中国西南地域の〓族集落にみられる伝統的木造夛層建築(鼓楼)の構法に関する調査研究
中国西南地域の〓族集落にみられる伝統的木造夛層建築(鼓楼)の構法に関する調査研究
批准号:
02650441
负责人:
阿久井 喜孝
金额:
$0.7万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1990
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1990 至 --
中文摘要
鼓楼は風雨橋と共に中国少数民族の〓族にのみ見られる独得な木造建築である。我々は'89年夏に続き'90年9月に広西省三江地区と貴州省〓東南地区を約八百粁走査し撮影と実測により夛数の事例を記録し構法詳細図を作成した。その成果と収集した沢献資料の対比考察を通じて概略下記のような諸点を明らかにすることができた。1.鼓楼はかつて揚子江中流域の平原地帯で稲作農耕を営んでいた〓族集落の物見落の物見樓的軍事施設であったが現在は夛目的な集会施設の機能を有する。2.鼓楼は閣底、楼身、亭頂と呼ばれる三部分で構成され、外観上は奇数層(3〜17)の屋根庇を張り出し、吹抜のホ-ル空間を内包する塔状建築である。3.閣底は少数の例外のほか全て正方形の平面と四本の主柱をもつが、楼身と亭頂は四、六、八角形平面の組合せで夛様な形態を示す。正方形の亭頂には方形寄棟と入母屋の二種の型がある。4.丸太の主柱を固定する横材は柱上に梁や桁をのせ束をたてる我国の伝統的和小屋と全く異質ですべて細長な水平の貫(ヌキ)材であり、柱は屋根裏迄貫通する。5.巨大な心柱は地盤と無関係に亭頂部の帯束として扱われ、架構中心の緊結と釣合保持の役をもつ。各層屋根庇の支持はすベて丸柱の吊束と貫材の肘木を組合せ規格寸法の部分軸組を重ね合せて行われる。6.〓族の民家と同様、吊脚構法により主柱及び周辺柱の横力吸収が行われ、耐力壁や筋違材は全くみられない。吊脚構法とは柱の外側に宙に浮いた添柱を並置して貫材で固定したものである。7.貴州省と広西省では構成上明確な差がいくつか指摘できる。特に亭頂部の飾斗拱と天井板は前者のみに特有で外観デザイン上の特徴となる。また前者の亭頂は八角方形が主流で装飾も華麗を極める。8.〓族の農民は図面なしで建設するが、これは、伝統的規矩術が完成しており、規格化された部分軸組みの繰返えしで全体を構成することが可能の為である。
英文摘要
鼓楼は風雨橋と共に中国少数民族の〓族にのみ見られる独得な木造建築である。我々は'89年夏に続き'90年9月に広西省三江地区と貴州省〓東南地区を約八百粁走査し撮影と実測により夛数の事例を記録し構法詳細図を作成した。その成果と収集した沢献資料の対比考察を通じて概略下記のような諸点を明らかにすることができた。1.鼓楼はかつて揚子江中流域の平原地帯で稲作農耕を営んでいた〓族集落の物見落の物見樓的軍事施設であったが現在は夛目的な集会施設の機能を有する。2.鼓楼は閣底、楼身、亭頂と呼ばれる三部分で構成され、外観上は奇数層(3〜17)の屋根庇を張り出し、吹抜のホ-ル空間を内包する塔状建築である。3.閣底は少数の例外のほか全て正方形の平面と四本の主柱をもつが、楼身と亭頂は四、六、八角形平面の組合せで夛様な形態を示す。正方形の亭頂には方形寄棟と入母屋の二種の型がある。4.丸太の主柱を固定する横材は柱上に梁や桁をのせ束をたてる我国の伝統的和小屋と全く異質ですべて細長な水平の貫(ヌキ)材であり、柱は屋根裏迄貫通する。5.巨大な心柱は地盤と無関係に亭頂部の帯束として扱われ、架構中心の緊結と釣合保持の役をもつ。各層屋根庇の支持はすベて丸柱の吊束と貫材の肘木を組合せ規格寸法の部分軸組を重ね合せて行われる。6.〓族の民家と同様、吊脚構法により主柱及び周辺柱の横力吸収が行われ、耐力壁や筋違材は全くみられない。吊脚構法とは柱の外側に宙に浮いた添柱を並置して貫材で固定したものである。7.貴州省と広西省では構成上明確な差がいくつか指摘できる。特に亭頂部の飾斗拱と天井板は前者のみに特有で外観デザイン上の特徴となる。また前者の亭頂は八角方形が主流で装飾も華麗を極める。8.〓族の農民は図面なしで建設するが、これは、伝統的規矩術が完成しており、規格化された部分軸組みの繰返えしで全体を構成することが可能の為である。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
阿久井 喜孝: "中国・貴州省・広西省の〓族集落における鼓楼建築について" 日中建築(日中建築技術交流会機関誌月刊). 5月号. 8-10 (1991)
恶井义孝:《关于中国贵州、广西民族村落的鼓楼建筑》中日建筑(日中建筑技术交流协会月刊)5月8-10号(1991年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
阿久井 喜孝 滋賀 秀実 ほか: "中国西南地域における伝統的木造夛層建築に関する研究" 東京電機大学 総合研究所年報. NO.9. 173-182 (1990)
Yoshitaka Akui,Hidemi Shiga,等:“中国西南传统木结构多层建筑的研究”东京电机大学研究所年报第9号(1990)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
中国・海南島及び広西省における少数民族・黎族・壯族の伝統的民居建築に関する調査研究
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批准号:04650577
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1992
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负责人:阿久井 喜孝
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依托单位:
中国における近代初期低層高密度集合住宅(里弄住宅)に関する研究
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批准号:63550456
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1988
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负责人:阿久井 喜孝
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依托单位:
軍艦島の近代建築群に関する実証的研究(総括)
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批准号:59550412
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.83万
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财政年份:1984
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负责人:阿久井 喜孝
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依托单位:
長崎県端島(通称軍艦島)における大正・昭和初期の近代建築群に関する実証的研究
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批准号:57550384
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.38万
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财政年份:1982
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负责人:阿久井 喜孝
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依托单位: