タウ粒子を用いたレプトンのフレーバーを破る崩壊の探索
タウ粒子を用いたレプトンのフレーバーを破る崩壊の探索
批准号:
03J00673
负责人:
保久上 隆
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
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英文摘要
(1)Belle実験における中央飛跡検出器CDCの保守、較正及びアップグレード用の研究これまでCDCで採用していたアナログ信号を矩形波に変換し、その幅で電荷量、立ち上がりで到達時間に変換する回路S/QTボードにはクロストークと呼ばれる問題があり、それを解決するために新しいボードを製作し、試験的に導入した。その実際の検出器系統に組み込んだ性能評価を今年度取得したデータを用いて行った。その結果、エネルギー分解能が良いことを確認し、全チャンネルの約30%にこれを導入した。また、これに伴いエネルギー損失量dE/dxを用いた粒子識別の較正変数を大幅に変更し、これまでよりもdE/dxの分解能がハドロン事象を用いて10%改善することができた。また、この変更により更に高いルミノシティでも正常稼動することができる。また、今後予定されているBファクトリー実験のアップグレード用に採用予定であるこれまでよりもセル間隔が狭い飛跡検出器のビームテストを行い、その飛跡再構成を行った結果、位置分解能が約200μm以下、dE/dxを用いての粒子識別が可能であることを確認した。(2)物理解析150fb^<-1>のデータを用いてτ→μγ崩壊過程の解析を行った。また、τ→μγ崩壊過程と同様に新しい物理に敏感な同じτ粒子を用いたB→τν崩壊過程の探索を完全再構成法を用いて行った。この崩壊過程は近年話題となっているヒッグス粒子の寄与があれば、その崩壊分岐比は10^<-4>程度になると理論的に予言されている。そこで150fb^<-1>のデータを用いて解析を行い、これまで背景事象の多さが問題となっていた点をB中間子対の片側のB中間子の崩壊を完全に指定する完全再構成手法を用いることにより改善した。これによりこれまでの結果を約45%更新するBr<2.9x10^<-4>という上限値を得ることができた。
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