キトサンカプセルを用いた生理活性ペプチドの大腸特異的送達法の開発
キトサンカプセルを用いた生理活性ペプチドの大腸特異的送達法の開発
批准号:
06772111
负责人:
山本 昌
金额:
$0.64万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
本研究で得られた知見を以下に挙げる。1、キトサンカプセルに6-carboxyfluorescein(CF)を封入し、in vitro回転バスケット法を用いてカプセルからの薬物の放出性を検討した。その結果、日本薬局方第2液および腸内細菌液中ではほとんど薬物の溶出が認められなかった。このように腸内細菌でキトサンカプセルがほとんど崩壊しない理由としてはカプセル表面の腸溶性コーティングによるものと考えられる。そこで次に日本薬局方第1液(2時間)、日本薬局方第2液(4時間)、腸内細菌液(6時間)の順序で連続して試験液を用い、回転バスケット法によりキトサンカプセルの溶出試験を行った。その結果、腸液中で少量の薬物溶出がみられたが、6時間目以降(腸内細菌液または胃液中)に顕著な薬物放出がみられた。このことからカプセルを経口投与した際、小腸で腸溶性コーティングがはがれた後、大腸部において腸内細菌によりキトサンカプセルが崩壊し、封入薬物が大腸部位で特異的に放出されることが示唆された。2、キトサンカプセル経口投与後の消化管内移動を検討するため、8時間絶食Wistar系雄性ラットを用いてカプセルの経口投与実験を行った。その結果、投与後0-2時間は胃に、2-6時間は小腸部に、6-12時間は大腸部にカプセルが存在することが明らかとなった。3、モデル薬物であるCFおよびインスリンを封入したキトサンカプセルを用い、in vivo経口吸収実験を行った。なお、インスリン封入カプセルにはタンパク分解酵素阻害剤であるsodium glycocholateを同時に封入した。CF封入カプセルを経口投与したところ、カプセルが大腸部位に存在する8時間目からCF血中濃度の上昇が観察された。またインスリン封入カプセル投与では、6時間目から血糖値の降下が観察され、大腸からインスリンが吸収されることが明らかとなった。以上の結果よりキトサンカプセルはcolon specific drug deliveryに有効な手段となることが示唆された。
英文摘要
本研究で得られた知見を以下に挙げる。1、キトサンカプセルに6-carboxyfluorescein(CF)を封入し、in vitro回転バスケット法を用いてカプセルからの薬物の放出性を検討した。その結果、日本薬局方第2液および腸内細菌液中ではほとんど薬物の溶出が認められなかった。このように腸内細菌でキトサンカプセルがほとんど崩壊しない理由としてはカプセル表面の腸溶性コーティングによるものと考えられる。そこで次に日本薬局方第1液(2時間)、日本薬局方第2液(4時間)、腸内細菌液(6時間)の順序で連続して試験液を用い、回転バスケット法によりキトサンカプセルの溶出試験を行った。その結果、腸液中で少量の薬物溶出がみられたが、6時間目以降(腸内細菌液または胃液中)に顕著な薬物放出がみられた。このことからカプセルを経口投与した際、小腸で腸溶性コーティングがはがれた後、大腸部において腸内細菌によりキトサンカプセルが崩壊し、封入薬物が大腸部位で特異的に放出されることが示唆された。2、キトサンカプセル経口投与後の消化管内移動を検討するため、8時間絶食Wistar系雄性ラットを用いてカプセルの経口投与実験を行った。その結果、投与後0-2時間は胃に、2-6時間は小腸部に、6-12時間は大腸部にカプセルが存在することが明らかとなった。3、モデル薬物であるCFおよびインスリンを封入したキトサンカプセルを用い、in vivo経口吸収実験を行った。なお、インスリン封入カプセルにはタンパク分解酵素阻害剤であるsodium glycocholateを同時に封入した。CF封入カプセルを経口投与したところ、カプセルが大腸部位に存在する8時間目からCF血中濃度の上昇が観察された。またインスリン封入カプセル投与では、6時間目から血糖値の降下が観察され、大腸からインスリンが吸収されることが明らかとなった。以上の結果よりキトサンカプセルはcolon specific drug deliveryに有効な手段となることが示唆された。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
膜透過ペプチドを用いた化学修飾によるカルシトニンの消化管吸収改善
-
批准号:19659042
-
项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
-
资助金额:$2.11万
-
财政年份:2007
-
负责人:山本 昌
-
依托单位:
肺培養上皮細胞系を用いた生理活性ペプチドの透過性の評価
-
批准号:08672629
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1996
-
负责人:山本 昌
-
依托单位:
アフリカツメガエルの単離肺組織を用いた生理活性ペプチドの肺吸収性の評価
-
批准号:07672331
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.22万
-
财政年份:1995
-
负责人:山本 昌
-
依托单位:
肺癌の転移抑制を目的としたシスプラチンの高分子化誘導体の開発
-
批准号:04771962
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.51万
-
财政年份:1992
-
负责人:山本 昌
-
依托单位:
肺投与におけるペプチド性薬物の吸収改善に関する研究
-
批准号:03771739
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.51万
-
财政年份:1991
-
负责人:山本 昌
-
依托单位:
粘膜吸収部位におけるペプチドの安定性の評価と酵素阻害剤による吸収改善に関する研究
-
批准号:02771705
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1990
-
负责人:山本 昌
-
依托单位: