NMRを用いたタンパク質分子に内在するダイナミックスと機能発現の研究
NMRを用いたタンパク質分子に内在するダイナミックスと機能発現の研究
批准号:
10157204
负责人:
高橋 栄夫
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 --
中文摘要
我々は抗ダンシル抗体を酵素消化することにより得られるFvフラグメントを用いて,抗原認識機構の高次構造解析を行ってきた.昨年までのNMR,および速度論的手法を中心とする解析により,抗ダンシルFvの抗原結合部位を形成しているH3ループは,ハプテン非存在下において2種類のコンホメーションをとり,16(s^<-1>)の平均交換速度で移り変わっているが,ハプテン存在下では1種類のコンホメーションに収束することを明らかにしてきた.本年度は,抗原結合部位の示す動的構造と機能の相関について,より深い理解を得るために,抗ダンシルFvの大腸菌発現系の構築・部位特異変異体の作成を行い,それらの安定同位体標識NMRおよび蛍光測定法による解析を進めた.抗ダンシル抗体産生ハイブリドーマからRT-PCR法によりV_H,V_Lドメインをそれぞれコードする遺伝子を合成した.その遺伝子を個別に発現用ベクターに組み込み大腸菌発現系を構築し,V_H,V_Lを封入体として得た.次いでこれらの封入体蛋白質を変性剤存在下で等量混合し,段階的に変性剤濃度を低下させることにより,Fvを再構成した.その結果,V_H,V_Lドメイン各々1Lの培養から約3mgのへテロダイマーFvが得られた.また,ハプテンの認識に主要な役割を果たすH3ループに存在するTyr残基の部位特異変異体を作成した.蛍光測定により,得られたリコンビナントFv(WT)は,酵素消化により得られたFvと同様の結合能を有することが判明した.また,H鎖Y96F変異体(Y96F)の結合定数は,WTと比較し1/5に低下していた.Y96FのNMR解析の結果,WTで観測されていた2種類のコンホメーションに対応するNMRシグナルが,Y96Fでは観測されなかった.したがって,Tyr96の両親媒性が,抗原結合部位に存在する構造多形現象および結合能に関与していることが示唆された.
英文摘要
我々は抗ダンシル抗体を酵素消化することにより得られるFvフラグメントを用いて,抗原認識機構の高次構造解析を行ってきた.昨年までのNMR,および速度論的手法を中心とする解析により,抗ダンシルFvの抗原結合部位を形成しているH3ループは,ハプテン非存在下において2種類のコンホメーションをとり,16(s^<-1>)の平均交換速度で移り変わっているが,ハプテン存在下では1種類のコンホメーションに収束することを明らかにしてきた.本年度は,抗原結合部位の示す動的構造と機能の相関について,より深い理解を得るために,抗ダンシルFvの大腸菌発現系の構築・部位特異変異体の作成を行い,それらの安定同位体標識NMRおよび蛍光測定法による解析を進めた.抗ダンシル抗体産生ハイブリドーマからRT-PCR法によりV_H,V_Lドメインをそれぞれコードする遺伝子を合成した.その遺伝子を個別に発現用ベクターに組み込み大腸菌発現系を構築し,V_H,V_Lを封入体として得た.次いでこれらの封入体蛋白質を変性剤存在下で等量混合し,段階的に変性剤濃度を低下させることにより,Fvを再構成した.その結果,V_H,V_Lドメイン各々1Lの培養から約3mgのへテロダイマーFvが得られた.また,ハプテンの認識に主要な役割を果たすH3ループに存在するTyr残基の部位特異変異体を作成した.蛍光測定により,得られたリコンビナントFv(WT)は,酵素消化により得られたFvと同様の結合能を有することが判明した.また,H鎖Y96F変異体(Y96F)の結合定数は,WTと比較し1/5に低下していた.Y96FのNMR解析の結果,WTで観測されていた2種類のコンホメーションに対応するNMRシグナルが,Y96Fでは観測されなかった.したがって,Tyr96の両親媒性が,抗原結合部位に存在する構造多形現象および結合能に関与していることが示唆された.
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
N.Shinba et al: "Determination of Protonation and Deprotonation Forms and Tautomeric States of Histidine Residues in large Proteins Using Nitrogen-Carbon J Couplings in Imidazole Ring" J.Am.Chem.Soc.120. 10988-10989 (1998)
N.Shinba 等人:“使用咪唑环中的氮-碳 J 偶联测定大型蛋白质中组氨酸残基的质子化和去质子化形式以及互变异构状态”J.Am.Chem.Soc.120。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
光照射溶液NMR法による光駆動膜タンパク質の過渡的中間体の検出と動的構造解析
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批准号:23K05668
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:高橋 栄夫
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依托单位:
生命システム解明を目指したNMRによる生体分子間相互作用解析法の開発
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批准号:14011262
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.14万
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财政年份:2002
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负责人:高橋 栄夫
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依托单位:
生命システム解明を目指したNMRによる生体分子間相互作用解析法の開発
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批准号:13202018
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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资助金额:$3.78万
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财政年份:2001
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负责人:高橋 栄夫
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依托单位:
触媒抗体の触媒機能発見メカニズムの解明と活性向上を目指した改変
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批准号:10145206
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1998
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负责人:高橋 栄夫
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依托单位:
NMRを用いたタンパク質分子に内在するダイナミックスと機能発現の研究
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批准号:09261203
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1997
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负责人:高橋 栄夫
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依托单位:
国内基金
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分子筛催化甲醇转化中活性位动态变化机制的固体NMR研究
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批准号:22502216
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资助金额:30.00万元
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批准年份:2025
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批准年份:2025
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