遺伝性dystomicマウスWriggle Mouse Sagamiの病態解明
遺伝性dystomicマウスWriggle Mouse Sagamiの病態解明
批准号:
01570024
负责人:
井上 芳郎
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1989
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1989 至 --
中文摘要
Wriggle Mouse Sagami(以後WMSとする)は1984年に大村実験動物研究所において分離された筋緊張とのたうちまわるような異常行動を伴う新しい常染色体劣勢遺伝型の神経奇形マウスでしる。その症状および一般的な脳の細胞構築や髄鞘構築に著変が無い事からdystonia musculorum deformansのモデルとなり得る可能性がある。本研究では形態学的に小脳と海馬に次のような異常を明らかにした。(1)脊髄の胸髄核、網様体核、オリ-ブ核縫線核などから小脳皮質へ入る線維系はHRP標識法で見る限り正常に保たれていた。しかし、IP_3リセプタ蛋白質P_<400>の免疫組織化学ではプルキンエ細胞の樹状突起の形態に異常があり、電顕によって平行線維の萎縮・脱落、プルキンエ細胞樹状突起の棘状突起に終わるシナプス終末の減少が認められた。しかし、分子層、プルキンエ細胞層、顆粒細胞層の糸球体周囲にはシナプス終末構造の増加が認められた。(2)グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)の抗体で光顕及び電顕レベルでの免疫組織化学でGABA含有神経終末の分布を検討したところ、WMSで小脳分子層、プルキンエ細胞層、顆粒細胞層の糸球体周辺部、小脳核で明確に増加していており、(1)で観察した増加しているシナプス様終末の一部はGABA陽性シナプス小胞を含むことが想定された。(3)WMS海馬CA1では、GTP結合蛋白質(Go)の免疫組織化学で、錐体細胞の樹状突起が直線状でその密度が疎になっていた。更に分子層には有髄神経線維の集束がWMSに見られ、電顕でみるとシナプス終末の大きさ、分布に差が見られた。(4)以上のことから、WMS中枢神経系において、ニュ-ロンの空間的な構築を形成する因子は正常に保たれていながら、ニュ-ロン間の最終的な連結部で何等の異常があり、それが微小域での回廊網に変更が加えられていると考えられる。したがって、WMSは中枢神経系の情報伝達系の機構を明らかにするために有力な疾患マウスとして重要であると考えられる。
英文摘要
Wriggle Mouse Sagami(以後WMSとする)は1984年に大村実験動物研究所において分離された筋緊張とのたうちまわるような異常行動を伴う新しい常染色体劣勢遺伝型の神経奇形マウスでしる。その症状および一般的な脳の細胞構築や髄鞘構築に著変が無い事からdystonia musculorum deformansのモデルとなり得る可能性がある。本研究では形態学的に小脳と海馬に次のような異常を明らかにした。(1)脊髄の胸髄核、網様体核、オリ-ブ核縫線核などから小脳皮質へ入る線維系はHRP標識法で見る限り正常に保たれていた。しかし、IP_3リセプタ蛋白質P_<400>の免疫組織化学ではプルキンエ細胞の樹状突起の形態に異常があり、電顕によって平行線維の萎縮・脱落、プルキンエ細胞樹状突起の棘状突起に終わるシナプス終末の減少が認められた。しかし、分子層、プルキンエ細胞層、顆粒細胞層の糸球体周囲にはシナプス終末構造の増加が認められた。(2)グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)の抗体で光顕及び電顕レベルでの免疫組織化学でGABA含有神経終末の分布を検討したところ、WMSで小脳分子層、プルキンエ細胞層、顆粒細胞層の糸球体周辺部、小脳核で明確に増加していており、(1)で観察した増加しているシナプス様終末の一部はGABA陽性シナプス小胞を含むことが想定された。(3)WMS海馬CA1では、GTP結合蛋白質(Go)の免疫組織化学で、錐体細胞の樹状突起が直線状でその密度が疎になっていた。更に分子層には有髄神経線維の集束がWMSに見られ、電顕でみるとシナプス終末の大きさ、分布に差が見られた。(4)以上のことから、WMS中枢神経系において、ニュ-ロンの空間的な構築を形成する因子は正常に保たれていながら、ニュ-ロン間の最終的な連結部で何等の異常があり、それが微小域での回廊網に変更が加えられていると考えられる。したがって、WMSは中枢神経系の情報伝達系の機構を明らかにするために有力な疾患マウスとして重要であると考えられる。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
井上芳郎: "ミエリンの形成" Clinical Neuroscience. 7. 370-373 (1989)
井上义郎:“髓磷脂的形成”临床神经科学。7. 370-373 (1989)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
井上芳郎: "Wriggle Mouse Sagami小脳のシナプス構成の変化" 厚生省.精神神経疾患委託研究 脳発達障害の発現機序と対策に関する開発的研究報告書. (1990)
井上义郎:“Wriggle小鼠相模小脑的突触组成的变化”厚生省委托研究神经精神疾病的脑发育障碍的机制和对策的研究报告(1990年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Maeda,N.: "Developmental expression and intracellular location of P_<400> protein.Characteristic of Purkingje cellsin the Mouse cerebellum." Developmental Biology. 133. 67-76 (1989)
Maeda,N.:“P_<400> 蛋白的发育表达和细胞内定位。小鼠小脑浦金野细胞的特征。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
小脳プルキンエ細胞上のシナプス構築形成に対する各分子の作用機序の解明
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批准号:13210001
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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资助金额:$3.39万
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财政年份:2001
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负责人:井上 芳郎
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依托单位:
細胞外グルタミン酸濃度上昇に伴う小脳プルキンエ細胞変性および超微形態変化
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批准号:11157201
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1999
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负责人:井上 芳郎
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依托单位:
キメラによる哺乳動物の中枢髄鞘形成過程の分析
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批准号:59213002
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1984
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负责人:井上 芳郎
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依托单位:
中枢性髄鞘形成細胞の分化に関する研究-異型髄鞘形成マウスとの比較から-
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批准号:57570017
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1982
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负责人:井上 芳郎
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依托单位:
伝導路における有髄神経線維の定量化に関する研究
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批准号:X00210----977014
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.17万
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财政年份:1974
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负责人:井上 芳郎
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依托单位:
伝導路形成過程追求のモデルとしての視覚路の発生学的研究-グリア細胞の形態分化と機能分化-
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批准号:X00210----877013
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.18万
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财政年份:1973
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负责人:井上 芳郎
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依托单位: