土の微小変形機構に着目した土質力学の再構築に関する総合的研究
土の微小変形機構に着目した土質力学の再構築に関する総合的研究
批准号:
08305016
负责人:
東畑 郁生
金额:
$13.44万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
财政年份:
1996
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1996 至 1998
中文摘要
現代の土質力学の理論体系は、実験室で人工的に再圧密して準備された粘土試料に対する精密な実験結果に基づいて構築されている。しかし近年、自然地盤の粘土の力学特性は、実験室で再圧密した試料のそれとは異なっていることが知られてきた。この違いは、自然地盤が非常に長い時間をかけて形成されているために、その間に化学的結合作用や二次圧密等のいわゆる年代効果を破り、粒子の構造が発達したことによるのであろう。しかし本研究の始まるまで、年代による粒子構造の変化を定量的に評価しようとした試みは存在しなかった。年代効果を実験室で短期間に再現する方法として、粘土を高温で再圧密する方法と化学的結合物質を粘土スラリーに混入して再圧密する方法とが、使用する機器の規格も含め、提案された。これらの内で高温圧密された粘土の挙動は、室温での結果に比べると異なっている。たとえば圧密時の体積収縮が激しく、二次圧密の急速な進展を示すこと、せん断剛性や強度が大きいことなどである。非排水せん断においては間隙水圧上昇が高温圧密によって小さくなること(強度の増加につながる)ことも過去には報告されてきたが、今回、過圧密粘土を用いて実験したところ、逆の結果が得られた。粘土を高温で圧密すると、粘土粒子表面に吸着されている水分子の熱運動のエネルギーが増え、吸着力に打ち勝って自由水化し、遂には外界へ排出されて圧密体積収縮につながる現象が、起りやすくなる。じつは室温でも同じ現象がきわめてゆっくりながらも継続しており、それが二次圧密の本質である、という仮説を立てた。この仮説を検証するために、排出される間隙水の化学分析を行なう既存の試みに加えて、交流電圧を負荷して電気二重層において粘土粒子と吸着水分子との間に作用しているクーロン力を断ち切る試みを行なった。これによって圧密は促進されたが同時に電気抵抗による温度上昇も起こり、温度に独立な観察を行なうには至らなかった。電子顕微鏡写真を使って粘土の微視的構造を探究することは、過去にも例が多い。しかし上述したように微視構造を定量化する方法が存在しなかった。本研究では顕微鏡写真の濃淡分布に着目し、これをスペクトル分析してみた。再圧密粘土および高温圧密粘土の水平/鉛直断面の写真を撮影し、それをスペクトル分析することによって、粒子の配向構造が検出できることがわかった。
英文摘要
現代の土質力学の理論体系は、実験室で人工的に再圧密して準備された粘土試料に対する精密な実験結果に基づいて構築されている。しかし近年、自然地盤の粘土の力学特性は、実験室で再圧密した試料のそれとは異なっていることが知られてきた。この違いは、自然地盤が非常に長い時間をかけて形成されているために、その間に化学的結合作用や二次圧密等のいわゆる年代効果を破り、粒子の構造が発達したことによるのであろう。しかし本研究の始まるまで、年代による粒子構造の変化を定量的に評価しようとした試みは存在しなかった。年代効果を実験室で短期間に再現する方法として、粘土を高温で再圧密する方法と化学的結合物質を粘土スラリーに混入して再圧密する方法とが、使用する機器の規格も含め、提案された。これらの内で高温圧密された粘土の挙動は、室温での結果に比べると異なっている。たとえば圧密時の体積収縮が激しく、二次圧密の急速な進展を示すこと、せん断剛性や強度が大きいことなどである。非排水せん断においては間隙水圧上昇が高温圧密によって小さくなること(強度の増加につながる)ことも過去には報告されてきたが、今回、過圧密粘土を用いて実験したところ、逆の結果が得られた。粘土を高温で圧密すると、粘土粒子表面に吸着されている水分子の熱運動のエネルギーが増え、吸着力に打ち勝って自由水化し、遂には外界へ排出されて圧密体積収縮につながる現象が、起りやすくなる。じつは室温でも同じ現象がきわめてゆっくりながらも継続しており、それが二次圧密の本質である、という仮説を立てた。この仮説を検証するために、排出される間隙水の化学分析を行なう既存の試みに加えて、交流電圧を負荷して電気二重層において粘土粒子と吸着水分子との間に作用しているクーロン力を断ち切る試みを行なった。これによって圧密は促進されたが同時に電気抵抗による温度上昇も起こり、温度に独立な観察を行なうには至らなかった。電子顕微鏡写真を使って粘土の微視的構造を探究することは、過去にも例が多い。しかし上述したように微視構造を定量化する方法が存在しなかった。本研究では顕微鏡写真の濃淡分布に着目し、これをスペクトル分析してみた。再圧密粘土および高温圧密粘土の水平/鉛直断面の写真を撮影し、それをスペクトル分析することによって、粒子の配向構造が検出できることがわかった。
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森脇武夫、和田陽子: "粘土の粒子配列構造と力学特性に及ぼす高温再圧密効果"土木学会第53回年次学術講演会講演概要集. 第3部(A). 408-409 (1998)
Takeo Moriwaki、Yoko Wada:“高温再固结对粘土颗粒排列结构和力学性能的影响”日本土木工程师学会第 53 届学术年会摘要第 3 部分(A)(1998 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
足立格一郎,荒木大介,森芳樹: "高温環境がせん断強さのひずみ速度依存性に与える影響とその背景・高温環境と土-粘土の微視構造から廃棄物の地中処分問題まで" シンポジウム発表論文集. 179-184 (1997)
Kakuichiro Adachi、Daisuke Araki、Yoshiki Mori:“高温环境对剪切强度应变率依赖性的影响及其背景,从高温环境和土壤-粘土的微观结构到废物地下处置问题”研讨会发表论文集。 179-184 (1997)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
福江正治、古河幸雄、今村昌義、須藤剛史: "ヨーロッパ各地の土の炭酸塩含有量"第3回地盤工学研究発表会講演集. 2の1. 359-360 (1998)
Masaharu Fukue、Yukio Furukawa、Masayoshi Imamura、Takeshi Sudo:“欧洲土壤碳酸盐含量”第三届岩土工程研究会议记录 2-1(1998)。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
森脇武夫・和田陽子: "粘土の粒子配列構造と力学特性に及ぼす高温再圧密効果" 土木学会第53回年次学術講演会講演概要集. 第3部(A). 408-409 (1998)
Takeo Moriwaki 和 Yoko Wada:“高温再固结对粘土颗粒排列结构和力学性能的影响”日本土木工程师学会第 53 届学术年会摘要第 3 部分(A)(1998 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
福江正治、湊太郎、伊藤友規、田中千晴: "正規圧密粘土の非排水せん断強さは圧密圧力依存か?"第3回地盤工学研究発表会講演集. 2の1. 581-582 (1998)
Masaharu Fukue、Taro Minato、Tomonori Ito、Chiharu Tanaka:“正常固结粘土的不排水抗剪强度是否取决于固结压力?”第三届岩土工程研究会议论文集 2-1(1998)。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 21 条
地中水の電気・化学的環境が地盤特性の長期的変位に及ぼす影響の研究
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批准号:07F07115
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.41万
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财政年份:2007
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负责人:東畑 郁生
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依托单位:
都市一般廃棄物地盤の変形力学およびその改良と固化技術の研究
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批准号:17656152
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2005
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负责人:東畑 郁生
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依托单位:
軟弱地盤中のトンネル等地下構造物の耐震性能実験と設計技術の研究
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批准号:04F04357
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2004
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负责人:東畑 郁生
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依托单位:
杭基礎のための液状化と地盤流動対策に関する模型振動台実験
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批准号:03F03241
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.96万
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财政年份:2003
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负责人:東畑 郁生
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依托单位:
杭基礎のための液状化と地盤流動対策に関する模型振動台実験
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批准号:03F00241
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.58万
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财政年份:2003
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负责人:東畑 郁生
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依托单位:
砂粒子の動きを直接観察するせん断実験
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批准号:09875112
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1997
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负责人:東畑 郁生
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依托单位:
海外基金