Er:YAGレーザーを用いたう蝕除去の指標に関する研究
Er:YAGレーザーを用いたう蝕除去の指標に関する研究
批准号:
14771064
负责人:
江黒 徹
金额:
$1.73万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
中文摘要
本研究は、効率的な歯質除去が可能なことで注目されているEr:YAGレーザーを用いてう蝕歯質を除去する際に重要となる除去終了の指標を確立することを目的に行った。14年度の研究において、(1)Er:YAGレーザー照射健全歯質に対するう蝕検知液の染色性,(2)レーザー照射歯質において歯面性状測定器であるDIAGNOdent (KaVo社)の示す値,(3)DIAGNOdent値10を指標としたう蝕除去後の歯質分析について検討した。15年度の研究では、14年度の研究成果を論文にまとめ、日本歯科保存学雑誌へ投稿した(日歯保存誌・46(6),935-940,2003)。さらに、指標とするDIAGNOdent値を30以下20以上(Gr1)、20以下10以上(Gr2)、10以下(Gr3)という3つのグループを設定し、それぞれの窩底部象牙質についてマイクロラジオグラム、EPMA分析、SEM観察を行った。マイクロラジオグラム観察では、Gr1の表層にエックス線吸収度の低下した像を認め、Gr2ならびにGr3ではエックス線吸収度の低下はみられなかった。EPMA分析ではGr1において、Ca,P濃度の低下した部分を認めたが、Gr2ならびにGr3はCa,P濃度の低下はみられなかった。さらに、SEM観察から、Gr1の表面には泥様構造物を認めており、齲蝕象牙質の外層にあたる部分の残存していることが明らかとなった。また、Gr2とGr3とを比較するとGr3の方が、やや過剰に蒸散されている傾向が認められた。この内容は、第119回目本歯科保存学会ならびに第15回日本レーザー歯学会にて発表した。16年度は、15年度の研究成果を第9回国際レーザー歯学会にて発表し、現在、J.Dentistryに投稿中である。さらに、Gr2の条件にて齲蝕歯質除去終了とした歯質に対する接着強さの測定をおこない、回転切削の場合と同等であることを第121回日本歯科保存学会、第16回日本レーザー歯学会、第83回IADRにおいて発表した。これまでの一連の研究により、Er:YAGレーザーを用いて齲蝕歯質を除去する際にはDIAGNOdent値10以上20以下を除去終了の指標とできることが明らかとなった。
英文摘要
本研究は、効率的な歯質除去が可能なことで注目されているEr:YAGレーザーを用いてう蝕歯質を除去する際に重要となる除去終了の指標を確立することを目的に行った。14年度の研究において、(1)Er:YAGレーザー照射健全歯質に対するう蝕検知液の染色性,(2)レーザー照射歯質において歯面性状測定器であるDIAGNOdent (KaVo社)の示す値,(3)DIAGNOdent値10を指標としたう蝕除去後の歯質分析について検討した。15年度の研究では、14年度の研究成果を論文にまとめ、日本歯科保存学雑誌へ投稿した(日歯保存誌・46(6),935-940,2003)。さらに、指標とするDIAGNOdent値を30以下20以上(Gr1)、20以下10以上(Gr2)、10以下(Gr3)という3つのグループを設定し、それぞれの窩底部象牙質についてマイクロラジオグラム、EPMA分析、SEM観察を行った。マイクロラジオグラム観察では、Gr1の表層にエックス線吸収度の低下した像を認め、Gr2ならびにGr3ではエックス線吸収度の低下はみられなかった。EPMA分析ではGr1において、Ca,P濃度の低下した部分を認めたが、Gr2ならびにGr3はCa,P濃度の低下はみられなかった。さらに、SEM観察から、Gr1の表面には泥様構造物を認めており、齲蝕象牙質の外層にあたる部分の残存していることが明らかとなった。また、Gr2とGr3とを比較するとGr3の方が、やや過剰に蒸散されている傾向が認められた。この内容は、第119回目本歯科保存学会ならびに第15回日本レーザー歯学会にて発表した。16年度は、15年度の研究成果を第9回国際レーザー歯学会にて発表し、現在、J.Dentistryに投稿中である。さらに、Gr2の条件にて齲蝕歯質除去終了とした歯質に対する接着強さの測定をおこない、回転切削の場合と同等であることを第121回日本歯科保存学会、第16回日本レーザー歯学会、第83回IADRにおいて発表した。これまでの一連の研究により、Er:YAGレーザーを用いて齲蝕歯質を除去する際にはDIAGNOdent値10以上20以下を除去終了の指標とできることが明らかとなった。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
江黒 徹 他: "Er:YAGレーザーを用いた齲蝕除去の指標に関する研究-Er:YAGレーザー照射歯質とDIAGNOdent値の関係-"日本歯科保存学雑誌. 46・6. 935-940 (2003)
Toru Eguro 等:“使用 Er:YAG 激光去除龋齿的指标研究 - Er:YAG 激光照射的牙齿结构与 DIAGNOdent 值之间的关系 -”日本保守牙科杂志 46・6 (2003)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Er:YAGレーザーを用いた齲蝕除去の指標に関する研究-Er:YAGレーザー照射歯質とDIAGNOdent佶の関係-
Er:YAG激光祛龋指标研究 - Er:YAG激光照射牙齿结构与DIAGNOdent的关系 -
DOI:
--
发表时间:
2003
期刊:
日本歯科保存学会 46・6
影响因子:
--
作者:
[江黒 徹, 米本和顕, 前田 徹, 小川正明, 田中久義, 勝海一郎]
通讯作者:
勝海一郎
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