水晶体および周辺組織のカルシウムとシグナル伝達
水晶体および周辺組織のカルシウムとシグナル伝達
批准号:
13771040
负责人:
松島 博之
金额:
$1.22万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
後発白内障は白内障手術後に水晶体上皮細胞が異常増殖混濁することによって生じる術後合併症で白内障術後約25%に生じ、予防方法は確立されていない。本研究では、水晶体上皮細胞の培養と白色家兎実験的後発白内障モデルを使用して、各種眼内レンズと後発白内障の発生および細胞形状を解析することを目的とした。白色家兎に超音波水晶体乳化吸引術および2種の異なった眼内レンズ(H60M, Storz;MA60BM, Alcon)挿入術を行い、3週間から1ヵ月後に後発白内障の発生状態を細隙灯で観察した。その後家兎を安楽死させ、水晶体蛋白質を採取、SDS-PAGE, Western blotting、免疫組織染色を使用し解析した。また同時期に摘出水晶体組織をホルマリン固定し、組織切片を作成、水晶体上皮細胞構成主成分と考えられるクリスタリン、細胞骨格蛋白質(フォデュリン、チューブリン、アクチン)や細胞接着蛋白質(カドヘリン、カテニン)の抗体を使用して免疫組織学染色を行った。その結果、後発白内障水晶体成分では蛋白質解析でビメンチン、アクチンを含む高分子量領域のバンドの減少がみられた。免疫組織染色において、クリスタリンの合成異常、α-平滑筋アクチンの発現が認められ、後発白内障発生との関与が予想された。また、セルカルチャーインサートを使用した実験的後発白内障作成システムを開発し、各種眼内レンズの素材と形状の違いで、水晶体上皮細胞の発育・伸展状態が異なり、後発白内障発生機序解明や予防法開発に対する有用性を示唆し、報告した。
英文摘要
後発白内障は白内障手術後に水晶体上皮細胞が異常増殖混濁することによって生じる術後合併症で白内障術後約25%に生じ、予防方法は確立されていない。本研究では、水晶体上皮細胞の培養と白色家兎実験的後発白内障モデルを使用して、各種眼内レンズと後発白内障の発生および細胞形状を解析することを目的とした。白色家兎に超音波水晶体乳化吸引術および2種の異なった眼内レンズ(H60M, Storz;MA60BM, Alcon)挿入術を行い、3週間から1ヵ月後に後発白内障の発生状態を細隙灯で観察した。その後家兎を安楽死させ、水晶体蛋白質を採取、SDS-PAGE, Western blotting、免疫組織染色を使用し解析した。また同時期に摘出水晶体組織をホルマリン固定し、組織切片を作成、水晶体上皮細胞構成主成分と考えられるクリスタリン、細胞骨格蛋白質(フォデュリン、チューブリン、アクチン)や細胞接着蛋白質(カドヘリン、カテニン)の抗体を使用して免疫組織学染色を行った。その結果、後発白内障水晶体成分では蛋白質解析でビメンチン、アクチンを含む高分子量領域のバンドの減少がみられた。免疫組織染色において、クリスタリンの合成異常、α-平滑筋アクチンの発現が認められ、後発白内障発生との関与が予想された。また、セルカルチャーインサートを使用した実験的後発白内障作成システムを開発し、各種眼内レンズの素材と形状の違いで、水晶体上皮細胞の発育・伸展状態が異なり、後発白内障発生機序解明や予防法開発に対する有用性を示唆し、報告した。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
松島 博之, 他4名: "後発白内障水晶体の蛋白質解析"あたらしい眼科. 19・4. 489-492 (2002)
Hiroyuki Matsushima等4人:“继发性白内障晶状体的蛋白质分析”新眼科学19・492(2002)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
海外基金