組織FISH法を用いたびまん性大細胞型Bリンパ腫の染色体解析と予後との関連性
組織FISH法を用いたびまん性大細胞型Bリンパ腫の染色体解析と予後との関連性
批准号:
15790497
负责人:
野村 憲一
金额:
$1.54万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
关键词:
中文摘要
1)びまん性大細胞型Bリンパ腫(DLBCL)では化学療法で高率に寛解が得られるものの,5年生存率は30-38%と予後不良の疾患である.予後の改善を日指し,初診時に患者を層別化して治療計画を立てることを考え,染色体異常が予後予測因子となるかどうかを検討した.対象は50例のDLBCLで,IGH/BCL6は7例,IGH/BCL2は4例,IGH/c-MYCは3例で認められた.IGH/BCL6陽性例はIPIスコアの高い傾向があった.IGH/BCL2陽性例は陰性例と比較して早期死亡は少なかったが最終的には全例死亡していた.IGH/c-MYC, IGH/BCL6陽性例の予後は非常に不良であった (2年生存率0%,40%).IGH/BCL6陽性あるいはIGH/c-MYC陽性DLBLの予後は陰性例に比較して予後が不良であることが判明したので、このような転座をもつ症例は初診時より強力な治療を行うことで予後を改善できる可能性があることが判明した.2)MALTリンパ腫では,t(11;18)はすでに予後因子であることはすでに判明している.そこで組織FISH法をもちいて,13例のMALTリンパ腫について染色体異常を検討し,trisomy3が予後因子である可能性を示した.3)IGH/BCL2とIGH/c-MYCをともにもつびまん性大細胞型Bリンパ腫症例に対し,FISH法により,IGH/BCL2が最初に起こり,続いてIGH/c-MYC転座が起こっていることを示すことが出来た.
英文摘要
1)びまん性大細胞型Bリンパ腫(DLBCL)では化学療法で高率に寛解が得られるものの,5年生存率は30-38%と予後不良の疾患である.予後の改善を日指し,初診時に患者を層別化して治療計画を立てることを考え,染色体異常が予後予測因子となるかどうかを検討した.対象は50例のDLBCLで,IGH/BCL6は7例,IGH/BCL2は4例,IGH/c-MYCは3例で認められた.IGH/BCL6陽性例はIPIスコアの高い傾向があった.IGH/BCL2陽性例は陰性例と比較して早期死亡は少なかったが最終的には全例死亡していた.IGH/c-MYC, IGH/BCL6陽性例の予後は非常に不良であった (2年生存率0%,40%).IGH/BCL6陽性あるいはIGH/c-MYC陽性DLBLの予後は陰性例に比較して予後が不良であることが判明したので、このような転座をもつ症例は初診時より強力な治療を行うことで予後を改善できる可能性があることが判明した.2)MALTリンパ腫では,t(11;18)はすでに予後因子であることはすでに判明している.そこで組織FISH法をもちいて,13例のMALTリンパ腫について染色体異常を検討し,trisomy3が予後因子である可能性を示した.3)IGH/BCL2とIGH/c-MYCをともにもつびまん性大細胞型Bリンパ腫症例に対し,FISH法により,IGH/BCL2が最初に起こり,続いてIGH/c-MYC転座が起こっていることを示すことが出来た.
期刊论文(8)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Molecular-cytogenetic characterization of non-Hodgkin's lymphoma with double and cryptic translocations of the immunoglobulin heavy chain gene.
具有免疫球蛋白重链基因双重和隐性易位的非霍奇金淋巴瘤的分子细胞遗传学特征。
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Leuk Lymphoma 45(8)
影响因子:
--
作者:
[Kanda-Akano Y, Nomura K, Fujita Y, Horiike S, Nishida K, Nagai M, Miura I, Nakamura S, Seto M, Iida S, Ueda R, Taniwaki M.]
通讯作者:
Taniwaki M.
Matsumoto Y, Nomura K, Matsumoto S, Ueda K, Nakao M, Nishida K, Sakabe H, Yokota S, Horiike S, Nakamine H, Nakamura S, Taniwaki M.: "Detection of t(14;18) in follicular lymphoma by dual-color fluorescence in situ hybridization on paraffin-embedded tissue
Matsumoto Y、Nomura K、Matsumoto S、Ueda K、Nakao M、Nishida K、Sakabe H、Yokota S、Horiike S、Nakamine H、Nakamura S、Taniwaki M.:“滤泡性淋巴瘤中 t(14;18) 的检测
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Detection of BCL2-IGH rearrangement on paraffin-embedded tissue sections obtained from a small sub-mucosal tumor of the rectum in a patient with recurrent follicular lymphoma.
从患有复发性滤泡性淋巴瘤的患者的直肠粘膜下小肿瘤获得的石蜡包埋组织切片上检测 BCL2-IGH 重排。
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
World J.Gastroenterol. 10
影响因子:
--
作者:
[N.Yoshida]
通讯作者:
N.Yoshida
谷脇雅史, 野村憲一: "【造血器腫瘍とゲノム】造血器腫瘍のFISH解析(解説/特集)"ゲノム医学. 3巻2号. 145-149 (2003)
Masashi Taniwaki、Kenichi Nomura:“[造血肿瘤和基因组]造血肿瘤的 FISH 分析(评论/专题)”《基因组医学》第 3 卷,第 2 期。145-149 (2003)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
DOI:
10.3748/wjg.v11.i1.89
发表时间:
2005-01-07
期刊:
WORLD JOURNAL OF GASTROENTEROLOGY
影响因子:
4.3
作者:
[Taji, Sawako, Nomura, Kenichi, Taniwaki, Masafumi]
通讯作者:
Taniwaki, Masafumi
共 8 条
海外基金