植食性昆虫における食性幅進化の解明:狭食・植物食から広食・共食いまで
植食性昆虫における食性幅進化の解明:狭食・植物食から広食・共食いまで
批准号:
15770011
负责人:
津田 みどり
金额:
$2.05万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005
中文摘要
植食性昆虫の食性幅(利用する寄主植物の種数)の進化を決定する要因として、1.寄主の硬さ、2.利用寄主の生活型、3.寄主の時空間的利用可能性、を仮説検証した。寄主情報があり、卵も大きく観察しやすい欧州産マメゾウムシ属12種とそれらの寄主植物ソラマメ連20種について、諸形質状態(幼虫の穿孔距離、寄主の硬度、寄主の生活型)と、種子の時空間動態(年変動・空間変動)を引き続き調査した。その結果、マメゾウムシの穿孔距離は、主な利用寄主の莢・種子の硬さに比例することが確かめられた。同じ寄主を利用する複数のマメゾウムシの間で産卵部位が異なり、これについても穿孔距離と産卵部位の硬さが対応していることが判明した。幼虫の穿孔距離または寄主硬度は、それぞれ利用寄主種数またはマメゾウムシ種数には関係がなかった。よって寄主の硬さは寄主の利用可能性を決定する要因のひとつではあるが、寄主範囲は別の要因も関与して決まると言える。寄主マメの単位サンプリング時間当たり種子数は年によって異なり、1年生の方が多年生より種子が多かった。またマメゾウムシの種子あたり卵密度も年変動が大きく、多年生寄主上では一年生寄主上より高密度だった。多年生ソラマメ連はこれらを利用するマメゾウムシ種数も多い。種子数の変動係数は多年生の方が小さく、平均値が低くても毎年安定に利用可能なため寄主として利用される頻度が高くなったと考えられた。異なる生息地間の種子数の差は認められなかったので、マメゾウムシ属では資源植物の空間変動より時間変動の方が利用パターンの進化に重要な役割を果たしたと考えられる。
英文摘要
植食性昆虫の食性幅(利用する寄主植物の種数)の進化を決定する要因として、1.寄主の硬さ、2.利用寄主の生活型、3.寄主の時空間的利用可能性、を仮説検証した。寄主情報があり、卵も大きく観察しやすい欧州産マメゾウムシ属12種とそれらの寄主植物ソラマメ連20種について、諸形質状態(幼虫の穿孔距離、寄主の硬度、寄主の生活型)と、種子の時空間動態(年変動・空間変動)を引き続き調査した。その結果、マメゾウムシの穿孔距離は、主な利用寄主の莢・種子の硬さに比例することが確かめられた。同じ寄主を利用する複数のマメゾウムシの間で産卵部位が異なり、これについても穿孔距離と産卵部位の硬さが対応していることが判明した。幼虫の穿孔距離または寄主硬度は、それぞれ利用寄主種数またはマメゾウムシ種数には関係がなかった。よって寄主の硬さは寄主の利用可能性を決定する要因のひとつではあるが、寄主範囲は別の要因も関与して決まると言える。寄主マメの単位サンプリング時間当たり種子数は年によって異なり、1年生の方が多年生より種子が多かった。またマメゾウムシの種子あたり卵密度も年変動が大きく、多年生寄主上では一年生寄主上より高密度だった。多年生ソラマメ連はこれらを利用するマメゾウムシ種数も多い。種子数の変動係数は多年生の方が小さく、平均値が低くても毎年安定に利用可能なため寄主として利用される頻度が高くなったと考えられた。異なる生息地間の種子数の差は認められなかったので、マメゾウムシ属では資源植物の空間変動より時間変動の方が利用パターンの進化に重要な役割を果たしたと考えられる。
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DOI:
10.1007/s10144-005-0243-y
发表时间:
2005
期刊:
Population Ecology
影响因子:
1.7
作者:
[M. Tuda;Takashi Matsumoto;T. Itioka;N. Ishida;M. Takanashi;W. Ashihara;M. Kohyama;M. Takagi]
通讯作者:
M. Tuda;Takashi Matsumoto;T. Itioka;N. Ishida;M. Takanashi;W. Ashihara;M. Kohyama;M. Takagi
Tuda, M., Wasano, N., Kondo, N., Horng, S-B., Chou, L.-Y., Tateishi, Y.: "Habitat-related mtDNA polymorphism in a stored-bean pest Callosobruchus chinensis (Coleoptera : Bruchidae)."Bulletin of Entomological Research. 94(1). 75-80 (2004)
Tuda, M.、Wasano, N.、Kondo, N.、Horng, S-B.、Chou, L.-Y.、Tateishi, Y.:“储豆害虫 Callosbruchus chinensis 中与栖息地相关的 mtDNA 多态性(鞘翅目:
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Complexity, evolution an persistence in host-parasitoid experimental systems, with Callosobruchus beetles as the host.
复杂性、进化是寄主-寄生生物实验系统中的持久性,以卡洛索布鲁科斯甲虫为宿主。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Advances in Ecological Research 37
影响因子:
--
作者:
[Tuda, M., Shimada, M.]
通讯作者:
M.
Tuda, M., Morimoto, K.: "A new species Megabruchidius sophorae (Coleoptera, Bruchidae), feeding on seeds of Styphnolobium (Fabaceae) new to Bruchidae."Zoological Science. 21(1). 105-110 (2004)
Tuda, M., Morimoto, K.:“一种新物种Megabruchidius sophorae(鞘翅目,豆科),以豆科新种Styphnolobium(豆科)的种子为食。”动物学科学。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
津田みどり: "生態学事典"共立出版. 202-203 (2004)
津田绿:《生态学百科全书》Kyoritsu Shuppan 202-203 (2004)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 10 条
トランスクリプトームから紐解く可塑性・適応と体内外生物群集の関係
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批准号:19K06840
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2019
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负责人:津田 みどり
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依托单位:
3栄養段階における植物の質と気象の影響-ミカン―カイガラムシ―2寄生蜂群集を例として-
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批准号:12740424
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2000
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负责人:津田 みどり
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依托单位:
国内基金
海外基金
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访花露尾甲亚科系统发育重建及其与寄主植物协同进化机制研究
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批准号:32670581
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项目类别:面上项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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依托单位:
寄主植物挥发物对茶尺蠖及近缘种灰茶尺蠖识别TypeII性信息素增效作用的分子机制
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项目类别:面上项目
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资助金额:30.00万元
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Serratia symbiotica调控水杨酸与茉莉酸合成介导豌豆蚜抵抗寄主植物防御的分子机制
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项目类别:面上项目
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项目类别:青年科学基金项目
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批准年份:2024
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依托单位: