イオンビームにおいて、【H^0】と【H^+】及び【He^+】と【He^(2+)】の荷電状態分布の比が阻止能測定値のマスター曲線から予言され、それらの比の直接の測定値との一致もよい。さらに、有効電荷の標的依存性、エネルギー依存性や平均励起エネルギーにおける原子局所電子密度モデルと固体局所電子密度モデルとの差も評価した。ストラグリングに関しては、上述の標的電子励起のみによる寄与の他に、荷電状態のゆらぎによる寄与も組織的に研究した。従来ほとんど具体的評価がなされていなかった後者の寄与は、前者で既に報告されている標的原子番号に関する振動的振舞を非常に助長する場合があることが明らかになった。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Physical Review A. 33-03. (1986)
物理评论A.33-03。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B. (1986)
物理研究中的核仪器和方法 B. (1986)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
pp→ttbb+Xプロセスの輻射補正計算
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批准号:07F07713
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2007
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负责人:金子 敏明
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依托单位:
素粒子反応における摂動計算の計算機による自動化の研究
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批准号:02854019
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1990
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负责人:金子 敏明
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依托单位:
電子ガス近似による重イオンの阻止能とストラグリング
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批准号:63780015
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.19万
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财政年份:1988
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负责人:金子 敏明
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依托单位:
重イオンの荷電分布とエネルギー損失
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批准号:62780014
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.19万
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财政年份:1987
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负责人:金子 敏明
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依托单位:
重イオンの荷電状態とその効果
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批准号:61212022
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$0.26万
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财政年份:1986
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负责人:金子 敏明
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依托单位:
気相及び固相における重イオンの荷電状態の違い
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批准号:60780016
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.19万
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财政年份:1985
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负责人:金子 敏明
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依托单位:
重イオンの固体および気体標的中での荷電状態
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批准号:58780017
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.32万
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财政年份:1983
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负责人:金子 敏明
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依托单位:
海外基金