高密度プロチウム合金におけるプロチウム移動機構の解明
高密度プロチウム合金におけるプロチウム移動機構の解明
批准号:
11135209
负责人:
伊藤 吾朗
金额:
$1.15万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 --
中文摘要
高密度プロチウム合金ではまだ試みられていない水素マイクロプリント(HMP)法とナノインデンテーション法による実験的解析により,プロチウムの移動経路,移動機構をまず現象論的に明らかにすることを目的とした。HMP法では,プロチウムを含む試料の表面を写真乳剤で被覆した後,試料内部から移動し表面で放出されるプロチウムの還元作用を利用し,反応により生じる銀粒子を下地の試料の金属組織と対応させて観察することにより,移動するプロチウムの分布を可視化できる。一方ナノインデンテーション試験では,荷重-変位曲線から弾性係数や硬さが求められ,またプロチウムが固溶したり,水素化物を作れば,固溶軟化を生じたり,結合様式の変化に伴う弾性率変化を生じることが分かっているので,局所的な水素の固溶や水素化物形成が検出可能となる。試料は,高周波誘導溶解・金型鋳造により作製したMg_2Ni系合金鋳塊である。この鋳塊に対してジーベルツ型の装置を用いて,250℃,0.9MPaでプロチウムを約0.1mass%吸蔵させた。この試料を研磨後,光学顕微鏡で試料表面組織を確認しながら,三角錐圧子を用いてナノインデンテーション試験を行った。その結果,プロチウムを吸蔵しないとされるMgNi_2相に比べて,プロチウムを吸蔵するMg_2Ni相のほうが軟らかいことが分かった。次にHMP法を行うために,上記試料表面に写真乳剤を被覆し,吸蔵したプロチウムを放出させる目的で,室温の真空中に24h保持した。そして試料とともに,現像・定着を行い,SEMにより試料表面を観察した。観察の結果,Mg_2Ni/MgNi_2界面を経路としてプロチウムが移動すると推察された。ただし,この系の合金の限界近くまでプロチウムを吸蔵させた場合の移動経路については,今後さらに詳しく検討する必要があると思われた。
英文摘要
高密度プロチウム合金ではまだ試みられていない水素マイクロプリント(HMP)法とナノインデンテーション法による実験的解析により,プロチウムの移動経路,移動機構をまず現象論的に明らかにすることを目的とした。HMP法では,プロチウムを含む試料の表面を写真乳剤で被覆した後,試料内部から移動し表面で放出されるプロチウムの還元作用を利用し,反応により生じる銀粒子を下地の試料の金属組織と対応させて観察することにより,移動するプロチウムの分布を可視化できる。一方ナノインデンテーション試験では,荷重-変位曲線から弾性係数や硬さが求められ,またプロチウムが固溶したり,水素化物を作れば,固溶軟化を生じたり,結合様式の変化に伴う弾性率変化を生じることが分かっているので,局所的な水素の固溶や水素化物形成が検出可能となる。試料は,高周波誘導溶解・金型鋳造により作製したMg_2Ni系合金鋳塊である。この鋳塊に対してジーベルツ型の装置を用いて,250℃,0.9MPaでプロチウムを約0.1mass%吸蔵させた。この試料を研磨後,光学顕微鏡で試料表面組織を確認しながら,三角錐圧子を用いてナノインデンテーション試験を行った。その結果,プロチウムを吸蔵しないとされるMgNi_2相に比べて,プロチウムを吸蔵するMg_2Ni相のほうが軟らかいことが分かった。次にHMP法を行うために,上記試料表面に写真乳剤を被覆し,吸蔵したプロチウムを放出させる目的で,室温の真空中に24h保持した。そして試料とともに,現像・定着を行い,SEMにより試料表面を観察した。観察の結果,Mg_2Ni/MgNi_2界面を経路としてプロチウムが移動すると推察された。ただし,この系の合金の限界近くまでプロチウムを吸蔵させた場合の移動経路については,今後さらに詳しく検討する必要があると思われた。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Analysis on the sites of existence and paths of migration for hydrogen in metallic materials for structural use by means of some visualization techniques
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批准号:20K05128
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2020
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负责人:伊藤 吾朗
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依托单位:
児童と教師のための機械的・工学的ものづくり教育プログラムの開発
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批准号:17011010
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.93万
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财政年份:2005
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负责人:伊藤 吾朗
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依托单位:
極微細配線の信頼性に関する金属材料学的研究
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批准号:13025209
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2001
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负责人:伊藤 吾朗
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依托单位:
高密度プロチウム合金におけるプロチウム移動機構の解明
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批准号:12022213
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2000
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负责人:伊藤 吾朗
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依托单位:
金属間化合物基材料における水素の挙動解析
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批准号:03750555
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1991
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负责人:伊藤 吾朗
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依托单位:
Al-Mg合金における微量不純物元素の挙動解析
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批准号:01750696
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1989
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负责人:伊藤 吾朗
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依托单位:
チタンおよびチタン合金の耐酸化性向に関する研究
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批准号:62750696
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1987
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负责人:伊藤 吾朗
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依托单位:
展伸用高濃度 Al-Mg 系合金の開発に関する基礎的研究
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批准号:60750694
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1985
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负责人:伊藤 吾朗
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依托单位:
耐熱アルミニウム合金の開発に関する基礎的研究
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批准号:58750595
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1983
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负责人:伊藤 吾朗
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依托单位:
海外基金