牛ウイルス性下痢粘膜病ウイルスによる糖尿病発症機序の解明
牛ウイルス性下痢粘膜病ウイルスによる糖尿病発症機序の解明
批准号:
05760246
负责人:
田島 誉士
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
牛ウイルス性下痢粘膜病(BVD-MD)には様々な併発症が生じ、BVD-MDと糖尿病との関係は種々検討されてきている。ウシ糖尿病では自己抗体の一種である抗膵島抗体(ICA)が深く関与しており、BVD-MDウイルス誘発糖尿病において高率にICAが検出されたことを平成3年度本研究(課題番号03760222)において報告した。今回、BVD-MDウイルスの膵臓内の局在をin situハイブリダイゼーション(ISH)法により検索し、BVD-MDウイルスの膵臓への直接的影響の可能性を検討した。 供試牛として、PCR法によりBVD-MDと診断された粘膜病牛6頭および持続感染牛1頭を用いた。粘膜病牛6頭のうち3頭は糖尿病を併発していた。全頭の末梢血白血球を用いてBVD-MDウイルスの遺伝子型別を行った。ISH法には2種類のプローブ(BVDproおよびHCpro)を用いた。BVDproはPCR法によりF1-R1のプライマーペア-で増幅されるBVD-MDウイルスの遺伝子領域の一部を、HCpro同じくHCF1-HCR1による増幅領域の一部を、DNA合成装置で合成しDIG標識したオリゴヌクレオチドである。これらのプローブを用いてISH法を行ったところ、いずれの症例においても膵島領域における陽性反応は確認されなかった。しかし、全例の膵外分秘部においてBVDproあるいは両プローブに対する陽性反応が認められた。HCproのみに陽性反応を示す症例は認められなかった。糖尿病牛3例中2例においてこのISH法によるウイルス検出結果と、末梢血白血球を用いたPCR法によるウイルス遺伝子型別とが一致しなかった。また、糖尿病を併発していないBVD-MD牛の膵臓にもウイルスが感染していることが確認された。 以上の成績および先に報告したICA検出結果とを総合して考察すると、BVD-MDウイルス誘発糖尿病はウイルスの膵臓に対する直接的作用によるものというよりはむしろ、ウイルスが宿主になんらかの免疫異常を誘起し二次的に膵臓に障害をおよぼす可能性が示唆された。
英文摘要
牛ウイルス性下痢粘膜病(BVD-MD)には様々な併発症が生じ、BVD-MDと糖尿病との関係は種々検討されてきている。ウシ糖尿病では自己抗体の一種である抗膵島抗体(ICA)が深く関与しており、BVD-MDウイルス誘発糖尿病において高率にICAが検出されたことを平成3年度本研究(課題番号03760222)において報告した。今回、BVD-MDウイルスの膵臓内の局在をin situハイブリダイゼーション(ISH)法により検索し、BVD-MDウイルスの膵臓への直接的影響の可能性を検討した。 供試牛として、PCR法によりBVD-MDと診断された粘膜病牛6頭および持続感染牛1頭を用いた。粘膜病牛6頭のうち3頭は糖尿病を併発していた。全頭の末梢血白血球を用いてBVD-MDウイルスの遺伝子型別を行った。ISH法には2種類のプローブ(BVDproおよびHCpro)を用いた。BVDproはPCR法によりF1-R1のプライマーペア-で増幅されるBVD-MDウイルスの遺伝子領域の一部を、HCpro同じくHCF1-HCR1による増幅領域の一部を、DNA合成装置で合成しDIG標識したオリゴヌクレオチドである。これらのプローブを用いてISH法を行ったところ、いずれの症例においても膵島領域における陽性反応は確認されなかった。しかし、全例の膵外分秘部においてBVDproあるいは両プローブに対する陽性反応が認められた。HCproのみに陽性反応を示す症例は認められなかった。糖尿病牛3例中2例においてこのISH法によるウイルス検出結果と、末梢血白血球を用いたPCR法によるウイルス遺伝子型別とが一致しなかった。また、糖尿病を併発していないBVD-MD牛の膵臓にもウイルスが感染していることが確認された。 以上の成績および先に報告したICA検出結果とを総合して考察すると、BVD-MDウイルス誘発糖尿病はウイルスの膵臓に対する直接的作用によるものというよりはむしろ、ウイルスが宿主になんらかの免疫異常を誘起し二次的に膵臓に障害をおよぼす可能性が示唆された。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
田島誉士: "ウシウイルス性下痢粘膜病(BVD-MD)ウイルスの膵臓内局在と糖尿病との関係" 第117回日本獣医学会講演要旨集. (in press). (1994)
Takashi Tajima:“牛病毒性腹泻粘膜疾病 (BVD-MD) 病毒的胰腺内定位及其与糖尿病的关系”第 117 届日本兽医协会会议摘要(1994 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ウシウイルス性下痢粘膜病における免疫寛容成立機序の解明とその予防法の確立
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批准号:09760280
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1997
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负责人:田島 誉士
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依托单位:
ウシの白血球粘着異常症の遺伝子治療に関する基礎的研究
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批准号:08760289
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:田島 誉士
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依托单位:
PCR増幅パターンに変化のある牛ウイルス性下痢粘膜病ウイルスの遺伝子解析
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批准号:07760307
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1995
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负责人:田島 誉士
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依托单位:
牛ウイスル性下痢粘膜病ウイルスの遺伝子型別と併発病との関係
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批准号:06760287
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1994
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负责人:田島 誉士
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依托单位:
牛ウイルス性下痢・粘膜病罹患牛における糖尿病発症機序の解明
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批准号:03760222
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.45万
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财政年份:1991
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负责人:田島 誉士
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依托单位:
家畜末梢血リンパ球幼若化反応における反応性の違いに関する研究
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批准号:63790379
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1988
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负责人:田島 誉士
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依托单位: