象牙質知覚過敏症における象牙細管の石灰化を阻害する物質の同定とその局在

牙本质过敏中抑制牙本质小管矿化的物质的鉴定和定位

基本信息

批准号：
03670894
负责人：
吉山昌宏
金额：
$ 1.34万
依托单位：
The University of Tokushima
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1991
资助国家：
日本
起止时间：
1991 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

象牙質知覚過敏症の発症機構を解明することを目的として、象牙質生検法を用いて知覚過敏部および非知覚過敏部より得られた象牙質試料を微細形態学的ならびに生化学的に検討し、象牙細管石灰化阻害因子に関する以下のような知見を得た。1.知覚過敏歯より得られた生検試料を塩酸コラゲナ-ゼ消化し走査型電顕(SEM)にて観察した結果、知覚過敏部では最表層部の管間象牙質が除去され多数の突起様構造物が突出していた。これに対して、非知覚過敏部では突起様構造物はほとんど認められなかった。したがって、知覚過敏部では最表層部の直下まで象牙芽細胞突起に類似した突起様構造物が突出していることが示唆された。2.知覚過敏部より得られた生検試料を塩酸脱灰処理し、遠心分離により得られた酸可溶性画分を濃縮しEDTA処理した後、SDSーポリアクリルアミドゲル電気泳動法(SDSーPAGE)により解析した結果、分子量40K〜67Kの数種の非コラ-ゲン性蛋白質が検出された。3.上記試料を塩酸コラゲナ-ゼ消化した後、抗チュブリンモノクロナル抗体と反応させ、金コロイド標識二次抗体で免疫染色し、透過型電顕(TEM)にて観察した結果、金コロイド粒子の沈着が象牙細管内腔の構造物に観察された。以上の知見から、突起様構造物または当該構造物に局在する非コラ-ゲン性蛋白質が象牙細管石灰化阻害因子として重要な役割を果していることが示唆された。現在、この構造物の性状および局在について詳細な検討を行うとともに、同構造物に局在する非コラ-ゲン性蛋白質の詳細についても免疫組織学的な検索を進めている。

为了阐明牙本质超敏反应的机制，在微形态学和生物化学上检查了从高敏性和非齿敏感区域获得的牙本质样品，并获得了以下有关牙本质钙化抑制剂的发现。 1。用胶原酶盐酸消化从牙齿敏感的牙齿中获得的活检样品，并使用扫描电子显微镜（SEM）观察到，去除牙齿敏感牙齿最上层的牙牙牙本质，从而取出许多突起的结构。相反，在非齿敏感区域中，很少有突出样结构。因此，建议牙齿敏感区域具有类似突出的结构，类似于在表面层下方伸出的Odontopoblast突起。 2。通过盐酸脱矿物从牙齿敏感区域获得的活检样品，通过离心浓缩并处理了通过离心的酸性分数，然后通过SDS-聚丙烯酰胺凝胶电泳（SDS-PAGE）（SDS-PAGE）（SDS-PAGE）（SDS-PAGE）进行分析，并通过几种非果蛋白蛋白质与40k蛋白质进行分析。 3。在用盐酸胶原酶消化上述样品后，它与抗细胞管蛋白单克隆抗体反应，并用标记的二抗胶体金染色，并通过渗透剂电子显微镜（TEM）观察到胶体金颗粒的沉积。上面的发现表明，将其定位于结构的突起状结构或非胶原蛋白作为牙钙化抑制剂起重要作用。目前，我们正在对该结构的性质和定位进行详细研究，并且我们还在进行免疫组织学搜索，以了解本地定位于该结构的非胆碱素蛋白的细节。