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海馬に特異的な遺伝子発現:αカムキナーゼII遺伝子の発現調節

海马特异性基因表达：α-camkinase II 基因表达的调节

基本信息

批准号：
10156229
负责人：
山内卓
金额：
$ 1.02万
依托单位：
The University of Tokushima
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
1998
资助国家：
日本
起止时间：
1998 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

Ca^<2+>/カルモデュリン依存性プロテインキナーゼII(カムキナーゼII)は、生後の脳の発達過程において、神経回路形成が盛んになる時期に、神経特異的に発現が急速に高まることが知られている。カムキナーゼII遺伝子の転写調節領域の構造、および、転写調節因子の構造と作用などを調べることは、脳特異的、発達段階特異的な遺伝子発現の機構を分子レベルで明らかにし、脳の発達における神経回路の組織化を制御する分子機構の理解を深めるために重要である。本研究では、カムキナーゼII遺伝子の構造と転写調節領域を解析し、以下のことが明らかとなった。(1)本酵素の遺伝子構造の解明に成功し、哺乳類のカムキナーゼII遺伝子の全体構造が始めて明らかとなった。αカムキナーゼIIcDNAのコーディング領域は約1.4kbpであるが、遺伝子は全長50kbp以上におよぶ巨大なものであり、18個のエキソンに分断されるという複雑な構造をもつ。(2)αカムキナーゼII遺伝子の転写調節領域と考えられる部位をルシフェラーゼ遺伝子に接続し、レポーター遺伝子を構築した。これを、従来の神経芽細胞(Nb2a)、および、新しく株化したNF83細胞に導入し、ルシフェラーゼ活性を測定し転写に必要な領域を解析した。その結果、転写開始部位の上流約180bpに、神経細胞に特異的な強いプロモーター活性が存在することが明かになった。(3)さらに上流を含む場合にはプロモーター活性が抑制されサイレンサーエレメントの存在が予測された。

Ca^<2+>/ The structure and function of gene regulatory domain of gene II is very important for understanding molecular mechanism of gene expression, which is specific and reaches stage specific. In this study, we analyzed the structure and regulatory domain of the gene, and discussed the following issues. (1)The enzyme gene structure was successfully interpreted, and the whole structure of mammalian gene was successfully interpreted.α(2)αThis is the analysis of the necessary fields for the determination of the activity of Nb2a, Nb2b and Nf83 cells introduced into these cells. As a result, there was a strong neurocyte-specific activity about 180bp upstream of the start site. (3)In this case, the activity of the enzyme is inhibited and the existence of the enzyme is predicted.