変異蛋白質を用いたナメクジウオロドプシンと多様な視物質との性質・機能の比較解析
変異蛋白質を用いたナメクジウオロドプシンと多様な視物質との性質・機能の比較解析
批准号:
03J05631
负责人:
塚本 寿夫
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005
中文摘要
ロドプシン類似の光受容蛋自質は、アミノ酸配列の相同性に基づき5種類のサブグループに分類できる。本研究は、ロドプシン類における活性化機構の類似点と相違点を明らかにすることを目的とする。具体的には、脊椎動物の視物質とは異なるサブグループに属するナメクジウオロドプシンの機能発現機構を、変異蛋白質を用いて解析し、よく研究されている脊椎動物の視物質(ウシロドプシン)と比較した。前年度までの研究から、ナメクジウオロドプシンの6番目の膜貫通ヘリックスに存在するAla269残基に変異を導入すると、光産物(活性状態)の吸収スペクトルが大きく変化し、G蛋白質活性化能が低下することを見いだした。なぜAla269変異が光産物に大きく影響するのか明らかにすることはナメクジウオロドプシンの機能発現機構の理解につながると考え、以下の実験を行った。1.Ala269変異の影響を小さくするAla269周辺の残基の変異を探索した。その結果5番目の膜貫通ヘリックスに存在するアミノ酸残基に変異を導入すると、Ala269変異の影響が小さくなった。一方、ウシロドプシンのAla269に変異を導入するとG蛋白質活性化能の低下は見られたが、光産物の吸収スペクトルへの影響はナメクジウオロドプシンの場合と異なった。2.ウシロドプシンにおいては、活性状態への構造変化(構成的活性化)を誘起する変異が知られている。その中の代表的な変異をナメクジウオロドプシンのAla269変異体において対応する位置に導入した。その結果光産物の吸収スペクトルが野生型様に戻ることが示唆された。以上の結果から、ナメクジウオロドプシンが活性状態を形成する上で5番目と6番目の膜貫通ヘリックスのAla269周辺領域が構造変化することを見いだした。ウシロドプシンにおいても同様の構造変化は重要であるが、ナメクジウオロドプシンとは相違点も存在する可能性を見いだした。
英文摘要
ロドプシン類似の光受容蛋自質は、アミノ酸配列の相同性に基づき5種類のサブグループに分類できる。本研究は、ロドプシン類における活性化機構の類似点と相違点を明らかにすることを目的とする。具体的には、脊椎動物の視物質とは異なるサブグループに属するナメクジウオロドプシンの機能発現機構を、変異蛋白質を用いて解析し、よく研究されている脊椎動物の視物質(ウシロドプシン)と比較した。前年度までの研究から、ナメクジウオロドプシンの6番目の膜貫通ヘリックスに存在するAla269残基に変異を導入すると、光産物(活性状態)の吸収スペクトルが大きく変化し、G蛋白質活性化能が低下することを見いだした。なぜAla269変異が光産物に大きく影響するのか明らかにすることはナメクジウオロドプシンの機能発現機構の理解につながると考え、以下の実験を行った。1.Ala269変異の影響を小さくするAla269周辺の残基の変異を探索した。その結果5番目の膜貫通ヘリックスに存在するアミノ酸残基に変異を導入すると、Ala269変異の影響が小さくなった。一方、ウシロドプシンのAla269に変異を導入するとG蛋白質活性化能の低下は見られたが、光産物の吸収スペクトルへの影響はナメクジウオロドプシンの場合と異なった。2.ウシロドプシンにおいては、活性状態への構造変化(構成的活性化)を誘起する変異が知られている。その中の代表的な変異をナメクジウオロドプシンのAla269変異体において対応する位置に導入した。その結果光産物の吸収スペクトルが野生型様に戻ることが示唆された。以上の結果から、ナメクジウオロドプシンが活性状態を形成する上で5番目と6番目の膜貫通ヘリックスのAla269周辺領域が構造変化することを見いだした。ウシロドプシンにおいても同様の構造変化は重要であるが、ナメクジウオロドプシンとは相違点も存在する可能性を見いだした。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
A rhodopsin exhibiting binding ability to agonist all-trans-retinal.
一种视紫红质,具有激动全反式视网膜的结合能力。
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
Proc.Natl.Acad.Sci.USA 102
影响因子:
--
作者:
[Tsukamoto, H.]
通讯作者:
H.
Akihisa Terakita: "Counterion displacement in the molecular evolution of the rhodopsin family."Nature Structural & Molecular Biology. 11. 284-289 (2004)
Akihisa Terakita:“视紫红质家族分子进化中的反离子置换。”《自然结构》
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
GPCRシグナルの精密バイアス光操作ツールの作製
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批准号:23K21296
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$2.16万
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财政年份:2024
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负责人:塚本 寿夫
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依托单位:
Construction of further biased optical control tools manipulating GPCR signalings
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批准号:21H02445
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.07万
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财政年份:2021
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负责人:塚本 寿夫
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依托单位:
光受容蛋白質の機能多様性とそれを生み出す分子特性の分子生理学・生化学的解析
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批准号:07J09175
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2007
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负责人:塚本 寿夫
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依托单位:
海外基金