浅海生態系環境の定量的評価のための数値流動モデルの構築と物質・熱輸送特性の解明

浅海生态系统环境定量评价数值流模型构建及质热传输特性阐明

• 批准号: 03J03355
• 负责人: 田村 仁
• 金额: $ 1.09万
• 依托单位: Tokyo Institute of Technology
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 2004
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-03J03355/
• 关键词: サンゴ礁; 数値流動モデル; 温熱輸送特性; 石西礁湖; 沿岸生態系環境; 数値海水流動計算モデル; サンゴ礁海域; 温熱環境特性; 物質輸送モデル; 浅水乱流モデル

1)浅海生態系環境評価のための数値モデルの汎用化と実海域への適用として,前年度までに開発してきた,リーフ海域を対象とした数値流動温熱輸送モデルを沖縄・石西礁湖海域へ適用した.さらに礁湖内におけるサンゴ幼生輸送過程の把握のためパーティクルトラッキングモデルを用いることで,そのラグランジュ的挙動の解析を行った.その結果,リーフが発達し水深の浅い海域で高水温状態となる傾向にあるが,一概に水深にのみに依存しているのではなく,小浜島東や西表島東岸の礁嶺の発達が著しく,礁湖外から低温水塊が流入しにくい「潮通し」の悪い海域では高水温ストレスを受けやすい海域となっていることが確認でき,サンゴ被度調査結果で,それが50%以上の分布範囲と比較すると,高水温状態になりやすい海域には高被度領域が存在していないことが示された.また,サンゴ幼生輸送計算より,石西礁湖東部投入粒子はサンゴ幼生が定着行動を開始する産卵一週間後には礁湖北部に輸送されていることから礁湖内での定着率は低いことが示唆された.一方,中央部・西部に投入した粒子は同時期に広く拡散しながらもほとんどは礁湖内に留まっている.このことは中央部・西部から供給されたサンゴ幼生は礁湖内での自己加入の可能性が高いことを示している.2)8月に沖縄で開催された国際サンゴ礁学会に参加し,海外研究者を通じて,現在の世界レベルのサンゴ礁海域を対象とした数値流動モデル研究水準の限界と可能性がどの程度のものなのかを認識するとともに,今後の新たな研究展開の方向性,モデルの発展性に対してディスカッションを行なった.

1)Environmental assessment of shallow sea ecosystems: numerical values for the general use of marine ecosystems: application of marine ecosystems: application of marine In addition, the analysis of the movement of the whole process of transportation in the lagoon was carried out. The results show that the occurrence of high water temperature in shallow waters depends on the water depth, and the occurrence of low temperature water mass outside the lagoon flows into the high water temperature in shallow waters, and the occurrence of high water temperature in shallow waters depends on the water depth. More than 50% of the distribution range is compared with that of the high water temperature state. Additionally, the calculation of the transport of Santun larvae shows that the particles input to the eastern part of Shixi Lagoon will be transported to the northern part of the lagoon after the egg laying period begins. The fixation rate in the lagoon is low. One side, the central part, the western part, the input particles, the same time, the dispersion, the dispersion, the lagoon, the retention, the middle. 2) In August, the International Reef Society was invited to participate, and overseas researchers were informed that the current world's reef sea area is subject to numerical flow, and the possibility of limiting research levels is high. In the future, new research will be carried out in a directional manner, and the development of new research will be carried out in a timely manner.

项目成果

田村 仁: "裾礁域での海水流動特性に関する数値シミュレーション解析"日本サンゴ礁学会第6回大会講演要旨集. 10 (2003)

田村仁：《岸礁区海水流动特性的数值模拟分析》日本珊瑚礁学会第六届年会论文集10（2003）。

裾礁タイプサンゴ礁域における海水流動・温熱環境特性に関する数値シミュレーション

边缘型珊瑚礁区海水流动及热环境特征数值模拟

• 发表时间: 2004
• 期刊: 海岸工学論文集 第51巻
• 作者: 田村 仁;田村 仁
• 通讯作者: 田村 仁

田村 仁: "石垣島白保海域における流動・温熱環境特性とその季節変化"日本サンゴ礁学会第6回大会講演要旨集. 54 (2003)

田村仁：《石垣岛白保地区的流热环境特征及其季节变化》日本珊瑚礁学会第六届年会论文集54（2003）。

田村 仁: "石垣島吹通川河口前面リーフ海域における流動及び物質輸送特性に関する研究"日本サンゴ礁学会第6回大会講演要旨集. 70 (2003)

Hitoshi Tamura：“石垣岛吹通河口前礁区的水流和质量传输特性研究”日本珊瑚礁学会第六届会议论文集70（2003）。

石垣島東岸裾礁域の流動特性に関する現地観測と数値解析

石垣岛东岸岸礁区水流特征实地观测与数值分析

• 发表时间: 2004
• 期刊: 土木学会論文集 No.768/II-68
• 作者: 田村 仁