TGF-β産生抑制と宿主免疫増強を目的とした低用量癌化学療法の開発
TGF-β産生抑制と宿主免疫増強を目的とした低用量癌化学療法の開発
批准号:
11140204
负责人:
細川 真澄男
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 --
中文摘要
低用量癌化学療法が担癌宿主の抗腫瘍免疫応答性を増強する機序を解析することにより、癌治療の完成と癌患者のQuality of life(QOL)の維持に資する基本概念を構築することを目的として研究した結果、次の成績を得た。1)可移植性肝細胞癌KDH-8担癌WKAHラットを階段希釈した各種抗癌剤で治療した結果に基づき、腫瘤の縮小と肺転移の抑制が見られたbleomycin(BLM, 5mg/kg, i.p.)を腫瘍移植後14日目に投与する条件で以下の免疫学的検索を実施した。2)非治療群では低下するTh1型サイトカイン(IL-2、IFN-γ、TNF-α)産生能がBLM治療により維持された。3)担癌21日目の腫瘍組織に検出されたTGF-βがBLM治療により有為に減弱していた。4)正常ラットの脾細胞のIL-2産生能または腹腔マクロファージ(MΦ)の腫瘍細胞傷害活性およびnitric oxide(NO)産生が非治療群腫瘍組織の粗抽出液によって抑制され、その抑制作用は抗TGF-β抗体添加により消失した。しいし、BLM治療群腫瘍組織の粗抽出液によっては抑制されなかった。5)KDH-8細胞培養上清中にTGF-βが検出され、上記免疫反応を抑制したが、培養眼細胞に損害を与えない程度の低用量のBLM(10μg/m1)6時間処理後24時間の培養上清のTGF-β量は抑制作用を示さないレベルまで減少した。6)ヒト培養大腸癌6株、肺癌2株、頭頚部扁平上皮癌2株の全株においてTGF-β産生が観察され、これらTGF-β産生が低用量のBLM処理により抑制されるという予備的実験結果を得た。また、大腸癌組織3例中1例でTGF-β1遺伝子の発現が観察された。以上の成果は、低用量癌化学療法が癌細胞のTGF-β産生を選択的に抑制することを介して、担癌により低下してくる抗腫瘍免疫応答性を回復させうることを示している。予備実験により示唆された様に、ヒトの癌細胞も高頻度にTGF-βを産生している可能性があり、本研究の成果を臨床に応用するためには、実際に低用量化学療法を受けた奨励の癌細胞のTGF-β遺伝子の発現の変化を検証する必要がある。
英文摘要
低用量癌化学療法が担癌宿主の抗腫瘍免疫応答性を増強する機序を解析することにより、癌治療の完成と癌患者のQuality of life(QOL)の維持に資する基本概念を構築することを目的として研究した結果、次の成績を得た。1)可移植性肝細胞癌KDH-8担癌WKAHラットを階段希釈した各種抗癌剤で治療した結果に基づき、腫瘤の縮小と肺転移の抑制が見られたbleomycin(BLM, 5mg/kg, i.p.)を腫瘍移植後14日目に投与する条件で以下の免疫学的検索を実施した。2)非治療群では低下するTh1型サイトカイン(IL-2、IFN-γ、TNF-α)産生能がBLM治療により維持された。3)担癌21日目の腫瘍組織に検出されたTGF-βがBLM治療により有為に減弱していた。4)正常ラットの脾細胞のIL-2産生能または腹腔マクロファージ(MΦ)の腫瘍細胞傷害活性およびnitric oxide(NO)産生が非治療群腫瘍組織の粗抽出液によって抑制され、その抑制作用は抗TGF-β抗体添加により消失した。しいし、BLM治療群腫瘍組織の粗抽出液によっては抑制されなかった。5)KDH-8細胞培養上清中にTGF-βが検出され、上記免疫反応を抑制したが、培養眼細胞に損害を与えない程度の低用量のBLM(10μg/m1)6時間処理後24時間の培養上清のTGF-β量は抑制作用を示さないレベルまで減少した。6)ヒト培養大腸癌6株、肺癌2株、頭頚部扁平上皮癌2株の全株においてTGF-β産生が観察され、これらTGF-β産生が低用量のBLM処理により抑制されるという予備的実験結果を得た。また、大腸癌組織3例中1例でTGF-β1遺伝子の発現が観察された。以上の成果は、低用量癌化学療法が癌細胞のTGF-β産生を選択的に抑制することを介して、担癌により低下してくる抗腫瘍免疫応答性を回復させうることを示している。予備実験により示唆された様に、ヒトの癌細胞も高頻度にTGF-βを産生している可能性があり、本研究の成果を臨床に応用するためには、実際に低用量化学療法を受けた奨励の癌細胞のTGF-β遺伝子の発現の変化を検証する必要がある。
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細川真澄男: "新しい癌検疫化学療法の指針 QOLを重視した癌薬物療法"佐治重豊、峠 哲也 編、医ジャーナル社. 6 of 291 (1999)
Masio Hosokawa:“癌症检疫化疗新指南:强调生活质量的癌症药物治疗”Shigetoyo Saji 和 Tetsuya Toge(编辑),Ijournalsha 6 of 291 (1999)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Imai K., Kobayashi M., Hosokawa M., et al.: "Selective transendothelial migration of hematopoietic progenitor cell : A role in homing of progenitor cells"Blood. 93(1). 149-156 (1999)
Imai K.、Kobayashi M.、Hosokawa M. 等人:“造血祖细胞的选择性跨内皮迁移:祖细胞归巢中的作用”血液。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Imai K., Kobayashi M., Hosokawa M., et al.: "Selective secretion of chemoattractants for haematopoietic progenitor cells by bone marrow endothelial cells : a possible role in homing of haematopoietic progenitor cells to bone marrow"Br.J.Haematol.. 106. 90
Imai K.、Kobayashi M.、Hosokawa M. 等人:“骨髓内皮细胞选择性分泌造血祖细胞化学引诱剂:造血祖细胞归巢到骨髓中的可能作用”Br.J.Haematol。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Hashimoto S., Hosokawa M., Kobayashi M., et al.: "The suppresion of metastases and the change in host immune response after low-dose total-body irradiation in tumor-bearing rats"Radiation Res.. 151. 717-724 (1999)
Hashimoto S.、Hosokawa M.、Kobayashi M. 等人:“荷瘤大鼠低剂量全身照射后转移的抑制和宿主免疫反应的变化”Radiation Res.. 151. 717-
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Okada F., Hosokawa M., et al.: "Inflammatory cell-mediated tumor progression and minisatellite mutation correlated with the decrease of antioxidative enzymes in murine fibrosarcoma cells"Br.J.Cancer. 79(3/4). 377-385 (1999)
Okada F.、Hosokawa M. 等人:“炎症细胞介导的肿瘤进展和小卫星突变与鼠纤维肉瘤细胞中抗氧化酶的减少相关”Br.J.Cancer。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 7 条
癌細胞産生TGF-βの低用量癌化学療法による抑制を利用した担癌宿主免疫能の回復
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批准号:12217006
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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资助金额:$3.14万
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财政年份:2000
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负责人:細川 真澄男
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依托单位:
LAK細胞の癌組織集積性を増強するサイトカインの精製とその遺伝子の同定
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批准号:05152004
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项目类别:Grant-in-Aid for Cancer Research
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资助金额:$2.56万
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财政年份:1993
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负责人:細川 真澄男
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依托单位: