根尖性歯周炎の発症機構に関する免疫組織化学的・分子生物学的研究
根尖性歯周炎の発症機構に関する免疫組織化学的・分子生物学的研究
批准号:
02J10958
负责人:
鈴木 規元
金额:
$1.54万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
中文摘要
前年に引き続き、根尖歯周組織の防御機構の解明を目的として、ラットに実験的に惹起した根尖性歯周炎のモデルにより、破骨細胞の分化誘導に関与していると考えられているRANK(Receptor Activator of NF-kB)およびそのリガンドであるRANKLの発現の動態を免疫組織化学および分子生物学的手法を用いて検索を行った。また、根尖性歯周炎の前段階としての歯髄の防御機構を解明する目的で、ラット歯髄における樹状細胞の発現の検索を行った。ラット歯髄においては、マクロファージをはじめとする多数の免疫担当細胞の存在が報告されているが、特に樹状細胞は高度な抗原提示機能を持った細胞として歯髄内の免疫応答に重要な役割を果たし、また、さまざまな分化段階あるいはサブポピュレーションに分類され、それぞれ特異的な機能を営んでいると思われる。そこで、樹状細胞の代表的な表面マーカーであるCD11cに陽性の細胞を中心に、それらのフェノタイプ発現を歯髄において免疫組織化学を用いて観察した。ラット臼歯歯髄において、CD11c陽性細胞は類円形・不整形・紡錘形・樹枝状等の形態を呈しており、歯冠歯髄を中心に歯髄全体に観察された。特に、象牙芽細胞層近傍の歯髄辺縁部では紡錘形・樹枝状の形態を呈する細胞が多く観察された。また、CD80陽性細胞は少数ではあるが歯冠歯髄全体に観察された。二重染色の結果、CD11c陽性細胞はED1陽生細胞の一部を構成しており、ほとんどのCD11c陽性細胞がOX6にも陽性であった。また、CD11c陽性細胞の一部は、抗CD80抗体にも陽性であった。ラット臼歯歯髄においては、CD11c陽性細胞が多数存在しており、そのほとんどがMHC class II抗原を発現していることから、これらの細胞が歯髄の免疫機能において重要な抗原提示細胞として機能していると思われた。また、その一部はco-stimulatory moleculeであるCD80を発現していることから、さらに高次の免疫応答に関与している可能性が示唆された。
英文摘要
前年に引き続き、根尖歯周組織の防御機構の解明を目的として、ラットに実験的に惹起した根尖性歯周炎のモデルにより、破骨細胞の分化誘導に関与していると考えられているRANK(Receptor Activator of NF-kB)およびそのリガンドであるRANKLの発現の動態を免疫組織化学および分子生物学的手法を用いて検索を行った。また、根尖性歯周炎の前段階としての歯髄の防御機構を解明する目的で、ラット歯髄における樹状細胞の発現の検索を行った。ラット歯髄においては、マクロファージをはじめとする多数の免疫担当細胞の存在が報告されているが、特に樹状細胞は高度な抗原提示機能を持った細胞として歯髄内の免疫応答に重要な役割を果たし、また、さまざまな分化段階あるいはサブポピュレーションに分類され、それぞれ特異的な機能を営んでいると思われる。そこで、樹状細胞の代表的な表面マーカーであるCD11cに陽性の細胞を中心に、それらのフェノタイプ発現を歯髄において免疫組織化学を用いて観察した。ラット臼歯歯髄において、CD11c陽性細胞は類円形・不整形・紡錘形・樹枝状等の形態を呈しており、歯冠歯髄を中心に歯髄全体に観察された。特に、象牙芽細胞層近傍の歯髄辺縁部では紡錘形・樹枝状の形態を呈する細胞が多く観察された。また、CD80陽性細胞は少数ではあるが歯冠歯髄全体に観察された。二重染色の結果、CD11c陽性細胞はED1陽生細胞の一部を構成しており、ほとんどのCD11c陽性細胞がOX6にも陽性であった。また、CD11c陽性細胞の一部は、抗CD80抗体にも陽性であった。ラット臼歯歯髄においては、CD11c陽性細胞が多数存在しており、そのほとんどがMHC class II抗原を発現していることから、これらの細胞が歯髄の免疫機能において重要な抗原提示細胞として機能していると思われた。また、その一部はco-stimulatory moleculeであるCD80を発現していることから、さらに高次の免疫応答に関与している可能性が示唆された。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
河西裕美: "実験的ラット歯髄炎におけるiNOS発現"日本歯科保存学雑誌. 45(3). 532-539 (2002)
Hiromi Kasai:“实验性大鼠牙髓炎中的 iNOS 表达”,日本保守牙科杂志 45(3) (2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Okiji T: "Dendritic Cells and Macrophages in the Pathogenesis of Periapical Lesions : A Phenotypic and Ultrastructural Analysis"Proceedings of the International Conference on Dentin/Pulp Complex. 31-38 (2002)
Okiji T:“根尖周病变发病机制中的树突状细胞和巨噬细胞:表型和超微结构分析”牙本质/牙髓复合体国际会议论文集。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
河西(中野)裕美, 川島伸之, 鈴木規元, 須田英明, 高木実: "ラット実験的歯髄炎におけるiNOS抑制剤の影響"口腔病学会誌. プログラム-抄録集. 18 (2003)
Hiromi Kasai (Nakano)、Nobuyuki Kawashima、Norimoto Suzuki、Hideaki Suda、Minoru Takagi:“iNOS 抑制剂对大鼠实验性牙髓炎的影响”口腔医学会杂志 - 摘要 18 (2003)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
根尖病変の成立における抗RANKL抗体の骨吸収抑制機構の解明と臨床応用への期待
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批准号:21K09877
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:鈴木 規元
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依托单位:
海外基金