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中央ユーラシア国家としての大清帝国形成史の研究

中央ユーラシア国家としての大清帝国形成史の研究
大清帝国作为欧亚中部国家形成的历史研究
批准号:
01J00475
负责人:
杉山 清彦
金额:
$1.54万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2003

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本研究は、16世紀末に興起した大清帝国の支配構造と歴史的背景を、支配組織の根幹をなした八旗制の検討を通して、通説にいう最後の中華王朝としてではなく、モンゴル帝国に代表される中央ユーラシア国家の一類型として捉えることを志すものである。最終年度である本年度は、これまでの研究成果を順次公表してゆくとともに、その体系化を進めた。大清帝国は、一般に制度面において明朝の制度を全面的に受容し、文化的にも漢人社会に同化されたとされているが、帝国の意志決定に関わる政権中枢は、実は国家形成期以来宗室王公と八旗旗人官僚に占められており、そこにおいては権力の中心、すなわち皇帝に対する血縁的(血縁の親疎)・時間的(帰順の時期)・空間的(勤務の場所)近さによって序列づけられるという原則が貫かれていた。ゆえに八旗の宗室王公と同盟者のモンゴル王公が帝国の身分序列の頂点に位置し、建国以来の家臣団である八旗の旗人が政治・軍事の枢要を担うのは当然のことである一方、異民族など外来者・新来者に対しても同様の基準・登用法を柔軟に適用して支配層に迎え入れることで、帝国を拡大させていったのである。そしてかかる特質は、明朝ではなくモンゴル帝国および同時期のユーラシア諸地域のモンゴル継承国家の支配構造に極めて近似しており、大清帝国は、その原初の姿において、中央ユーラシア国家であったといいうるのである。本研究の成果の斬新かつ最重要な点は、以上の如くまとめられる。そしてこの成果を、本年度は11欄に記載した2篇の論文としてまとめた。また史料調査としては、東京の東洋文庫において漢軍旗人漢文族譜・ヨーロッパ宣教師欧文史料を調査して上記成果に反映させ、海外では、台湾の中央研究院歴史語言研究所において満洲語古文書文献の調査・目録作成作業に当たり、また国立故宮博物院で史料調査を行なった。定例の研究活動としては、東洋文庫清代史研究会(満洲語原史料講読)・京都大学人文科学研究所近世史研究班(漢文法制史料講読)に参加、また、諸専門問の交流・知識涵養を目的として海域アジア史・モンゴル時代史などさまざまな分野の学会・研究会に出席、文献講読・討論などに参加した。以上の活動を通じて、中央ユーラシア国家の一類型として大清帝国を捉えるという本研究の斬新な観点を実証的に提示することができたと考える。
英文摘要
本研究は、16世紀末に興起した大清帝国の支配構造と歴史的背景を、支配組織の根幹をなした八旗制の検討を通して、通説にいう最後の中華王朝としてではなく、モンゴル帝国に代表される中央ユーラシア国家の一類型として捉えることを志すものである。最終年度である本年度は、これまでの研究成果を順次公表してゆくとともに、その体系化を進めた。大清帝国は、一般に制度面において明朝の制度を全面的に受容し、文化的にも漢人社会に同化されたとされているが、帝国の意志決定に関わる政権中枢は、実は国家形成期以来宗室王公と八旗旗人官僚に占められており、そこにおいては権力の中心、すなわち皇帝に対する血縁的(血縁の親疎)・時間的(帰順の時期)・空間的(勤務の場所)近さによって序列づけられるという原則が貫かれていた。ゆえに八旗の宗室王公と同盟者のモンゴル王公が帝国の身分序列の頂点に位置し、建国以来の家臣団である八旗の旗人が政治・軍事の枢要を担うのは当然のことである一方、異民族など外来者・新来者に対しても同様の基準・登用法を柔軟に適用して支配層に迎え入れることで、帝国を拡大させていったのである。そしてかかる特質は、明朝ではなくモンゴル帝国および同時期のユーラシア諸地域のモンゴル継承国家の支配構造に極めて近似しており、大清帝国は、その原初の姿において、中央ユーラシア国家であったといいうるのである。本研究の成果の斬新かつ最重要な点は、以上の如くまとめられる。そしてこの成果を、本年度は11欄に記載した2篇の論文としてまとめた。また史料調査としては、東京の東洋文庫において漢軍旗人漢文族譜・ヨーロッパ宣教師欧文史料を調査して上記成果に反映させ、海外では、台湾の中央研究院歴史語言研究所において満洲語古文書文献の調査・目録作成作業に当たり、また国立故宮博物院で史料調査を行なった。定例の研究活動としては、東洋文庫清代史研究会(満洲語原史料講読)・京都大学人文科学研究所近世史研究班(漢文法制史料講読)に参加、また、諸専門問の交流・知識涵養を目的として海域アジア史・モンゴル時代史などさまざまな分野の学会・研究会に出席、文献講読・討論などに参加した。以上の活動を通じて、中央ユーラシア国家の一類型として大清帝国を捉えるという本研究の斬新な観点を実証的に提示することができたと考える。
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
杉山 清彦: "書評「滕紹箴・滕瑶著『満族游牧経済』」"満族史研究. 2. 188-193 (2003)
杉山清彦:《滕绍臣、滕耀《满族旅游经济》书评》,《满族历史研究》2. 188-193 (2003)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
杉山 清彦: "新刊紹介 張徳澤著『清代国家機関考略』 趙令志著『清前期八旗土地制度研究』 王明〓著『遼海文物考辨』 〓書仁著『明清中朝日関係史研究』 趙迅著『納蘭成徳家族墓誌通考』"満族史研究. 1. 156-160 (2002)
杉山清彦:“新书介绍:张德泽的《清代国家机构方略》;赵令之的《清初八旗土地制度研究》;《清初八旗土地制度研究》王明《辽海文物研究》;赵训《明清中朝日关系史研究》,《纳兰成德家族墓志铭谈》。论满族历史。” 1. 156-160 (2002)
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
杉山 清彦: "漢軍旗人 李成梁一族"(単行論文集)中国近世社会の秩序形成(岩井茂樹編)京都大学人文科学研究所. (未定). (2004)
杉山清彦:《汉军旗帜的李成梁氏》(论文集),《近代中国社会秩序的形成》(岩井茂树主编),京都大学人文研究所(待定)。 (2004)
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
杉山 清彦: "満洲ハン国としての清帝国"ACTA ASIATICA. 88. (2005)
杉山清彦:“满洲汗国的清帝国”亚洲学报88。(2005)
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
前近代ユーラシア世界における広域諸帝国の総合的研究:移動する軍事力と政治社会
  • 批准号:
    19H00535
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
  • 资助金额:
    $27.62万
  • 财政年份:
    2019
  • 负责人:
    杉山 清彦
  • 依托单位:
中央ユーラシア国家としてみた大清帝国の統治機構の研究
  • 批准号:
    17720176
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
  • 资助金额:
    $1.86万
  • 财政年份:
    2005
  • 负责人:
    杉山 清彦
  • 依托单位:
清初八旗の形成過程の研究
  • 批准号:
    97J05069
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for JSPS Fellows
  • 资助金额:
    $0.64万
  • 财政年份:
    1998
  • 负责人:
    杉山 清彦
  • 依托单位:
海外基金