课题基金 / 基金详情

HIV感染による宿主側免疫機構の破綻とその制御

HIV感染による宿主側免疫機構の破綻とその制御
HIV感染导致宿主免疫系统崩溃及其控制
批准号:
10180231
负责人:
坂根 剛
金额:
$1.15万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 --

项目摘要

项目成果

坂根 剛的其他基金

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
HIV感染によるサイトカインの動態は複雑であるが、AIDSに進展する病態ではTh1型反応の障害が関連すると考えられている。本年度はTh1型細胞に特異的に発現するTecファミリーのチロシンリン酸化蛋白Txkに着目し、Th1型細胞の活性化経路におけるTxkの役割を解析した。ウエスタンブロッティング法によりリンパ球サブセットにおけるTxkの発現を検討すると、リンパ球系腫瘍細胞株、末梢血リンパ球いずれにおいてもT細胞系にのみTxkの発現を認めた。末梢血リンパ球より樹立した抗原特異的T細胞株のTxkの発現は、Thl型細胞で陽性、Th2型細胞で陰性であった。Jurkat細胞にTxk発現ベクターpME18S-Txkをトランスフェクトすると、Txk蛋白の発現が著明に増加した。このトランスフェクタントをPHA+PMAで刺激すると、IFN-γ産生の著しい増加が観察されたが、IL-2,IL-4の産生には全く影響を与えなかった。さらにTxkアンチセンスのサイトカイン産生に及ぼす影響を検討した。末梢血T細胞にTxkアンチセンスを添加すると、48時間後にはTxk蛋白の発現は著明に減弱した。このアンチセンス存在下で、PHA刺激末梢血リンパ球によるIFN-γの産生は抑制されたが、IL-4の産生には影響がなかった。また、抗原特異的T細胞株に対してもTh1,Th0型によるIFN-γの産生は選択的に抑制されたが、Th0型によるIL-4産生には影響がなかった。これらの成績はTxkがTh1型サイトカインの産生機序に関与することを示している。次にT細胞でのTxk発現に対するサイトカインの影響を検討した。末梢血T細胞にIL-2を添加してもTxkの発現は変化しなかったが、Th1型細胞の分化を誘導するIL-12により増強し、Th2型細胞の分化を誘導するIL-4により抑制された。またJurkat細胞株をPHAで刺激すると、1時間後にTxkの細胞質内から核内への移行が確認された。Txkは核移行シグナルと考えられる構造をもつことを考え併せると、Txkはリン酸化蛋白としてだけでなく転写因子としても機能している可能性が考えられた。以上の成績より、TxkはTh1型細胞の分化と関連し、Th1型サイトカインの産生を誘導するチロシンキナーゼ活性を持つ転写因子として機能していると考えられた。今後、HIVにおける複雑なサイトカインネットワークをTxkを中心にした単純なネットワークに置き換え、Txk発現系修飾によるHIV感染症の治療に応用すべく検討を続ける予定である。
英文摘要
HIV感染によるサイトカインの動態は複雑であるが、AIDSに進展する病態ではTh1型反応の障害が関連すると考えられている。本年度はTh1型細胞に特異的に発現するTecファミリーのチロシンリン酸化蛋白Txkに着目し、Th1型細胞の活性化経路におけるTxkの役割を解析した。ウエスタンブロッティング法によりリンパ球サブセットにおけるTxkの発現を検討すると、リンパ球系腫瘍細胞株、末梢血リンパ球いずれにおいてもT細胞系にのみTxkの発現を認めた。末梢血リンパ球より樹立した抗原特異的T細胞株のTxkの発現は、Thl型細胞で陽性、Th2型細胞で陰性であった。Jurkat細胞にTxk発現ベクターpME18S-Txkをトランスフェクトすると、Txk蛋白の発現が著明に増加した。このトランスフェクタントをPHA+PMAで刺激すると、IFN-γ産生の著しい増加が観察されたが、IL-2,IL-4の産生には全く影響を与えなかった。さらにTxkアンチセンスのサイトカイン産生に及ぼす影響を検討した。末梢血T細胞にTxkアンチセンスを添加すると、48時間後にはTxk蛋白の発現は著明に減弱した。このアンチセンス存在下で、PHA刺激末梢血リンパ球によるIFN-γの産生は抑制されたが、IL-4の産生には影響がなかった。また、抗原特異的T細胞株に対してもTh1,Th0型によるIFN-γの産生は選択的に抑制されたが、Th0型によるIL-4産生には影響がなかった。これらの成績はTxkがTh1型サイトカインの産生機序に関与することを示している。次にT細胞でのTxk発現に対するサイトカインの影響を検討した。末梢血T細胞にIL-2を添加してもTxkの発現は変化しなかったが、Th1型細胞の分化を誘導するIL-12により増強し、Th2型細胞の分化を誘導するIL-4により抑制された。またJurkat細胞株をPHAで刺激すると、1時間後にTxkの細胞質内から核内への移行が確認された。Txkは核移行シグナルと考えられる構造をもつことを考え併せると、Txkはリン酸化蛋白としてだけでなく転写因子としても機能している可能性が考えられた。以上の成績より、TxkはTh1型細胞の分化と関連し、Th1型サイトカインの産生を誘導するチロシンキナーゼ活性を持つ転写因子として機能していると考えられた。今後、HIVにおける複雑なサイトカインネットワークをTxkを中心にした単純なネットワークに置き換え、Txk発現系修飾によるHIV感染症の治療に応用すべく検討を続ける予定である。
期刊论文(12)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Kouno,Y.,Minoguchi,K.,Sakane,T.,et al.: "Effect of rush immunotherapy on airway inflammation and airway hyperresponsiveness after bronchoprovocation with allergen in asthma" J.Allergy Clin.Immunol.102. 927-937 (1998)
Kouno,Y.,Minoguchi,K.,Sakane,T.,等人:“急速免疫疗法对哮喘过敏原支气管激发后气道炎症和气道高反应性的影响”J.Allergy Clin.Immunol.102。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
Takeno,M.,Kashiwakura,J.,Sakane,T.,et al.: "The female X-inactivation mosaic in SLE" Immunol.Today. 20. 152-153 (1999)
Takeno,M.、Kashiwakura,J.、Sakane,T.等人:“SLE 中的女性 X 失活镶嵌”Immunol.Today。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
坂根剛、永渕裕子: "自己免疫疾患の臨床'98(I):治療法の進歩:血管炎症候群と抗凝固療法" 最新医学. 53(3月増刊号). 727-734 (1998)
Tsuyoshi Sakane、Yuko Nagabuchi:“临床自身免疫性疾病 98 (I):治疗进展:血管炎综合征和抗凝治疗”现代医学 53(3 月特刊)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
Suzuki,N.,Wakisaka,S.,Sakane,T.,et al.: "Effects of cigarette smoking on Fas/Fas ligand expression of human lymphocytes" Cell.Immunol.(in press). (1999)
Suzuki,N.、Wakisaka,S.、Sakane,T. 等人:“吸烟对人类淋巴细胞 Fas/Fas 配体表达的影响”Cell.Immunol.(出版中)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
共 12 条
    Jun-D遺伝子導入による慢性関節リウマチの治療に関する基礎的研究
    自己免疫病の病因に関する研究:B細胞機能の異常亢進に可溶性T細胞因子の果たす役割
    • 批准号:
      59480200
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
    • 资助金额:
      $4.54万
    • 财政年份:
      1984
    • 负责人:
      坂根 剛
    • 依托单位:
    自己免疫病患者における免疫ネットワークの異常とその是正
    • 批准号:
      57570256
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
    • 资助金额:
      $1.22万
    • 财政年份:
      1982
    • 负责人:
      坂根 剛
    • 依托单位:
    海外基金