産業技術史資料の保存と活用に関する基礎的研究
産業技術史資料の保存と活用に関する基礎的研究
批准号:
01102030
负责人:
中岡 哲郎
金额:
$0.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
财政年份:
1989
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1989 至 1990
中文摘要
産業技術史研究に不可欠な実物資料の保存をめぐる日本の貧困な状況を打破する目的で、産業技術史資料の活用についての日本の現状や諸外国の事例を検討しながら、より積極的な活用方法を探った。2年間にわたり本共同研究が開催した研究会は、諸学会との共催も含めて14回に及んだ。研究分担者や研究協力者のほか、関連分野の有識者による報告をもとに検討を行い、以下の事柄が明確にされた。(1)産業遺跡は、単に研究目的のための保存が要望されているわけではない。その積極的な活用方法のひとつとして、現在の都市機能に組み込みながら、さらに、新たな都市再開発の拠点としての利用が考えられる。したがって、遺跡の保存か土地の有効利用か、といった旧来からの構図ではなく、遺跡を活用した新たな都市機能の創造か、既存の開発路線の継存か、という問題設定が要請される。(2)同様に、地方の産業遺跡については、特にイギリスで活発に行われているような地域活性化のための積極的活用が考えられる。ここでも、単なる過去の遺物の保存という立場ではなく、逆に、衰退しつつある地域を新生させるという視点が組み込まれることになる。その試みが日本でもすでに開始されていることに留意しなければならない。(3)産業遺跡を中心とした、以上の活用方法に対し、そこに含まれにくい機械類は、総合的な産業技術史博物館に保存される必要がある。さらに、産業技術史博物館における総合的な展示や情報の提供は、(1)(2)の産業遺跡の有効な活用にとって不可欠の要件である。産業技術史資料の保存と活用は、少なくとも以上の3点が並行して進められることによって、始めて一応の体制が整えられることになる。したがって、すでに(1)(2)の活用が開始されつつあるのに対し、遅れている(3)の産業技術史博物館の建設は、現在の緊急の課題である。
英文摘要
産業技術史研究に不可欠な実物資料の保存をめぐる日本の貧困な状況を打破する目的で、産業技術史資料の活用についての日本の現状や諸外国の事例を検討しながら、より積極的な活用方法を探った。2年間にわたり本共同研究が開催した研究会は、諸学会との共催も含めて14回に及んだ。研究分担者や研究協力者のほか、関連分野の有識者による報告をもとに検討を行い、以下の事柄が明確にされた。(1)産業遺跡は、単に研究目的のための保存が要望されているわけではない。その積極的な活用方法のひとつとして、現在の都市機能に組み込みながら、さらに、新たな都市再開発の拠点としての利用が考えられる。したがって、遺跡の保存か土地の有効利用か、といった旧来からの構図ではなく、遺跡を活用した新たな都市機能の創造か、既存の開発路線の継存か、という問題設定が要請される。(2)同様に、地方の産業遺跡については、特にイギリスで活発に行われているような地域活性化のための積極的活用が考えられる。ここでも、単なる過去の遺物の保存という立場ではなく、逆に、衰退しつつある地域を新生させるという視点が組み込まれることになる。その試みが日本でもすでに開始されていることに留意しなければならない。(3)産業遺跡を中心とした、以上の活用方法に対し、そこに含まれにくい機械類は、総合的な産業技術史博物館に保存される必要がある。さらに、産業技術史博物館における総合的な展示や情報の提供は、(1)(2)の産業遺跡の有効な活用にとって不可欠の要件である。産業技術史資料の保存と活用は、少なくとも以上の3点が並行して進められることによって、始めて一応の体制が整えられることになる。したがって、すでに(1)(2)の活用が開始されつつあるのに対し、遅れている(3)の産業技術史博物館の建設は、現在の緊急の課題である。
期刊论文(7)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
金子六郎: "産業遺産の保存問題" 技術と文明. 6. (1990)
金子六郎:“工业遗产的保护问题”技术与文明6。(1990)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
新谷洋二: "土木文化財の保存と活用の現状-四谷見附橋を中心として-" 技術と文明. 6. (1990)
新谷洋二:“土木工程文化财产的保护和利用现状——以四谷见附桥为中心”,《科技与文明》6。(1990)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
西川幸治: "地域文化財の保存と活用" 技術と文明. 6. (1990)
西川浩二:《地域文化遗产的保护与利用》技术与文明6。(1990)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
金子 六郎: "産業遺産の保存問題" 技術と文明. 6. 49-54 (1991)
金子六郎:“工业遗产的保护问题”技术与文明。6. 49-54 (1991)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
西川 幸治: "地域文化財の保存と活用" 技術と文明. 6. 55-68 (1991)
西川浩二:“地域文化财产的保护与利用”技术与文明。6. 55-68 (1991)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 7 条
産業技術史の文明論的研究
-
批准号:04306011
-
项目类别:Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
-
资助金额:$0.0万
-
财政年份:1992
-
负责人:中岡 哲郎
-
依托单位:
産業技術史研究の国際比較のその望ましいあり方についての研究
-
批准号:03306006
-
项目类别:Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
-
资助金额:$0.0万
-
财政年份:1989
-
负责人:中岡 哲郎
-
依托单位:
16世紀イタリアにおける科学の研究
-
批准号:X44095-----88511
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
-
资助金额:$0.06万
-
财政年份:1969
-
负责人:中岡 哲郎
-
依托单位: