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プロトン―スピン連動型電荷移動錯体の光スピン制御

质子自旋耦合电荷转移复合物的光学自旋控制

基本信息

批准号：
13740387
负责人：
松下未知雄
金额：
$ 1.6万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至 2002
项目状态：
已结题

项目摘要

14年度は、13年度に明らかとした、本素結合型の電荷移動錯体における、光照射下の、電荷移動と連動したプロトン移動とスピン生成に関して、その機構を裏付ける新たな実験事実を得ると共に、同様の水素結合系を有する新しい錯体系の合成を行った。1)重水素化による反応機構の解明 13年度に明らかにした、ヒドロキノンとピリジルピリジニウム塩のダイマーの錯体における分子構造変化をより詳細に検討する目的で、ヒドロキノンの水素を重水素化した錯体について、同様の計測を行った。その結果、得られたIRスペクトルは、密度汎関数法により予測された中間体のスペクトルと良い一致を示し、この反応の反応機構に対する証明となった。2)磁気測定によるラジカル種の直接検出本系の特徴として、光誘起により、プロトンと電子の連動が起こり、結果としてスピン生成が起こる。このスピン種のスピン多重度を、SQUID磁束計を用いて検討したものの、多重項であることの証明は得られなかった。分子間の電荷移動による反強磁性的相互作用が存在することと、単位体積あたりのスピン生成の割合が少なく、精度が低いという問題があり、更なる検討を必要とする。ESRにおいては、g=4に多重項種の存在を示唆する禁制遷移が観られたものの、多重項種の存在を証明する微細構造は観測されなかった。3)新規の錯体の合成数種類のドナーとアクセプターの組み合わせにおいて、様々な条件下で錯体調製を検討した結果、本系の特徴を備えた水素結合型電荷移動錯体として、新たに2種類の錯体を見出すことが出来た。

In 2014 and 2013, the combination of the charge transfer and electron transfer under light irradiation and the formation of the new system of electron transfer and electron transfer were carried out. 1)The molecular structure transformation of heavy water element in the molecular structure of heavy water element. The results show that the IR spectrum of the intermediate is consistent with that of the reaction mechanism. 2)The characteristics of the system can be directly detected by magnetic field measurement, light induction, electron interaction, and result generation. This is a multiple-term, multiple-term. The antiferromagnetic interaction between molecules due to charge transfer exists, and it is necessary to discuss the problem of low accuracy and high separation. ESR is a method for detecting the presence of multiple species. 3)The results of the investigation of the modulation of the new type of dislocation under the conditions of combination, the characteristics of the system and the characteristics of the new type of dislocation are presented.