神経細胞の機能発現を調節するがん遺伝子に関する研究
神経細胞の機能発現を調節するがん遺伝子に関する研究
批准号:
63015103
负责人:
野呂 信弘
金额:
$1.86万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Cancer Research
财政年份:
1988
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1988 至 --
中文摘要
神経細胞の分化と関係の深いc-src遺伝子およびその遺伝子産物(pp60^<c-src>)の神経細胞分化過程における働きを明らかにすることを目的として研究を行った。(1)ラット中枢神経系(小脳・嗅球・海馬)の発生過程におけるpp-60^<c-src>の発現を、pp60^<c-src>に対する抗体を用いて免疫組織化学的に調べると、脳の各部域でその発現パターンは異なるが神経細胞樹状突起の成長およびシナプス形成の盛んな時期に一致してその発現は認められた。これらの時期にpp60^<c-src>を強く発現している部域を電子顕微鏡レベルで調べると、樹状突起内部の微小管および樹状突起上の内顆粒細胞由来の平行線維とシナプスを形成する棘突起(spine)にpp60^<c-src>は局在していることが明らかにされた。(2)このような神経細胞の発生・分化とc-src遺伝子の発現の相関は、神経成長因子(nerve growth factor:NGF)の働きによって内分泌系細胞から神経細胞へ分化する能力を持つPC12h細胞においても認められることは既に報告した。PC12h細胞の分化を薬剤処理などによって阻害されると、c-src遺伝子の発現も抑制された。逆に、pc12h細胞のc-src遺伝子の発現をアンチャンスDNAの導入によって特異的に抑制しても、この細胞のNGFの作用による分化も阻害されることが認められた。以上の結果から明らかなように、c-src遺伝子の発現は神経細胞の発生過程で厳密な制御を受け、神経細胞としての機能発現に必須の重要な内因性要素の一つであることが示唆された。現在、pp60^<c-src>の持つチロシン残基特異的なタンパク質リン酸化活性が、これらの神経細胞分化とどのような関連があるのかを検討している。
英文摘要
神経細胞の分化と関係の深いc-src遺伝子およびその遺伝子産物(pp60^<c-src>)の神経細胞分化過程における働きを明らかにすることを目的として研究を行った。(1)ラット中枢神経系(小脳・嗅球・海馬)の発生過程におけるpp-60^<c-src>の発現を、pp60^<c-src>に対する抗体を用いて免疫組織化学的に調べると、脳の各部域でその発現パターンは異なるが神経細胞樹状突起の成長およびシナプス形成の盛んな時期に一致してその発現は認められた。これらの時期にpp60^<c-src>を強く発現している部域を電子顕微鏡レベルで調べると、樹状突起内部の微小管および樹状突起上の内顆粒細胞由来の平行線維とシナプスを形成する棘突起(spine)にpp60^<c-src>は局在していることが明らかにされた。(2)このような神経細胞の発生・分化とc-src遺伝子の発現の相関は、神経成長因子(nerve growth factor:NGF)の働きによって内分泌系細胞から神経細胞へ分化する能力を持つPC12h細胞においても認められることは既に報告した。PC12h細胞の分化を薬剤処理などによって阻害されると、c-src遺伝子の発現も抑制された。逆に、pc12h細胞のc-src遺伝子の発現をアンチャンスDNAの導入によって特異的に抑制しても、この細胞のNGFの作用による分化も阻害されることが認められた。以上の結果から明らかなように、c-src遺伝子の発現は神経細胞の発生過程で厳密な制御を受け、神経細胞としての機能発現に必須の重要な内因性要素の一つであることが示唆された。現在、pp60^<c-src>の持つチロシン残基特異的なタンパク質リン酸化活性が、これらの神経細胞分化とどのような関連があるのかを検討している。
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K.Shimizu;N.Noro;R.Matsuda: Develop.Growth Differ.30. 35-47 (1988)
K.Shimizu;N.Noro;R.Matsuda:发展.增长差异.30。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
野呂信弘: 代謝. 25. 3-11 (1988)
野吕信弘:新陈代谢。25. 3-11 (1988)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
野呂信弘: 医学のあゆみ. 145. 266-272 (1988)
Nobu Hiro Noro:医学史。145. 266-272 (1988)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
R.Matsuda;N.Noro;T.Ichimura: Exp.Cell.Res.176. 366-370 (1988)
R.Matsuda;N.Noro;T.Ichimura:Exp.Cell.Res.176。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
神経回路形成過程におけるがん遺伝子の働き
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批准号:02220221
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.83万
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财政年份:1990
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负责人:野呂 信弘
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依托单位:
神経細胞の分化と関わる発ガン遺伝子の調節的発現
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批准号:02740375
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1990
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负责人:野呂 信弘
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依托单位:
神経回路形成過程におけるがん遺伝子の働き
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批准号:01638520
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1989
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负责人:野呂 信弘
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依托单位:
神経細胞の分化と関わる発ガン遺伝子の調節的発現
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批准号:01740440
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1989
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负责人:野呂 信弘
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依托单位:
神経細胞の分化と関わる発ガン遺伝子の調節的発現
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批准号:63740429
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1988
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负责人:野呂 信弘
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依托单位:
神経細胞の分化とかかわる発癌遺伝子の調節的発現
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批准号:62740438
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1987
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负责人:野呂 信弘
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依托单位:
IgA結合因子(IgA-BF)の作用機作
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批准号:61770347
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1986
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负责人:野呂 信弘
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依托单位:
IgA 結合因子( IgA-BF )の作用機作
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批准号:60770376
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1985
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负责人:野呂 信弘
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依托单位:
海外基金