棘皮動物の再生に関与する化学物質の解明
棘皮動物の再生に関与する化学物質の解明
批准号:
12045253
负责人:
樋口 隆一
金额:
$1.02万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 --
中文摘要
再生は個体の一部分が何らかの理由で失われた際にそれに該当する部分が復元される極めて重要な生物現象である。特に顕著な例はヒトデ類をはじめとする棘皮動物に見られることから、それらには再生現象に関与する何らかの共通する化学物質の存在が示唆される。棘皮動物の特徴的な化学成分としてはスフィンゴ糖脂質に属するガングリオシドの存在が知られており、またそれらには神経細胞に対する分化誘導作用(神経突起伸展作用)が知られていることから、棘皮動物の再生にはガングリオシドが関与している可能性がある。本研究はこのような想定の基に、棘皮動物から神経突起伸展性ガングリオシドを単離・構造決定し、更にそれらの抗体を作成してガングリオシドの生体内分布を調べ、その機能を明らかにするものである。本年度は主に、棘皮動物ガングリオシドの単離・構造決定とそれらの神経突起伸展作用の評価を行った。材料動物のクロロホルムーメタノール抽出エキスを溶媒処理、各種クロマトグラフィーにより精製し、ガングリオシドを単離した。単離したガングリオシドの化学構造はメチル化分析、部分加水分解等の化学的手法と質量分析(MS)、核磁気共鳴スペクトル(NMR)等の機器分析的手法を併用してセラミド部の詳細に至まで決定した。その結果、ヤツデスナヒトデ及びオニヒトデからは既知及び新規ガングリオシドLMG-2,AG-1、トラフナマコからは新規ガングリオシドHPG-7、ニセクロナマコからは既知ガングリオシドHLG-1と2種の新規ガングリオシドHLG-2,HLG-3を得た。次に上記棘皮動物ガングリオシドについて、ラット褐色腫由来細胞PC-12を用いて神経突起伸展作用を評価した。その結果、未検討のAG-1以外はすべてPC-12細胞に対して神経突起伸展活性を示した。
英文摘要
再生は個体の一部分が何らかの理由で失われた際にそれに該当する部分が復元される極めて重要な生物現象である。特に顕著な例はヒトデ類をはじめとする棘皮動物に見られることから、それらには再生現象に関与する何らかの共通する化学物質の存在が示唆される。棘皮動物の特徴的な化学成分としてはスフィンゴ糖脂質に属するガングリオシドの存在が知られており、またそれらには神経細胞に対する分化誘導作用(神経突起伸展作用)が知られていることから、棘皮動物の再生にはガングリオシドが関与している可能性がある。本研究はこのような想定の基に、棘皮動物から神経突起伸展性ガングリオシドを単離・構造決定し、更にそれらの抗体を作成してガングリオシドの生体内分布を調べ、その機能を明らかにするものである。本年度は主に、棘皮動物ガングリオシドの単離・構造決定とそれらの神経突起伸展作用の評価を行った。材料動物のクロロホルムーメタノール抽出エキスを溶媒処理、各種クロマトグラフィーにより精製し、ガングリオシドを単離した。単離したガングリオシドの化学構造はメチル化分析、部分加水分解等の化学的手法と質量分析(MS)、核磁気共鳴スペクトル(NMR)等の機器分析的手法を併用してセラミド部の詳細に至まで決定した。その結果、ヤツデスナヒトデ及びオニヒトデからは既知及び新規ガングリオシドLMG-2,AG-1、トラフナマコからは新規ガングリオシドHPG-7、ニセクロナマコからは既知ガングリオシドHLG-1と2種の新規ガングリオシドHLG-2,HLG-3を得た。次に上記棘皮動物ガングリオシドについて、ラット褐色腫由来細胞PC-12を用いて神経突起伸展作用を評価した。その結果、未検討のAG-1以外はすべてPC-12細胞に対して神経突起伸展活性を示した。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Tomofumi Miyamoto et al: "Two New Gangliosides, Acanthagangliosides I and J from the Starfish Acanthaster planci"Eur.J.Org.Chem.. 2295-2301 (2000)
Tomofumi Miyamoto 等人:“来自海星 Acanthaster planci 的两种新神经节苷脂,Acanthagangliosides I 和 J”Eur.J.Org.Chem.. 2295-2301 (2000)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Kuniho Nakata et al: "Influenza A Virus-Binding Activity of Glycoglycerolipids of Aquatic Bacteria"J.Biochem.. 127. 191-198 (2000)
Kuniho Nakata 等:“水生细菌的甘油脂的甲型流感病毒结合活性”J.Biochem.. 127. 191-198 (2000)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Koji Yamada et al: "Isolation and Structure of a New Ganglioside Molecular Species from the Sea Cucumber Holothuria pervicax"Chem.Pharm.Bull.. 48(1). 157-159 (2000)
Koji Yamada 等人:“海参海参中新神经节苷脂分子的分离和结构”Chem.Pharm.Bull.. 48(1)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
棘皮動物ガングリオシドの構造と機能
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批准号:13024260
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2002
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负责人:樋口 隆一
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依托单位:
極めて類縁した化合物群より成るスフィンゴ糖脂質分子種の個々の成分の単離法の研究
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批准号:05680509
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1993
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负责人:樋口 隆一
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依托单位:
神経突起伸展作用を中心とする生物活性海産ガングリオンドの探索合成と構造活性相関
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批准号:04250207
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1992
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负责人:樋口 隆一
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依托单位:
ジアゾメタンによる新しい糖-アグリコン結合の開裂反応の開発と応用研究
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批准号:62570943
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1987
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负责人:樋口 隆一
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依托单位:
新しいタイプのトリテルペンサポニンの含有が予測されるキラヤ皮の化学的研究
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批准号:56771044
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.48万
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财政年份:1981
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负责人:樋口 隆一
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依托单位:
海外基金