ダイズの種皮着色を支配する遺伝子の分子遺伝学的解析
ダイズの種皮着色を支配する遺伝子の分子遺伝学的解析
批准号:
14760002
负责人:
千田 峰生
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
中文摘要
本研究では、黄ダイズの種皮着色抑制機構について調査してきた。黄ダイズ種子は、I遺伝子によって種皮着色が抑制されており、実際にIからiへの劣性突然変異体(以後、変異体と省略)では種皮が再び着色される。昨年度は、I遺伝子による種皮着色抑制が色素生合成に重要な酵素であるカルコンシンターゼ(CHS)をコードする遺伝子の転写後ジーンサイレンシング(以後、PTGSと省略)によることを明らかにした。この結果の正当性をさらに裏付けるため、本年度は以下の研究を行った。すなわち、特定の植物ウイルスは感染した黄ダイズの種皮に斑紋を形成させることがあるが、興味あることにこれらの植物ウイルスはいずれもPTGSを解除するサプレッサーを作り出すことがわかっている。このことから、黄ダイズ種皮の斑紋形成は、植物ウイルス由来のサプレッサーが着色抑制にかかわるCHS遺伝子のPTGSを部分的に解除しているためではないかという仮説が考えられた。この仮説を検証するために、本研究では斑紋形成する植物ウイルスに感染した個体と非感染個体間でCHS遺伝子転写産物量の定量比較を行った。PTGSは特定の遺伝子転写産物を分解する現象であるため、PTGSの部分的な解除によって、感染個体は非感染個体に比べ、CHS遺伝子転写産物量の増加が予想される。定量比較の結果、感染個体においてCHS遺伝子転写産物量の有意な増加が見られた。以上のことから、黄ダイズの斑紋形成に関する仮説を支持する結果が得られ、黄ダイズの種皮着色抑制機構がCHS遺伝子のPTGSであることをさらに裏付けるものとなった。
英文摘要
本研究では、黄ダイズの種皮着色抑制機構について調査してきた。黄ダイズ種子は、I遺伝子によって種皮着色が抑制されており、実際にIからiへの劣性突然変異体(以後、変異体と省略)では種皮が再び着色される。昨年度は、I遺伝子による種皮着色抑制が色素生合成に重要な酵素であるカルコンシンターゼ(CHS)をコードする遺伝子の転写後ジーンサイレンシング(以後、PTGSと省略)によることを明らかにした。この結果の正当性をさらに裏付けるため、本年度は以下の研究を行った。すなわち、特定の植物ウイルスは感染した黄ダイズの種皮に斑紋を形成させることがあるが、興味あることにこれらの植物ウイルスはいずれもPTGSを解除するサプレッサーを作り出すことがわかっている。このことから、黄ダイズ種皮の斑紋形成は、植物ウイルス由来のサプレッサーが着色抑制にかかわるCHS遺伝子のPTGSを部分的に解除しているためではないかという仮説が考えられた。この仮説を検証するために、本研究では斑紋形成する植物ウイルスに感染した個体と非感染個体間でCHS遺伝子転写産物量の定量比較を行った。PTGSは特定の遺伝子転写産物を分解する現象であるため、PTGSの部分的な解除によって、感染個体は非感染個体に比べ、CHS遺伝子転写産物量の増加が予想される。定量比較の結果、感染個体においてCHS遺伝子転写産物量の有意な増加が見られた。以上のことから、黄ダイズの斑紋形成に関する仮説を支持する結果が得られ、黄ダイズの種皮着色抑制機構がCHS遺伝子のPTGSであることをさらに裏付けるものとなった。
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Senda M. et al.: "Analysis of the duplicated CHS1 gene related to the suppression of the seed coat pigmentation in yellow soybeans"Theoretical and Applied Genetics. 104. 1086-1091 (2002)
Senda M. 等人:“分析与黄大豆种皮色素沉着抑制相关的重复 CHS1 基因”理论与应用遗传学。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
DOI:
10.1270/jsbbs.54.355
发表时间:
2004-12-01
期刊:
BREEDING SCIENCE
影响因子:
2.4
作者:
[Kasai, A, Watarai, M, Senda, M]
通讯作者:
Senda, M
Patterning of virus-infected soybean seed coat is associated with suppression of endogenous silencing of chalcone synthase genes.
病毒感染的大豆种皮的图案与查尔酮合酶基因的内源性沉默的抑制有关。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Plant Cell 16
影响因子:
--
作者:
[Senda, M., Masuta, C., Ohnishi, K., Goto, K, Kasai, A., Sano, T., Hong, J.S., Macfarlane, S.]
通讯作者:
S.
Wakasa et al.: "A miniature DNA element associated with the genome of pome fruit trees."HortScience. 38. 17-20 (2003)
Wakasa 等人:“与仁果树基因组相关的微型 DNA 元件。”HortScience。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ダイズ種子の着色メカニズムに迫る!-ウイルス感染による斑紋症状と色素合成に関与する遺伝子のPTGSの関係-
仔细观察大豆种子的着色机制! - 病毒感染引起的斑点症状与参与色素合成的基因PTGS的关系 -
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
化学と生物 (印刷中)
影响因子:
--
作者:
[千田峰生, 増田税]
通讯作者:
増田税
共 6 条
栽培ダイズにおける種皮着色突然変異の分子遺伝学的機構の解明
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批准号:12760003
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2000
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负责人:千田 峰生
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依托单位:
系統分化におけるダイズ種皮着色形質の欠失に関する分子遺伝学的研究
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批准号:09760003
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1997
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负责人:千田 峰生
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依托单位:
トランスポゾンによるイネ稔性回復遺伝子のタギングに関する研究
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批准号:08760003
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:千田 峰生
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依托单位: