リンパ球受容体刺激の伝達機構におけるカルシウムイオンの役割
リンパ球受容体刺激の伝達機構におけるカルシウムイオンの役割
批准号:
61215026
负责人:
尾上 薫
金额:
$0.7万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Special Project Research
财政年份:
1986
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1986 至 --
中文摘要
免疫機能を担うリンパ球は通常は休止していて、抗原やマイトゲンの刺激により増殖,成熟してはじめて特有の機能を現わす点で特徴的である。Tリンパ球の増殖には刺激によってヘルパーT細胞から分泌されるインターロイキン2(IL2)が重要な役割を果しているので、本研究では、T細胞の受容体に対する抗体(抗T3抗体)やレクチン刺激によるIL2遺伝子の発現を、IL2CDNAとのハイブリッド形成法によるIL2mRNAの測定によって調べ、刺激伝達の過程に【Ca^(2+)】イオンの変動とプロテインキナーゼC(Cキナーゼ)が関与することを証明することを主目標とし、以下の成果が得られた。1)T細胞の抗原受容体を抗T3単クローン抗体で刺激すると、マクロファージ存在下ではIL2が産生され、それは発癌プロモータであるTPAで著しく増強される、TPA存在下でIL2産生の刺激条件を詳細に調べた結果、刺激の信号発生には少なくともT細胞上の抗原受容体と細胞又は粒子上に固着した抗T3抗体間の多価の相互作用、おそらくは受容体の架橋が必要なことが明らかになった。2)IL2mRNAの誘導には刺激によるTリンパ球内【Ca^(2+)】の上昇が必要である。3)Tリンパ球をTPAで刺激するとCキナーゼの分布が細胞質から細胞膜へと移行する。これはおそらくCキナーゼの活性化と関連した現象と考えられる。Tリンパ球をマイトゲンとTPAで刺激する際にCキナーゼの阻害剤H-7を加えるとIL2mRNAの産生が抑制された。対照試薬HA1004に抑制効果のないこと、プロスタグランディン【E_2】でむしろ抑制されること、等から、H-7の効果はCAMPやCGMP依存性プロテインキナーゼの阻害によるものではないと考えられる。以上より、IL2遺伝子発現には【Ca^(2+)】上昇と共にCキナーゼの活性化が関与すると結論された。今後、このような細胞膜からの刺激伝達が遺伝子発現の細胞核内過程やmRNAの安定性にどう関わるのか研究を進めたい。
英文摘要
免疫機能を担うリンパ球は通常は休止していて、抗原やマイトゲンの刺激により増殖,成熟してはじめて特有の機能を現わす点で特徴的である。Tリンパ球の増殖には刺激によってヘルパーT細胞から分泌されるインターロイキン2(IL2)が重要な役割を果しているので、本研究では、T細胞の受容体に対する抗体(抗T3抗体)やレクチン刺激によるIL2遺伝子の発現を、IL2CDNAとのハイブリッド形成法によるIL2mRNAの測定によって調べ、刺激伝達の過程に【Ca^(2+)】イオンの変動とプロテインキナーゼC(Cキナーゼ)が関与することを証明することを主目標とし、以下の成果が得られた。1)T細胞の抗原受容体を抗T3単クローン抗体で刺激すると、マクロファージ存在下ではIL2が産生され、それは発癌プロモータであるTPAで著しく増強される、TPA存在下でIL2産生の刺激条件を詳細に調べた結果、刺激の信号発生には少なくともT細胞上の抗原受容体と細胞又は粒子上に固着した抗T3抗体間の多価の相互作用、おそらくは受容体の架橋が必要なことが明らかになった。2)IL2mRNAの誘導には刺激によるTリンパ球内【Ca^(2+)】の上昇が必要である。3)Tリンパ球をTPAで刺激するとCキナーゼの分布が細胞質から細胞膜へと移行する。これはおそらくCキナーゼの活性化と関連した現象と考えられる。Tリンパ球をマイトゲンとTPAで刺激する際にCキナーゼの阻害剤H-7を加えるとIL2mRNAの産生が抑制された。対照試薬HA1004に抑制効果のないこと、プロスタグランディン【E_2】でむしろ抑制されること、等から、H-7の効果はCAMPやCGMP依存性プロテインキナーゼの阻害によるものではないと考えられる。以上より、IL2遺伝子発現には【Ca^(2+)】上昇と共にCキナーゼの活性化が関与すると結論された。今後、このような細胞膜からの刺激伝達が遺伝子発現の細胞核内過程やmRNAの安定性にどう関わるのか研究を進めたい。
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DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
ARIMA,Naomichi: Blood. 68. 779-782 (1986)
ARIMA、直道:血。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
山本雄正 著 山村雄一 編集: "免疫の研究 IL2の構造と産生制御" 同文書院, 17 (1986)
山本佑正着,山村雄一编辑:“免疫研究:IL2的结构和产生控制”同文新,17(1986)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
尾上薫: 細胞工学. 5. 3-13 (1986)
小上薰:细胞工程。5. 3-13 (1986)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
バブル・ミストダブルミニマイゼーション/大気圧プラズマ法によるPCB含有排水処理
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批准号:23560923
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.33万
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财政年份:2011
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
低温プラズマ場による触媒活性種の高機能化
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批准号:13126220
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$6.72万
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财政年份:2001
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
マクロファージ由来のT細胞活性化因子の精製・同定と構造分析
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批准号:58480189
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$3.52万
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财政年份:1983
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
Fcレセプターの構造と活性に関する研究
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批准号:X00080----548158
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$4.8万
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财政年份:1980
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
免疫応答調節機構の細胞生化学的研究
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批准号:X00050----437018
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项目类别:Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
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资助金额:$7.68万
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财政年份:1979
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
マクロファージ活性化物質の化学構造ならびに活性化マクロファージの作用
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批准号:X00080----348129
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$2.8万
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财政年份:1978
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
免疫応答における細胞間相互作用の分子生物学的研究
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批准号:X00040----310618
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$5.76万
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财政年份:1978
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
抗体の構造と活性発現の機序
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批准号:X00040----010716
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$5.5万
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财政年份:1975
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
細胞性免疫反応における特異感作リンパ球の抗原による活性化機構
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批准号:X00090----057223
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.86万
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财政年份:1975
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
抗体の構造と活性発現の機序
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批准号:X00040----911215
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$4.48万
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财政年份:1974
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
抗体の構造と生物学的活性発現の機序
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批准号:X00050-----67011
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项目类别:Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
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资助金额:$1.92万
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财政年份:1972
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
抗原担体部分の免疫応答におよぼす効果について
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批准号:X00090----757048
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1972
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
抗体の構造と生物学的活性発現の機序
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批准号:X46050------7011
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项目类别:Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
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资助金额:$1.73万
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财政年份:1971
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负责人:尾上 薫
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依托单位:
マクログロブリン(IgM)抗体の機能と構造
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批准号:X44090-----87013
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1969
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负责人:尾上 薫
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依托单位: