環境汚染物質の口腔粘膜に及ぼす影響

环境污染物对口腔粘膜的影响

基本信息

批准号：
07771950
负责人：
川崎五郎
金额：
$ 0.7万
依托单位：
Nagasaki University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1995
资助国家：
日本
起止时间：
1995 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07771950/
关键词：
環境汚染物質口腔粘膜ライソゾームビタミンA 薬物代謝酵素

项目摘要

ddyマウスにPCB,PCDF,PCDDを投与し経日的に屠殺し舌,頬粘膜,歯肉の病理組織学的検討を行った。HE染色による光顕所見としては、腮序依存的に投与後7日をピークとして空胞変性等の変化がみられた。同様に、電顕的に空胞様変性,ライソゾームの変化、小胞体をはじめとする膜様構造物の変化がみられた.その変化の原因を調べるため、免疫組織化学的検討を行った。空胞様変性の周囲にcathepsinをはじめとするライソゾーム系酵素の集積がみられ、細胞内の様々な変化にライソゾーム酵素が関与ていることが示唆された。増殖因子及び接着分子に関する因子の細胞内局在は、対照群と比較し、変化がみられなかった。組織学的実験と同様の実験系で生化学的検討を行った。すなわち、屠殺したマウスより舌、歯肉、頬粘膜を切除し、ホモジナイズ後、各種酵素活性の測定を行った。組織変化のおこる前に、薬物代謝酵素(AHH,UADPH-cytahrome c reductase等)の上昇がみられ、ひき続き、ビタミンA及びβカロチンの量の減少がみられた。これらは肝や唾液肘における変化と同様のものと考えられた。又、組織変化と同時期にライソゾーム酵素の誘導がみられた。一方増殖因子、接着分子は大きな変化がみられなかった。以上のことより、有機塩素系化合物による口腔組織の変化は、ライソゾーム酵素及びビタミンAの欠乏によるところが大きいと考えられた。

对DDY小鼠进行PCB，PCDF和PCDD施用，并每天处死，并对舌，颊粘膜和牙龈进行组织病理学检查。 HE染色的浅尺度发现包括诸如液泡变性，以病变依赖性方式在给药后7天达到峰值。同样，观察到液泡变性，溶酶体变化以及膜状结构（例如内胞质型心室系统）的变化。进行了免疫组织化学研究，以研究这些变化的原因。在液泡样变性周围观察到溶酶体酶（例如组织蛋白酶）的积累，这表明溶酶体酶参与细胞内各种变化。与对照组相比，与粘附分子相关的生长因子和因子的亚细胞定位没有改变。使用与组织学实验相同的实验系统进行了生化研究。也就是说，舌，口香糖和颊粘膜是从处死的小鼠中切除的，在均质化后，测量了各种酶活性。在发生组织变化之前，药物代谢酶（AHH，UADPH-CYTAHROME C还原等）升高，并继续发生，导致维生素A和β-胡萝卜素的量减少。这些被认为类似于肝脏和唾液肘的变化。另外，与组织变化同时观察到溶酶体酶诱导。另一方面，在生长因子和粘附分子中未观察到重大变化。从以上，人们认为有机氯化合物引起的口腔组织的变化很大程度上是由于溶酶体酶和维生素A的缺乏。