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ラカンの後期思想における「自己注釈」の実践から見た精神分析の「危機」とその超克

ラカンの後期思想における「自己注釈」の実践から見た精神分析の「危機」とその超克
从拉康晚期思想的“自我评论”实践看精神分析的“危机”及其克服
批准号:
14710351
负责人:
原 和之
金额:
$1.22万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2003

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本年度はまず、平成15年3月に東京都立大学で行なわれたシンポジウム「ジャック・ラカンと欲望の倫理」中での提題(「欲望とその表現」)原稿を発表に向けて改稿する過程で、ラカンのセミネール『精神分析の倫理』を詳細に検討し、その中で展開されているソフォクレスの『アンティゴネ』の分析を、我々が先行する研究の中で明らかにしてきた「シニフィアン連鎖」の概念が内包する起源と終末における二つのリミットとの関わりで位置づけた。このなかでアンティゴネの悲劇を、そもそも一者すなわち一つの欲望が成立するより以前に他者の欲望を欲望するということ、すなわち「分かたずして愛する」ということに不可避な「悪しき不測の事態(mauvaise incidence)」として捉える捉え方を提示し、これをとおして精神分析固有の問題である愛の問題が、論理学的な問題として提起されるようになる背景の一つを明らかにした。平成15年10-11月にはラカンの思想形成過程の歴史的再構成を目的とした文献調査をフランスの国立図書館でおこない、ラカンのシニフィアン概念の先鋭化にあたって同時代の心理学者ダニエル・ラガーシュとの論争が果たした役割に関する知見を、論集『フランスとその<外部>』に収録予定の論考「「抵抗」するフランス----精神分析の言語論的展開への道」にまとめた。また国際交流基金・日本ラカン協会によるフランスの哲学者アラン・ジュランヴィル氏の招聘(平成15年11月)にあたっては、一つの講演のコメンテータおよび二つの講演の翻訳・通訳をつとめ、前後の時期に行なった意見交換の過程で、60年代以降のラカンの議論を統一的に整理する方法や、ラカンと同時代の思想家、とりわけレヴィナスとの関係などについて貴重な示唆を得ることが出来た。
英文摘要
本年度はまず、平成15年3月に東京都立大学で行なわれたシンポジウム「ジャック・ラカンと欲望の倫理」中での提題(「欲望とその表現」)原稿を発表に向けて改稿する過程で、ラカンのセミネール『精神分析の倫理』を詳細に検討し、その中で展開されているソフォクレスの『アンティゴネ』の分析を、我々が先行する研究の中で明らかにしてきた「シニフィアン連鎖」の概念が内包する起源と終末における二つのリミットとの関わりで位置づけた。このなかでアンティゴネの悲劇を、そもそも一者すなわち一つの欲望が成立するより以前に他者の欲望を欲望するということ、すなわち「分かたずして愛する」ということに不可避な「悪しき不測の事態(mauvaise incidence)」として捉える捉え方を提示し、これをとおして精神分析固有の問題である愛の問題が、論理学的な問題として提起されるようになる背景の一つを明らかにした。平成15年10-11月にはラカンの思想形成過程の歴史的再構成を目的とした文献調査をフランスの国立図書館でおこない、ラカンのシニフィアン概念の先鋭化にあたって同時代の心理学者ダニエル・ラガーシュとの論争が果たした役割に関する知見を、論集『フランスとその<外部>』に収録予定の論考「「抵抗」するフランス----精神分析の言語論的展開への道」にまとめた。また国際交流基金・日本ラカン協会によるフランスの哲学者アラン・ジュランヴィル氏の招聘(平成15年11月)にあたっては、一つの講演のコメンテータおよび二つの講演の翻訳・通訳をつとめ、前後の時期に行なった意見交換の過程で、60年代以降のラカンの議論を統一的に整理する方法や、ラカンと同時代の思想家、とりわけレヴィナスとの関係などについて貴重な示唆を得ることが出来た。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
原和之: "揺動する水面"I.R.S.‥ジャック・ラカン研究. 第2号(印刷中). (2003)
原和幸:《波动的水面》,雅克·拉康研究,第 2 期(目前正在印刷)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
原和之: "ラカン 哲学空間のエクソダス"講談社. 238 (2002)
原和幸:《拉康:哲学空间的出走》讲谈社 238 (2002)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
原和之: "欲望、無限、美・・・・アンティゴネの耀き=分裂"東京都立大学人文学報. 355(印刷中). 47-71 (2004)
原和之:“欲望、无限、美……安提戈涅的光辉=瓦解”东京都立大学人文通报355(出版中)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
石井洋二郎, 工藤庸子編: "フランスとその<外部>"東京大学出版会(発表予定).
石井洋二郎、工藤洋子(主编):《法国及其外部世界》,东京大学出版社(待出版)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
共 6 条
    文化の新たな理論言語:ラカンの精神分析に基づく人文科学のマテーム構築の基礎的研究
    • 批准号:
      22K00094
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    • 资助金额:
      $2.66万
    • 财政年份:
      2022
    • 负责人:
      原 和之
    • 依托单位:
    二十世紀における「分析」の歴史:精神分析・現象学・分析哲学と言語の「存在」
    • 批准号:
      16720018
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
    • 资助金额:
      $2.3万
    • 财政年份:
      2004
    • 负责人:
      原 和之
    • 依托单位: