课题基金 / 基金详情

HCV感受性細胞IMY-N9におけるウイルスレセプター及び宿主細胞複製因子の解析

HCV感受性細胞IMY-N9におけるウイルスレセプター及び宿主細胞複製因子の解析
HCV易感细胞IMY-N9中病毒受体和宿主细胞复制因子分析
批准号:
15790362
负责人:
伊藤 敬義
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
HCV増殖機構の解析はインターフェロン(IFN)療法やリバビリンによる治療のみに頼っている現況において、新たな抗ウイルス剤の開発に必須の研究である。我々はこれまで培養肝細胞株を用いたHCV複製系の開発及びin vitro transcriptを用いたHCV RNA翻訳制御機構の解析を行ってきた。HCV RNAの3'末端に保存されたX領域があり、この部位には宿主蛋白であるpolypyrimidine-tract-binding-protein(PTB)が結合し、HCV RNA翻訳増強に関与すると報告した。更にHCVにはコア蛋白領域RNAにもPTB結合部位があり、HCV RNA翻訳抑制部位となっていることも見いだした。これらの事実はHCV増殖機構に宿主細胞因子が重要であることを示している。我々は更にヒト初代培養肝細胞でHCVが複製することに着目し、HCV非感受性細胞であるHepG2細胞にヒト肝細胞を細胞融合し、得られた融合細胞の中からHCV感受性細胞株IMY-N9細胞をクローニングした。IMY-N9はHepG2細胞とヒト肝細胞の染色体全てを持ち合わせており、ヒト肝細胞のphenotypeがHCV複製に関与していることが示された。IMY-N9と親細胞であるHepG2の宿主蛋白発現レベルをGeneChipを用いて比較すると、Heparan Sulfate Proteoglycan(HSPG)コア蛋白の1つであるGlypican-3、また肝特異的転写制御因子であるHepatocyte Nuclear Factor 4(HNF-4)のmRNA levelがIMY-N9で有意に上昇していた。HSPGはHCVと同じフラビウイルスに属するデングウイルスのレセプターとして近年報告されており、HIVやサイトメガロウイルスの細胞内エントリーにも関与している。IMY-N9のHCV感受性もGlypican-3高発現による可能性も示唆され、特にレセプター機能を持つ可能性がある。RT-PCRやWestern blot法の解析でもGlypican 3やHNF-4のIMY-N9における発現増強が確認された。更にHCVレセプターと報告されているCD81発現は認めず、IMY-N9への感染は異なるレセプターを介する事が示唆された。また、Huh7細胞での複製がLemonらによって確立されているHCV subgenomic replicon(NNeo3'-5')についてIMY-N9、HepG2での複製をRNA transfectionで検討するとIMY-N9のみにコロニー形成を認めた。しかし、複製効率はHuh7より低かった。一方、Wakitaらが確立したgenotype 2a由来のHCV subgenomic replicon(JFH-1)では両者にコロニー形成を認めたが、IMY-N9での複製がHuh7、HepG2より複製高率が高かった。更にJFH-1 subgenomic repliconが複製しているIMY-N9と患者血清を用いた感染実験を行うと、培養上清中に患者血清由来のHCVがオリジナルのIMY-N9より大量に放出されることが明らかとなった。
英文摘要
HCV増殖機構の解析はインターフェロン(IFN)療法やリバビリンによる治療のみに頼っている現況において、新たな抗ウイルス剤の開発に必須の研究である。我々はこれまで培養肝細胞株を用いたHCV複製系の開発及びin vitro transcriptを用いたHCV RNA翻訳制御機構の解析を行ってきた。HCV RNAの3'末端に保存されたX領域があり、この部位には宿主蛋白であるpolypyrimidine-tract-binding-protein(PTB)が結合し、HCV RNA翻訳増強に関与すると報告した。更にHCVにはコア蛋白領域RNAにもPTB結合部位があり、HCV RNA翻訳抑制部位となっていることも見いだした。これらの事実はHCV増殖機構に宿主細胞因子が重要であることを示している。我々は更にヒト初代培養肝細胞でHCVが複製することに着目し、HCV非感受性細胞であるHepG2細胞にヒト肝細胞を細胞融合し、得られた融合細胞の中からHCV感受性細胞株IMY-N9細胞をクローニングした。IMY-N9はHepG2細胞とヒト肝細胞の染色体全てを持ち合わせており、ヒト肝細胞のphenotypeがHCV複製に関与していることが示された。IMY-N9と親細胞であるHepG2の宿主蛋白発現レベルをGeneChipを用いて比較すると、Heparan Sulfate Proteoglycan(HSPG)コア蛋白の1つであるGlypican-3、また肝特異的転写制御因子であるHepatocyte Nuclear Factor 4(HNF-4)のmRNA levelがIMY-N9で有意に上昇していた。HSPGはHCVと同じフラビウイルスに属するデングウイルスのレセプターとして近年報告されており、HIVやサイトメガロウイルスの細胞内エントリーにも関与している。IMY-N9のHCV感受性もGlypican-3高発現による可能性も示唆され、特にレセプター機能を持つ可能性がある。RT-PCRやWestern blot法の解析でもGlypican 3やHNF-4のIMY-N9における発現増強が確認された。更にHCVレセプターと報告されているCD81発現は認めず、IMY-N9への感染は異なるレセプターを介する事が示唆された。また、Huh7細胞での複製がLemonらによって確立されているHCV subgenomic replicon(NNeo3'-5')についてIMY-N9、HepG2での複製をRNA transfectionで検討するとIMY-N9のみにコロニー形成を認めた。しかし、複製効率はHuh7より低かった。一方、Wakitaらが確立したgenotype 2a由来のHCV subgenomic replicon(JFH-1)では両者にコロニー形成を認めたが、IMY-N9での複製がHuh7、HepG2より複製高率が高かった。更にJFH-1 subgenomic repliconが複製しているIMY-N9と患者血清を用いた感染実験を行うと、培養上清中に患者血清由来のHCVがオリジナルのIMY-N9より大量に放出されることが明らかとなった。
期刊论文(10)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Miyokawa A, Ito T, et al.: "Conserved sequence and function of HCV core protein in HCV-infected patients with and without hepatocellular carcinoma"The Showa University Journal of Medical Sciences. 15(2). 119-128 (2003)
Miyokawa A, Ito T, et al.:“HCV 感染患者中患有和不患有肝细胞癌的 HCV 核心蛋白的保守序列和功能”昭和大学医学科学杂志。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
Saito T, Ito T, et al.: "Sequence analysis of PePHD within HCV E2 region and correlation with resistance of interferon therapy in Japanese patients infected with HCV genotype 2a and 2b"American Journal of Gastroenterology. 98(6). 1377-1383 (2003)
Saito T、Ito T 等人:“感染 HCV 基因型 2a 和 2b 的日本患者中 HCV E2 区域内 PePHD 的序列分析及其与干扰素治疗耐药性的相关性”美国胃肠病学杂志。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
伊藤敬義, 三田村圭二: "I.トピックス B.肝・胆・膵 3.HCV感染モデル(Annual Review 消化器)"中外医学社. 358 (2003)
Takayoshi Ito、Keiji Mitamura:“I.主题 B.肝脏、胆汁、胰腺 3.HCV 感染模型(年度回顾胃肠)”Chugai Igakusha 358(2003)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
DOI: 10.15369/sujms1989.15.99
发表时间: 2003
期刊: The Showa University Journal of Medical Sciences
影响因子: --
作者: [Kenichi Morikawa;Takayoshi Ito;H. Nozawa;Akio Miyokawa;Takeshi Saito;A. Katagiri;K. Mitamura]
通讯作者: Kenichi Morikawa;Takayoshi Ito;H. Nozawa;Akio Miyokawa;Takeshi Saito;A. Katagiri;K. Mitamura
8
    培養細胞を用いたC型肝炎ウイルス複製機構の解析
    • 批准号:
      12770277
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
    • 资助金额:
      $1.28万
    • 财政年份:
      2000
    • 负责人:
      伊藤 敬義
    • 依托单位:
    国内基金
    海外基金
    靶向肝细胞癌glypican-3的新型68Ga/177Lu-DOTA-3PEGn-TJ12P2 Dimer诊疗一体化探针的初步研究
    • 批准号:
      --
    • 项目类别:
      青年科学基金项目
    • 资助金额:
      30万元
    • 批准年份:
      2022
    • 负责人:
      朱冬灵
    • 依托单位:
    新型双组分Glypican-3特异性嵌合受体增强CAR-T细胞治疗肝癌的安全性及机制研究
    • 批准号:
      2020A1515010982
    • 项目类别:
      省市级项目
    • 资助金额:
      10.0万元
    • 批准年份:
      2020
    • 负责人:
      蒋小滔
    • 依托单位:
    原发性肝癌标志物Glypican-3细胞膜原位动态修饰的比例荧光探测、化学干预及信号转导机制研究
    • 批准号:
      91853201
    • 项目类别:
      重大研究计划
    • 资助金额:
      280.0万元
    • 批准年份:
      2018
    • 负责人:
      贺晓鹏
    • 依托单位:
    肝癌胚胎抗原Glypican-3纳米疫苗递送系统的设计及其在肝癌免疫治疗中的应用
    • 批准号:
      21604095
    • 项目类别:
      青年科学基金项目
    • 资助金额:
      20.0万元
    • 批准年份:
      2016
    • 负责人:
      张闯年
    • 依托单位: