超並列計算機CP-PACSを用いた格子量子色力学の大規模数値シミュレーション研究
超並列計算機CP-PACSを用いた格子量子色力学の大規模数値シミュレーション研究
批准号:
01F00182
负责人:
宇川 彰
金额:
$1.02万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2003
中文摘要
量子色力学(QCD)を理解する上での長年の懸案は、フレーバオクテト擬スカラー中間子よりシングレト中間子η'が圧倒的に重い事実を説明する事(所謂U(1)問題)である。クオーク模型はこの事実を説明できず、格子計算によってη'質量を計算する事によって、クオーク模型とQCDを峻別できる可能性がある。今日までは、クエンチ近状を採用するか、フルQCD計算の場合、格子間隔ひとつのみの計算が行われてきた。本研究では、2フレーバ(Nf=2)QCDの計算でη'質量の連続極限での値を計算した。繰り込み群改良によるゲージ作用とタドポール改良のクローバ作用を用いて、CP-PACSグループがNf=2で、通常のハドロン質量の計算を行っている。我々はその計算で生成された配位を用い、3つの格子間隔a=0.22,0.16,0.11fm、pi/rho比0.8,0.75,0.7,0.6に対応するクォーク質量でη'質量を計算した。この研究では、フレーバシングレット中間子のss状態との混合は無いものと近似した。この種の計算での困難は、η'相関関数のシグナルノイズ比が小さい点である。この困難を、η'相関関数の1-ループ、2-ループダイアグラム共に、クォークスメアリングの手法を用いて克服し、全ての計算パラメータに対して、η'質量を決定した。2-ループダイアグラムの計算には、U(1)乱数法を採用した。カイラル極限と連続極限への外挿後、η'質量の値として、0.960(87)+0.036-0.248GeVを得た。二番目の誤差は、カイラル、連続外挿に用いる関数形の不定性による系統誤差である。30%にのぼる下限側の系統誤差の大半は、連続極限への外挿の不定性に起因する。近い将来の計算では、この誤差を小さくする事が重要である。我々の連続極限での結果は実験値0.956GeVと一致する。これは、格子QCDの近似無し計算でη'質量を正しく得る事に希望を与える。現実世界では、本計算で用いたuu+dd状態はss状態と混合し、η(547)、η'(956)中間子となる。従って、まずNf=2QCDの枠内で混合の大きさを測り、次にsクオークをダイナミカルとする計算に進む方針である。
英文摘要
量子色力学(QCD)を理解する上での長年の懸案は、フレーバオクテト擬スカラー中間子よりシングレト中間子η'が圧倒的に重い事実を説明する事(所謂U(1)問題)である。クオーク模型はこの事実を説明できず、格子計算によってη'質量を計算する事によって、クオーク模型とQCDを峻別できる可能性がある。今日までは、クエンチ近状を採用するか、フルQCD計算の場合、格子間隔ひとつのみの計算が行われてきた。本研究では、2フレーバ(Nf=2)QCDの計算でη'質量の連続極限での値を計算した。繰り込み群改良によるゲージ作用とタドポール改良のクローバ作用を用いて、CP-PACSグループがNf=2で、通常のハドロン質量の計算を行っている。我々はその計算で生成された配位を用い、3つの格子間隔a=0.22,0.16,0.11fm、pi/rho比0.8,0.75,0.7,0.6に対応するクォーク質量でη'質量を計算した。この研究では、フレーバシングレット中間子のss状態との混合は無いものと近似した。この種の計算での困難は、η'相関関数のシグナルノイズ比が小さい点である。この困難を、η'相関関数の1-ループ、2-ループダイアグラム共に、クォークスメアリングの手法を用いて克服し、全ての計算パラメータに対して、η'質量を決定した。2-ループダイアグラムの計算には、U(1)乱数法を採用した。カイラル極限と連続極限への外挿後、η'質量の値として、0.960(87)+0.036-0.248GeVを得た。二番目の誤差は、カイラル、連続外挿に用いる関数形の不定性による系統誤差である。30%にのぼる下限側の系統誤差の大半は、連続極限への外挿の不定性に起因する。近い将来の計算では、この誤差を小さくする事が重要である。我々の連続極限での結果は実験値0.956GeVと一致する。これは、格子QCDの近似無し計算でη'質量を正しく得る事に希望を与える。現実世界では、本計算で用いたuu+dd状態はss状態と混合し、η(547)、η'(956)中間子となる。従って、まずNf=2QCDの枠内で混合の大きさを測り、次にsクオークをダイナミカルとする計算に進む方針である。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
V.I.Lesk et al.: "Flavor singlet meson mass in the continuum limit in two-flavor lattice QCD"Phys. Rev. D. (印刷中).
V.I.Lesk 等人:“两种风味晶格 QCD 中连续介质极限中的风味单线态介子质量”Phys Rev. D.(出版中)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
格子量子色力学による重いクォーク行列要素の研究
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批准号:99F00019
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.51万
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财政年份:2000
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负责人:宇川 彰
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依托单位:
数値的方法による格子量子色力学の研究
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批准号:05640325
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1993
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负责人:宇川 彰
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依托单位:
格子上の場の理論の数値シミュレ-ションによる研究
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批准号:02352004
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项目类别:Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1990
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负责人:宇川 彰
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依托单位:
数値的方法による格子ゲージ理論の研究
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批准号:60740133
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1985
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负责人:宇川 彰
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依托单位:
海外基金