水素結合による酸化還元能を有する共役系分子の機能制御
水素結合による酸化還元能を有する共役系分子の機能制御
批准号:
12020213
负责人:
矢野 由美彦
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 --
中文摘要
酸化還元能のある共役系分子として、フラビン機能をもつ分子として6-アザフラビンを用い、水素結合を用いるレセプター分子としてグアニジニウムイオンを一個または二個もつメラミン誘導体を用いた。これらのレセプターはクロロホルムなどの有機溶媒中で6-アザフラビンを5点または7点の水素結合で強力に捕捉し、酸化還元電位を正にシフトさせ、酸化活性を向上させる。即ち、イソアロキサジン環N(1)-位への水素結合はN(5)-位を反応部位とする酸化反応を加速し、N(5)-位への水素結合はC(4a)-位への求核攻撃を含む反応を加速する。また、レセプター分子の水素結合を用いて、6-アザフラビンのアニオンラジカルを安定化できることをはじめて見い出した。その際、水素結合の数と水素ドナーの酸性度が重要な要素であることがわかった。この結果は酵素でみられるフラビンラジカルの安定化を考察する上で有用な知見である。会合定数、酸化還元電位を用いる熱力学的サイクルよりレセプター分子と6-アザフラビンのアニオンラジカルの会合定数を算出した。その会合定数は6-アザフラビンの酸化型との会合定数より10^3-10^5倍大きいことがわかった。一電子の出入りによって、水素結合による会合が劇的に変化する事実は新規な分子システム設計にとって有用な知見であると考えている。酸化還元能を有する長い共役系分子としてイソアロキサジン環をベンゼン環を共有して連結したベンゾージプテリジン(BDP)の二電子還元型は分子内に見かけ上酸化型と還元型イソアロキサジン環を有するので、それ自身で酸素に安定な電荷移動錯体を形成するがその構造決定には至らなかった。
英文摘要
酸化還元能のある共役系分子として、フラビン機能をもつ分子として6-アザフラビンを用い、水素結合を用いるレセプター分子としてグアニジニウムイオンを一個または二個もつメラミン誘導体を用いた。これらのレセプターはクロロホルムなどの有機溶媒中で6-アザフラビンを5点または7点の水素結合で強力に捕捉し、酸化還元電位を正にシフトさせ、酸化活性を向上させる。即ち、イソアロキサジン環N(1)-位への水素結合はN(5)-位を反応部位とする酸化反応を加速し、N(5)-位への水素結合はC(4a)-位への求核攻撃を含む反応を加速する。また、レセプター分子の水素結合を用いて、6-アザフラビンのアニオンラジカルを安定化できることをはじめて見い出した。その際、水素結合の数と水素ドナーの酸性度が重要な要素であることがわかった。この結果は酵素でみられるフラビンラジカルの安定化を考察する上で有用な知見である。会合定数、酸化還元電位を用いる熱力学的サイクルよりレセプター分子と6-アザフラビンのアニオンラジカルの会合定数を算出した。その会合定数は6-アザフラビンの酸化型との会合定数より10^3-10^5倍大きいことがわかった。一電子の出入りによって、水素結合による会合が劇的に変化する事実は新規な分子システム設計にとって有用な知見であると考えている。酸化還元能を有する長い共役系分子としてイソアロキサジン環をベンゼン環を共有して連結したベンゾージプテリジン(BDP)の二電子還元型は分子内に見かけ上酸化型と還元型イソアロキサジン環を有するので、それ自身で酸素に安定な電荷移動錯体を形成するがその構造決定には至らなかった。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
T,Hayashi 他4名 Yano: "Bis-melamine Derivatives Bearing a Guanidinium Ion Which Bind 6-Azaflavin and a Thymine-Linked Substrate through Hydrogen Bonds in Chloroform,"Chem.Lett.,. 9. 1018-1019 (2000)
T、Hayashi 和其他 4 人 Yano:“带有胍离子的双三聚氰胺衍生物通过氯仿中的氢键结合 6-氮黄素和胸腺嘧啶连接底物”,Chem.Lett., 9. 1018-1019 (2000)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
H.Moriya Yano: "Effect of the Acidity of Melamine Derivatives Bearing a 2-Arylguanidinium Ion on 6-Azaflavin Binding in Chloroform,"Bull.Chem.Soc.Jpn,. 73・11. 2539-2542 (2000)
H.Moriya Yano:“带有 2-芳基胍离子的三聚氰胺衍生物的酸度对氯仿中 6-氮杂黄素结合的影响”,Bull.Chem.Soc.Jpn 73・11 (2000)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
H.Ohshiro 他8名 Yano: "Oxidation of a-Hydroxy Acids by Benzo-dipteridine Bearing Metal-Binding Site in the Presence of Divalent Metal Ion and Base in Organic Solvents,"J.Am.Chem.Soc,. 123(in press). (2001)
H.Ohshiro 和其他 8 人 Yano:“在有机溶剂中存在二价金属离子和碱的情况下,通过带有金属结合位点的苯并二蝶啶进行的 α-羟基酸的氧化”,J.Am.Chem.Soc,123。 (2001)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
新規レドックス活性[2+2]二核金属錯体の合成とその機能
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批准号:14655336
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.15万
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财政年份:2002
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负责人:矢野 由美彦
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依托单位:
水素結合による酸化還元能を有する共役系分子の機能制御
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批准号:11133212
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1999
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负责人:矢野 由美彦
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依托单位:
酸化還元能を有する長い共役系分子の合成とその機能
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批准号:10146211
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1998
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负责人:矢野 由美彦
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依托单位:
新規フラビンモデル反応の開発とその有効利用
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批准号:62216002
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$0.83万
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财政年份:1987
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负责人:矢野 由美彦
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依托单位:
高酸化活性フラビンモデル化合物の合成とその有効利用
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批准号:59550563
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1984
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负责人:矢野 由美彦
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依托单位:
チアミン補酵素モデル化合物の合成とその有効利用
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批准号:56550582
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1981
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负责人:矢野 由美彦
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依托单位:
環状スルホニウム塩の合成と反応
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批准号:X00210----774130
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.16万
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财政年份:1972
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负责人:矢野 由美彦
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依托单位:
海外基金