水を溶媒として用いる環境調和型合成反応を指向した立体選択的ラジカル反応の開発
水を溶媒として用いる環境調和型合成反応を指向した立体選択的ラジカル反応の開発
批准号:
14771259
负责人:
上田 昌史
金额:
$2.18万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
中文摘要
一般に、ラジカル種は水に対して安定であることから、ラジカル反応は厳密な無水条件などを必要とせず、中性条件下で反応を行うことができる。これまでに我々は水中でも使用可能なラジカル開始剤としてトリエチルボランに着目し研究を行ってきた。しかし、オキシムエーテル類への水中ラジカル付加反応では単純なアルキル基の付加のみに限られていた。そこで、平成16年度は、まず求電子的なラジカルの付加反応を水中で検討した。その結果、ラジカル前駆物質としてα-プロモエステルを用いて行った場合、ほとんど目的の付加体は得られず、トリエチルボラン由来のエチル化体が得られた。そこで、炭素-ハロゲン結合の結合エネルギーを考慮し、α-ヨードエステルを用いて反応を行ったところ、目的の付加体が高収率で得られた。また、ヘテロ環を有するラジカルとの反応も収率よく進行することも見出し、官能基化されたアミノ酸類の水中合成に成功した。次に、ラジカル開始剤として金属インジウムを用いたラジカル反応を検討した。我々は、本課題研究の初年度に、金属インジウムが、水中において一電子移動型ラジカル開始剤として働くことを初めて見出している。今年度は、さらにインジウムの適応範囲を広める目的で、アクリルアミド誘導体やビニルスルホンを基質として用いて1,4-付加反応を検討した。その結果、アクリルアミドを有する基質では、置換基の種類により収率が大きく異なるものの、目的の反応は進行することが分かった。さらに、ビニルスルホンでは、高収率で目的の付加体が得られた。
英文摘要
一般に、ラジカル種は水に対して安定であることから、ラジカル反応は厳密な無水条件などを必要とせず、中性条件下で反応を行うことができる。これまでに我々は水中でも使用可能なラジカル開始剤としてトリエチルボランに着目し研究を行ってきた。しかし、オキシムエーテル類への水中ラジカル付加反応では単純なアルキル基の付加のみに限られていた。そこで、平成16年度は、まず求電子的なラジカルの付加反応を水中で検討した。その結果、ラジカル前駆物質としてα-プロモエステルを用いて行った場合、ほとんど目的の付加体は得られず、トリエチルボラン由来のエチル化体が得られた。そこで、炭素-ハロゲン結合の結合エネルギーを考慮し、α-ヨードエステルを用いて反応を行ったところ、目的の付加体が高収率で得られた。また、ヘテロ環を有するラジカルとの反応も収率よく進行することも見出し、官能基化されたアミノ酸類の水中合成に成功した。次に、ラジカル開始剤として金属インジウムを用いたラジカル反応を検討した。我々は、本課題研究の初年度に、金属インジウムが、水中において一電子移動型ラジカル開始剤として働くことを初めて見出している。今年度は、さらにインジウムの適応範囲を広める目的で、アクリルアミド誘導体やビニルスルホンを基質として用いて1,4-付加反応を検討した。その結果、アクリルアミドを有する基質では、置換基の種類により収率が大きく異なるものの、目的の反応は進行することが分かった。さらに、ビニルスルホンでは、高収率で目的の付加体が得られた。
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環境調和型合成反応を指向した水中ラジカル反応の開発
旨在环境友好的合成反应的水下自由基反应的发展
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
薬学雑誌 124(6)
影响因子:
--
作者:
[Stephen B.McNabb, 宮部 豪人, 上田 昌史]
通讯作者:
上田 昌史
上田 昌史: "Indium-mediated tandem radical addition-cyclization-trap reactions in aqueous media"Org.Lett.. 5・21. 3835-3838 (2003)
Masashi Ueda:“水介质中的铟介导的串联自由基加成-环化-捕获反应”Org.Lett.. 5・21(2003)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
宮部 豪人: "Indium-mediated Intermolecular Alkyl Radical Addition to Electron-deficient C=N Bond and C=C Bond in Water"Org. Lett.. 4(1). 131-134 (2002)
Goto Miyabe:“水中缺电子 C=N 键和 C=C 键的铟介导的分子间烷基加成”Org. 131-134 (2002)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Indium as a radical initiator in aqueous media: intermolecular alkyl radical addition to CN and CC bond
铟在水介质中作为自由基引发剂:分子间烷基自由基加成到 CN 和 CC 键上
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
影响因子:
--
作者:
[H. Miyabe, Masafumi Ueda, Azusa Nishimura, T. Naito*]
通讯作者:
T. Naito*
上田 昌史: "Zinc-mediated radical reaction of glyoxylic oxime ether and hydrazone in aqueous media : Asymmetric synthesis of α-amino acids"Tetrahedron : Asymmetry. 14(19). 2857-2859 (2003)
Masashi Ueda:“乙醛肟醚和腙在水介质中的锌介导的自由基反应:α-氨基酸的不对称合成”Tetrahedron 14(19) 2857-2859 (2003)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
Development of a novel method for constructing a heterocyclic skeleton using ring opening of a small ring compounds
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批准号:21K06465
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2021
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负责人:上田 昌史
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依托单位:
ZTTK症候群の知的障害発症機構解明を目指した核内蛋白質SONの機能解析
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批准号:20K16876
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2020
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负责人:上田 昌史
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依托单位:
オープンソースソフトウエアの社会・経済分析
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批准号:17700258
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.41万
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财政年份:2005
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负责人:上田 昌史
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依托单位:
多段階連続型水中ラジカル反応を用いた立体選択的複数炭素-炭素結合構築反応の開発
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批准号:17790027
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2005
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负责人:上田 昌史
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依托单位:
海外基金