赤痢アメ-バ症伝播における犬猫の関与
赤痢アメ-バ症伝播における犬猫の関与
批准号:
01570225
负责人:
野上 貞雄
金额:
$0.7万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1989
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1989 至 --
中文摘要
本研究はヒト赤痢アメ-バ症の伝播における犬猫の関与を検討するため、施設に収容された犬猫各100頭に、本症検出のための寄生虫学的・病理学的検査を行い、免疫学的診断法を確立することを目標とした。埼玉県収容のイヌ142頭とネコ144頭、神奈川県収容のネコ96頭、計382頭に赤痢アメ-バ原虫の検出を行った結果、通常の寄生虫学的・病理学的検査では本原虫感染は確認できなかった。赤痢アメ-バ症は感染が不顕性に経過する例が多いため、検出感度の高い免疫診断法として、enzyme-linked immunosorbent assay(ELISA)の応用を検討した。ELISAにおける明確な陽性反応を得るため、イヌに本原虫を免疫して、まず陽性血清を得た。次に抗原について、陽性血清を用いて市販抗原(仏国、Virion社製)と評価の定まっている培養抗原(HK-9株)をOuchterlony法で比較し、市販抗原の有用性を確認した。市販抗原と陽性血清を用いてELISAの条件決定を行い、抗原濃度5μg/ml、血清希釈1:100、標識抗体希釈1:3,000の最適条件を得た。また本ELISAにおける交差反応性について、Toxoplasma,lsospora等の原虫、Ancylostoma,Dirofilaria,Toxocara,Trichuris,Dipylidium等の蠕虫が陽性の検体について検討した結果、OD(415nm)値はほとんどが0.05以下で、本赤痢アメ-バ抗原の特異性は高いことが判明した。上記382検体についてELISAを行った結果、反応の確実なOD値が1.0以上の強陽性はイヌ1例(0.7%)、ネコ5例(2.1%)であった。赤痢アメ-バに対する特異性を更に検討するために、強陽性例について本原虫の感染の明確なヒト血清を陽性対照としてOuchterlony法を行い、ネコの1例については沈降線が認められた。他の5例とOD値が0.5前後のイヌ2例、ネコ6例の弱陽性群については更に詳細に検討する予定である。以上のように、本研究により、初めて犬猫の本原虫感染を血清学的に証明することができた。これらの研究成果は、わが国の赤痢アメ-バ症の疫学に多大の貢献をすると共に犬猫の飼養における本原虫に対する注意を喚起するものである。また研究申請時に述べたように今後全国レベルでの調査が必要と考える。尚、本研究によって初めて得られた犬猫の赤痢アメ-バ症のELISA法の確立と血清疫学成績は2編に分け論文発表の予定である。
英文摘要
本研究はヒト赤痢アメ-バ症の伝播における犬猫の関与を検討するため、施設に収容された犬猫各100頭に、本症検出のための寄生虫学的・病理学的検査を行い、免疫学的診断法を確立することを目標とした。埼玉県収容のイヌ142頭とネコ144頭、神奈川県収容のネコ96頭、計382頭に赤痢アメ-バ原虫の検出を行った結果、通常の寄生虫学的・病理学的検査では本原虫感染は確認できなかった。赤痢アメ-バ症は感染が不顕性に経過する例が多いため、検出感度の高い免疫診断法として、enzyme-linked immunosorbent assay(ELISA)の応用を検討した。ELISAにおける明確な陽性反応を得るため、イヌに本原虫を免疫して、まず陽性血清を得た。次に抗原について、陽性血清を用いて市販抗原(仏国、Virion社製)と評価の定まっている培養抗原(HK-9株)をOuchterlony法で比較し、市販抗原の有用性を確認した。市販抗原と陽性血清を用いてELISAの条件決定を行い、抗原濃度5μg/ml、血清希釈1:100、標識抗体希釈1:3,000の最適条件を得た。また本ELISAにおける交差反応性について、Toxoplasma,lsospora等の原虫、Ancylostoma,Dirofilaria,Toxocara,Trichuris,Dipylidium等の蠕虫が陽性の検体について検討した結果、OD(415nm)値はほとんどが0.05以下で、本赤痢アメ-バ抗原の特異性は高いことが判明した。上記382検体についてELISAを行った結果、反応の確実なOD値が1.0以上の強陽性はイヌ1例(0.7%)、ネコ5例(2.1%)であった。赤痢アメ-バに対する特異性を更に検討するために、強陽性例について本原虫の感染の明確なヒト血清を陽性対照としてOuchterlony法を行い、ネコの1例については沈降線が認められた。他の5例とOD値が0.5前後のイヌ2例、ネコ6例の弱陽性群については更に詳細に検討する予定である。以上のように、本研究により、初めて犬猫の本原虫感染を血清学的に証明することができた。これらの研究成果は、わが国の赤痢アメ-バ症の疫学に多大の貢献をすると共に犬猫の飼養における本原虫に対する注意を喚起するものである。また研究申請時に述べたように今後全国レベルでの調査が必要と考える。尚、本研究によって初めて得られた犬猫の赤痢アメ-バ症のELISA法の確立と血清疫学成績は2編に分け論文発表の予定である。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Nogami,Sadao: "Establishment of a micro enzyme-linked immunosorbent assay for detecting anti-Entamoeba histolytica antibodies in cats and dogs" Japan.J.Vet.Sci.
Nogami,Sadao:“建立微量酶联免疫吸附测定法,用于检测猫和狗的抗溶组织内阿米巴抗体”Japan.J.Vet.Sci。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Nogami,Sadao: "Detections of Entamoeba histolytica infections in cats and dogs by enzyme-linked immunosorbent assay" Japan.J.Parasitol.
Nogami,Sadao:“通过酶联免疫吸附测定检测猫和狗的溶组织内阿米巴感染”Japan.J.Parasitol。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
マラリアにおけるスカベンジャーレセプターの役割の解明
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批准号:10166226
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$0.38万
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财政年份:1998
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负责人:野上 貞雄
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依托单位:
抗イデオ型抗体を抗原とするマレー糸状虫仔虫の防御免疫に関する研究
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批准号:62770267
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1987
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负责人:野上 貞雄
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依托单位:
国内基金
海外基金
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拟南芥ANAC060/AFP2复合体调控DOG1参与种子初始休眠的机理研究
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批准号:32170562
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项目类别:面上项目
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资助金额:58万元
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批准年份:2021
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负责人:李平
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依托单位:
抗DOG1抗体偶联α-Amanitin靶向治疗肝癌的研究
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批准号:81602169
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:17.0万元
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批准年份:2016
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负责人:伍洋平
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依托单位:
DOG1基因参与调控刺萼龙葵种子季节性休眠的分子机制
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批准号:31572022
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项目类别:面上项目
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资助金额:66.0万元
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批准年份:2015
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负责人:魏守辉
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依托单位:
拟南芥种子休眠QTL位点DOG3和DOG19的克隆和功能研究
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批准号:31371242
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项目类别:面上项目
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资助金额:80.0万元
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批准年份:2013
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负责人:刘永秀
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依托单位: