単分子膜からポリシラン薄膜への光情報転写と増幅作用

单分子膜到聚硅烷薄膜的光学信息传递和放大效应

基本信息

批准号：
11167230
负责人：
関隆広
金额：
$ 2.24万
依托单位：
Tokyo Institute of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

项目摘要

本特定領域研究では、高分子鎖の自己組織化作用に同様な原理を展開した系を扱っている。光応答性のアゾベンゼン(Az)単分子膜を基板上に調製し、その上にポリシラン(ポリジヘキシルシラン(PDHS))のスピンキャスト膜を調製した際、PDHS膜の結晶化速度および、膜面内の主鎖配向が偏光照射によって制御されることが最近わかり、この現象の理解に向けた検討を進めている。Az単分子膜への偏光照射によって誘起されるPDHSの主鎖面内配向挙動について、昨年度は、配向の最適化条件等にかかる検討を行ってきた。今年度は、原子間力顕微鏡を用いてPDHS膜のモルフォロジーに着目し、PDHS膜の膜厚、アニーリングが表面形態に及ぼす影響を検討した。PDHS膜の膜厚を変化(10〜100nm)させることで、PDHS主鎖の配向度に変化がみられた。膜厚が厚くなるにつれ、配向度は低下した。しかしながら、熱処理→結晶化を施すことによって、膜厚100nmのPDHS薄膜のSは0.55に向上し、その配向度は25nmのPDHS薄膜のS=0.56と同程度となった。熱処理前には、とくに膜厚の大きな試料においては、Az表面の影響を受けた配向は膜全体に及ばず、熱処理→結晶化によっておそらく膜全体に表面の効果が及んだものと推察される。

该特定领域的研究涉及为聚合物链自组装作用的类似原理的系统。当在底物上制备光反应偶氮（AZ）单层，并制备了多甲基硅烷（Polydhixylsilane（PDHS））的自旋膜膜时，最近发现，PDHS膜的结晶速率和膜平面内的主要链方向在极性化中受到了极化的调查，并且我们对此进行了研究。去年，我们研究了AZ单层极化照射引起的PDHS的平面内对准行为，包括优化方向的条件。今年，我们使用原子力显微镜专注于PDHS膜的形态，并检查了膜厚度和退火对表面形态的影响。通过改变PDHS膜（10-100 nm）的厚度，更改了PDHS主链的方向。随着膜的厚度变得较厚，方向的程度下降。但是，通过应用热处理和结晶，将100 nm厚的PDHS薄膜的S的S提高到0.55，并且对于25 nm厚的PDHS薄膜，方向与S = 0.56大约相同。在热处理之前，尤其是在厚度较大的样品中，受AZ表面影响的取向没有到达整个膜，据估计，由于热处理和结晶，表面效应可能影响了整个膜。