陰陽道の展開と浸透に関する民俗学的研究

阴阳术发展与渗透的民族志研究

基本信息

批准号：
06710184
负责人：
小池淳一
金额：
$ 0.58万
依托单位：
Hirosaki University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-06710184/
关键词：
暦方位観書物神楽行事三隣亡

项目摘要

民俗における陰陽道系知識の浸透と展開について本研究で明らかになったのは大別して次の4点である。第1は鹿児島県奄美地方における年中行事と干支によって表わされた方位観との密接な関連である。同地方の豊年祭りの相撲においてサスガン(殺生神)の所在する方角はモノシリやトネヤの管理者などの宗教的知識を持つ者によって占定されるが、こうした神格と知識とは陰陽道の方位観念の変容と考えられる。第2に沖縄県八重山地方における暦書の制作の問題が挙げられる。本土と著しく風土の異なる同地方において近世後半から日本と中国との暦書を参考に八重山独自の暦書を作成しようとする動きがあったことが見いだされた。書物を媒介にした陰陽道の知識の受容形態として注目すべきものである。第3は宮崎県高千穂地方における神楽に見られる陰陽道系要素である。神楽を歴史的に意味づける十二社明神(高千穂神社)の由来書には陰陽道系の知識が縦横に駆使されており、実際の神楽の執行においても従来注意されてきた修験道の祭式の中に陰陽道的な要素が多く見いださせることが明らかとなった。第4にこうした陰陽道の知識の浸透に大きな役割を果たしたと思われる近世近代の陰陽道書の内容検討と民族的な展開過程への見通しが挙げられる。具体的には『年中運気指南』(正徳5年・1715刊)の作者岡本一包子の伝説及びその内容の分析と近世以降一般化した暦注である三隣亡の民俗化との2つの方面からのアプローチである。前者によって近世医学の啓蒙的な部分と陰陽道との結びつき、後者によってさまざまな民俗的禁忌を取り込み、忌日から凶日へと展開してきた様相が明らかになった。第1〜第3の点については資料整理を進め、来年以降の研究発表を目指している。第4の点にかかわる成果は『宗教研究』(日本宗教学会)。『文経論叢』(弘前大学人文学部)に報告を試みた。

在这项研究中，关于民间传说中的Onmyodo知识的渗透和发展大致揭示了以下四点。第一个是在Kagoshima县Amami地区的年度事件与十二生肖表达的方向观点之间的密切关系。在同一地区的农业节上的相扑中，Sassangan（Setsusho God）所定的方向由具有宗教知识的人（例如Monoshiri和Toneya的行政人员）主导，但是这种神灵和知识可以被认为是Onmyodo方向概念的转变。其次，在冲绳县的Yaeyama地区存在日历书生产问题。有人发现，在该地区的气候与大陆有很大不同的气候，从现代晚期开始创建Yaeyama自己的日历书，指的是来自日本和中国的日历书。这是一种值得注意的形式，即通过书籍介导的Onmyodo知识接受。第三个是在宫崎骏县高乔地区的Kagura发现的Onmyodo元素。 12座神社（Takachiho Shrine）的原产是为Kagura赋予了历史含义，它在垂直和水平方式上都使用了Onmyodo的知识，并且已经揭示了许多在Shugendo仪式中发现了许多Onmyodo元素，这些仪式已在Kagura的实际实践中被警告过。第四，考虑到现代早期的Onmyodo书籍的内容，这些书籍似乎在Onmyodo的这种知识的传播中起着重要作用，以及对种族发展过程的前景。具体而言，这种方法来自两个角度：“ Year Time Fortune Guide”的作者Okamoto Kazuhako的传说和内容（于1715年，1999年出版），以及Mineko-E的民间传说，自现代早期以来就已经广泛化了。前者揭示了早期现代医学的启发性部分与Onmyodo之间的联系，而后者则揭示了已经采用了各种民间速度的外观，从而导致死亡发展到不幸的一天。关于第一点至第三点，我们正在努力组织材料，并旨在从明年开始进行研究。与第四点有关的结果是“宗教研究”（日本宗教研究学会）。我试图向“文学与经济学理论”报告（Hirosaki大学人文学院）。