新しい光イオン分光法による簡単な気相分子の解離性光電離機構の解明
新しい光イオン分光法による簡単な気相分子の解離性光電離機構の解明
批准号:
61540333
负责人:
増岡 俊夫
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1986
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1986 至 --
中文摘要
エネルギーが比較的大きい真空紫外光をMN分子に照射したときに起る解離性光電離過程を調べるために、新しく"解析的光イオン分光法"を考案した。その方法は、光子エネルギーの函数として測定された各種のイオン(【MN^+】,【M^+】,【MN^(2+)】,【M^(2+)】など)の生成割合をマイクロコンピュータで解析的に処理し、イオンの生成割合の増加,減少を微分スペクトル化して解離のチャネルを解明しようとするものである。この方法を2原子分子(HF,HCl,HBr)と3原子分子(【N_2】O,【CO_2】,【H_2】O)のデータに適用し、これらの分子イオンの解離に関与している電子状態について多くの新しい知見を得ることができた。具体的には、1.HFについてすでに知られているA【^2Σ】とB【^2π】状態の解離に加えて、B状態または2重電離状態に収歛すするリュドベリ系列が【F^+】イオンに選択的に解離すること,2.HClでは、最近の研究で明らかになった電子配置相関効果による多電子遷移状態と、H【Cl^+】イオンの解離生成物のうち特に【Cl^+】イオンへの解離チャネルとの間に密接な関連があることを見いだした。3.【N_2】Oでは(1)B【^2π】状態の【NO^+】と【N(_2^+)】の解離イオンスペクトルを得,(2)E>20eVの領域に存在する多電子遷移状態の【N(_2^+)】と【N^+】イオンへの解離を見いだした。これらの成果のうち、HFとHClについてはJ.Chem.Phys.に投稿し、【N_2】Oの結果は国際学会で発表した。4.【CO_2】分子についても(1)多電子遷移状態の特定イオンへの解離を明らかにするとともに、(2)2重電離が起る領域で【CO(_2^(2+))】イオンは全イオンの約1〜3%はそのまま生き残るものの大部分は解離すること,CやO原子の主に2s電子で構成される電子状態では完全に解離すること,2重電離状態に収歛するリュドベリ系列が【CO^+】に解離することなどがわかったので研究論文を準備中である。HBr,【H_2】O,C【S_2】についても光イオンスペクトルを得たので引き続き検討し、順次、論文として発表する予定である。
英文摘要
エネルギーが比較的大きい真空紫外光をMN分子に照射したときに起る解離性光電離過程を調べるために、新しく"解析的光イオン分光法"を考案した。その方法は、光子エネルギーの函数として測定された各種のイオン(【MN^+】,【M^+】,【MN^(2+)】,【M^(2+)】など)の生成割合をマイクロコンピュータで解析的に処理し、イオンの生成割合の増加,減少を微分スペクトル化して解離のチャネルを解明しようとするものである。この方法を2原子分子(HF,HCl,HBr)と3原子分子(【N_2】O,【CO_2】,【H_2】O)のデータに適用し、これらの分子イオンの解離に関与している電子状態について多くの新しい知見を得ることができた。具体的には、1.HFについてすでに知られているA【^2Σ】とB【^2π】状態の解離に加えて、B状態または2重電離状態に収歛すするリュドベリ系列が【F^+】イオンに選択的に解離すること,2.HClでは、最近の研究で明らかになった電子配置相関効果による多電子遷移状態と、H【Cl^+】イオンの解離生成物のうち特に【Cl^+】イオンへの解離チャネルとの間に密接な関連があることを見いだした。3.【N_2】Oでは(1)B【^2π】状態の【NO^+】と【N(_2^+)】の解離イオンスペクトルを得,(2)E>20eVの領域に存在する多電子遷移状態の【N(_2^+)】と【N^+】イオンへの解離を見いだした。これらの成果のうち、HFとHClについてはJ.Chem.Phys.に投稿し、【N_2】Oの結果は国際学会で発表した。4.【CO_2】分子についても(1)多電子遷移状態の特定イオンへの解離を明らかにするとともに、(2)2重電離が起る領域で【CO(_2^(2+))】イオンは全イオンの約1〜3%はそのまま生き残るものの大部分は解離すること,CやO原子の主に2s電子で構成される電子状態では完全に解離すること,2重電離状態に収歛するリュドベリ系列が【CO^+】に解離することなどがわかったので研究論文を準備中である。HBr,【H_2】O,C【S_2】についても光イオンスペクトルを得たので引き続き検討し、順次、論文として発表する予定である。
期刊论文(9)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
J.A.R.Samson: Journal of Chemical Physics.
J.A.R.Samson:化学物理学杂志。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.Masuoka: Journal of Chemical Physics. 84. 3771-3775 (1986)
T.Masuoka:化学物理学杂志。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.Masuoka: Tenth International Conference on Atomic Physics(ICAP10)Abstracts. 10th. 336-337 (1986)
T.Masuoka:第十届国际原子物理学会议(ICAP10)摘要。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.Masuoka: Zeitschrift fur Physik D. 4. 43-56 (1986)
T.Masuoka:《Physik D. 期刊》,4. 43-56 (1986)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.Masuoka: Journal of Chemical Physics. 84. 5520-5526 (1986)
T.Masuoka:化学物理学杂志。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 7 条
新しい光イオン分光法による簡単な気相分子の解離性光電離機構の解明
-
批准号:62540341
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$0.51万
-
财政年份:1987
-
负责人:増岡 俊夫
-
依托单位:
海外基金