触媒抗体の触媒機能発見メカニズムの解明と活性向上を目指した改変
触媒抗体の触媒機能発見メカニズムの解明と活性向上を目指した改変
批准号:
10145206
负责人:
高橋 栄夫
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 --
中文摘要
エステル加水分解活性の異なる2種類の触媒抗体6D9,および9C10を研究対象とし、それらの安定同位体標識Fabを調製しNMR解析を行った.両抗体は反応速度解析の結果から、基質と遷移状態アナログ(TSA)に対する親和力の差が触媒活性を生み出す機構であることがわかっている.NMRより得られた構造情報を比較・解析することにより,触媒反応に必要な抗原結合部位の特性について考察した.1)6D9の触媒活性発現に重要な残基であるHis27d(L)の側鎖NHのNMRシグナルを解析したところ,His27d(L)とTSAのリン酸エステルの酸素原子との間に水素結合が形成されていることが判明した.6D9と基質との結合,および9C10における基質・TSA結合の際は、水素結合の形成は観測されなかった.したがって、6D9では,基質とTSAのエステル部分の化学構造の識別にHiS27d(L)が、水素結合を通して主要な役割を果たしていると考えた.2)基質とTSAはともに2個の芳香環を有するもののエステル部分の原子軌道は,それぞれsp2およびsp3と異なる.したがって、抗体に結合した状態では,基質とTSAでは反応中心を挟んだ2個の芳香環の相対配置が異なる立体構造をとる.NMR解析の結果,9C10結合状態では、TSAの4-((trifluoroacetyl)amino)phenyl)環の回転運動が抑制されるのに対し,nitorophenyl環の回転運動は抑制されていなかった.一方6D9においては、TSAの2個の芳香環の回転運動がともに抑制され,抗原認識において両芳香環がともに重要な役割を果たすことが明らかになった.これらの知見より、両芳香環をともに認識する6D9では,基質とTSAの立体構造の差を鋭敏に識別することにより親和力の差を生み出し,その結果,高い酵素活性を発揮すると考えた.
英文摘要
エステル加水分解活性の異なる2種類の触媒抗体6D9,および9C10を研究対象とし、それらの安定同位体標識Fabを調製しNMR解析を行った.両抗体は反応速度解析の結果から、基質と遷移状態アナログ(TSA)に対する親和力の差が触媒活性を生み出す機構であることがわかっている.NMRより得られた構造情報を比較・解析することにより,触媒反応に必要な抗原結合部位の特性について考察した.1)6D9の触媒活性発現に重要な残基であるHis27d(L)の側鎖NHのNMRシグナルを解析したところ,His27d(L)とTSAのリン酸エステルの酸素原子との間に水素結合が形成されていることが判明した.6D9と基質との結合,および9C10における基質・TSA結合の際は、水素結合の形成は観測されなかった.したがって、6D9では,基質とTSAのエステル部分の化学構造の識別にHiS27d(L)が、水素結合を通して主要な役割を果たしていると考えた.2)基質とTSAはともに2個の芳香環を有するもののエステル部分の原子軌道は,それぞれsp2およびsp3と異なる.したがって、抗体に結合した状態では,基質とTSAでは反応中心を挟んだ2個の芳香環の相対配置が異なる立体構造をとる.NMR解析の結果,9C10結合状態では、TSAの4-((trifluoroacetyl)amino)phenyl)環の回転運動が抑制されるのに対し,nitorophenyl環の回転運動は抑制されていなかった.一方6D9においては、TSAの2個の芳香環の回転運動がともに抑制され,抗原認識において両芳香環がともに重要な役割を果たすことが明らかになった.これらの知見より、両芳香環をともに認識する6D9では,基質とTSAの立体構造の差を鋭敏に識別することにより親和力の差を生み出し,その結果,高い酵素活性を発揮すると考えた.
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
N.Shinobu et al: "Determination of Protonation and Deprotonation Forms and Tantomeric States of Histidive Residues in Large Proteins Using Nitrogen-Carbon J Couplings in Imidagale Ring" J.Am.Chem.Soc.120. 10988-10989 (1998)
N.Shinobu 等人:“使用咪达加环中的氮-碳 J 偶联测定大蛋白中组氨酸残基的质子化和去质子化形式以及串联状态”J.Am.Chem.Soc.120。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
光照射溶液NMR法による光駆動膜タンパク質の過渡的中間体の検出と動的構造解析
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批准号:23K05668
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:高橋 栄夫
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依托单位:
生命システム解明を目指したNMRによる生体分子間相互作用解析法の開発
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批准号:14011262
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.14万
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财政年份:2002
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负责人:高橋 栄夫
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依托单位:
生命システム解明を目指したNMRによる生体分子間相互作用解析法の開発
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批准号:13202018
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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资助金额:$3.78万
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财政年份:2001
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负责人:高橋 栄夫
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依托单位:
NMRを用いたタンパク質分子に内在するダイナミックスと機能発現の研究
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批准号:10157204
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$0.83万
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财政年份:1998
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负责人:高橋 栄夫
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依托单位:
NMRを用いたタンパク質分子に内在するダイナミックスと機能発現の研究
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批准号:09261203
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1997
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负责人:高橋 栄夫
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依托单位:
国内基金
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分子筛催化甲醇转化中活性位动态变化机制的固体NMR研究
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批准号:22502216
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资助金额:30.00万元
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批准年份:2025
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批准号:22504159
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项目类别:青年科学基金项目(C类)
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资助金额:30.00万元
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批准年份:2025
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批准年份:2025
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资助金额:--
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批准年份:2025
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批准号:32572472
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资助金额:50.00万元
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项目类别:面上项目
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批准年份:2025
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项目类别:面上项目
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