分裂病モデルラットにおける逆耐性の形成過程でのシグマ受容体の関与について
分裂病モデルラットにおける逆耐性の形成過程でのシグマ受容体の関与について
批准号:
07770800
负责人:
田中 朋子
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1995
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1995 至 --
中文摘要
1、Methamphetamine (MAP)逆耐性現象は、精神分裂病の臨床経過の特徴である慢性・難治化と易再燃性との類似性から、その動物モデルとして、行動薬理学的、神経化学的に検討されてきた。MAPの作用機序からドパミン形の関与が考えられているが、グルタミン酸系、シグマ受容体系、セロトニン(5-HT)系の関与も注目されている。今回我々は、MAP逆耐性現象における5-HT_2受容体の関与を検討した。2、Wistar系雄性ラット(5週齡)を用いた。MAP反復投与(4mg/kg i. p., 10日間)の際、30分後に選択的5-HT_2アンタゴニストのritanserin (RIT、10mg/kg i. p. )を投与し、5日間の断薬後、MAP4mg/kgチャレンジテストを行った。その間、行動観察は、第1日目、3日目、7日目、10日目、チャレンジ日の5回行った。全ての行動観察終了断頭し、前頭葉皮質、線条体、黒質を含む中脳と海馬の4部位を得た。0.1N過塩素酸を加えホモジナイズした後遠心し得られた上清を、高速液体クロマトグラフィーで分離し、モノアミンとその代謝産物の組織内含量を測定した。3、今回の結果では、RITはMAP急性運動効果や、逆耐性の獲得と保持には影響を与えなかったので、MAP逆耐性現象に対して、5-HT_2受容体遮断は阻止も促進もしないと考えられる。しかし、RITの併用投与により、dopamine、homovanilic acid、5-HTの含量は、中脳部位で基礎値が上昇しており、RITを投与せずMAPチャレンジテストを行った群と比較すると有意に高値であった。このことは、RITは中脳ドパミンの活性を上昇させるという報告に合致しており、行動には現れない脳内の生化学的変化があると考えられた。
英文摘要
1、Methamphetamine (MAP)逆耐性現象は、精神分裂病の臨床経過の特徴である慢性・難治化と易再燃性との類似性から、その動物モデルとして、行動薬理学的、神経化学的に検討されてきた。MAPの作用機序からドパミン形の関与が考えられているが、グルタミン酸系、シグマ受容体系、セロトニン(5-HT)系の関与も注目されている。今回我々は、MAP逆耐性現象における5-HT_2受容体の関与を検討した。2、Wistar系雄性ラット(5週齡)を用いた。MAP反復投与(4mg/kg i. p., 10日間)の際、30分後に選択的5-HT_2アンタゴニストのritanserin (RIT、10mg/kg i. p. )を投与し、5日間の断薬後、MAP4mg/kgチャレンジテストを行った。その間、行動観察は、第1日目、3日目、7日目、10日目、チャレンジ日の5回行った。全ての行動観察終了断頭し、前頭葉皮質、線条体、黒質を含む中脳と海馬の4部位を得た。0.1N過塩素酸を加えホモジナイズした後遠心し得られた上清を、高速液体クロマトグラフィーで分離し、モノアミンとその代謝産物の組織内含量を測定した。3、今回の結果では、RITはMAP急性運動効果や、逆耐性の獲得と保持には影響を与えなかったので、MAP逆耐性現象に対して、5-HT_2受容体遮断は阻止も促進もしないと考えられる。しかし、RITの併用投与により、dopamine、homovanilic acid、5-HTの含量は、中脳部位で基礎値が上昇しており、RITを投与せずMAPチャレンジテストを行った群と比較すると有意に高値であった。このことは、RITは中脳ドパミンの活性を上昇させるという報告に合致しており、行動には現れない脳内の生化学的変化があると考えられた。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
田中朋子: "Methamphetamine逆耐性の形成過程に対する5-HT_2アンタゴニストの効果" NEUROSCIENCES. 21. 181-184 (1995)
Tomoko Tanaka:“5-HT_2 拮抗剂对甲基苯丙胺反向耐受形成过程的影响”NEUROSSCIENCES 21. 181-184 (1995)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
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