植物オルガネラにおけるRecA相同タンパク質の機能解析
植物オルガネラにおけるRecA相同タンパク質の機能解析
批准号:
04J08575
负责人:
小田原 真樹
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
昨年度に引き続き、ヒメツリガネゴケのミトコンドリア移行型RecA(PpRecA1)に関しての解析を重点的に行った。解析の結果、RprecA1破壊株に生じたミトコンドリアゲノム再編成の原因となっていた反復配列の多くはダイレクトリピート(DR)であり、分子内組換えによって欠失ゲノムがもたらされていることが判明した。また、PprecA1破壊株のミトコンドリアにはこのような異常な組換え体のみならず、電気泳動速度が極端に遅い異常な構造を持つゲノムも蓄積されていることも判明し、PprecA1の破壊はミトコンドリアゲノムに何らかの大きな構造変換をもたらしている可能性が示唆された。一方、定量PCR法による解析を行った結果、破壊株ではDRと同様にインバーテッドリピートにおける組換えも促進されていることが判明し、破壊株のミトコンドリアにおける再編成の必要条件は反復配列であることがわかった。定量PCR法によりDNA損傷後の修復過程をモニターしたところ、PprecA1破壊株はミトコンドリアDNA損傷の回復が低下することが明らかになった。これは、PprecA1がミトコンドリアDNAの修復に機能していることが示している。recA以外にミトコンドリアゲノム動態への関与が予想される遺伝子として、大腸菌で組換え後期過程に関わるヘリケースrecGの相同遺伝子(PprecG)、シロイヌナズナのミトコンドリアゲノム再編成に関与することが報告されているmsh1相同遺伝子(Ppmsh1)をヒメツリガネゴケに同定し、いずれもミトコンドリアに移行することが明らかにした。PprecG破壊株、Ppmsh1破壊株はいずれも生育に異常をきたし、PprecA1破壊株と同様のミトコンドリアゲノム再編成が起きていることが判明した。これらの結果から、植物のバクテリア型相同組換えコンポーネントは、ミトコンドリアゲノム再編成の抑制に機能していることが示唆された。
英文摘要
昨年度に引き続き、ヒメツリガネゴケのミトコンドリア移行型RecA(PpRecA1)に関しての解析を重点的に行った。解析の結果、RprecA1破壊株に生じたミトコンドリアゲノム再編成の原因となっていた反復配列の多くはダイレクトリピート(DR)であり、分子内組換えによって欠失ゲノムがもたらされていることが判明した。また、PprecA1破壊株のミトコンドリアにはこのような異常な組換え体のみならず、電気泳動速度が極端に遅い異常な構造を持つゲノムも蓄積されていることも判明し、PprecA1の破壊はミトコンドリアゲノムに何らかの大きな構造変換をもたらしている可能性が示唆された。一方、定量PCR法による解析を行った結果、破壊株ではDRと同様にインバーテッドリピートにおける組換えも促進されていることが判明し、破壊株のミトコンドリアにおける再編成の必要条件は反復配列であることがわかった。定量PCR法によりDNA損傷後の修復過程をモニターしたところ、PprecA1破壊株はミトコンドリアDNA損傷の回復が低下することが明らかになった。これは、PprecA1がミトコンドリアDNAの修復に機能していることが示している。recA以外にミトコンドリアゲノム動態への関与が予想される遺伝子として、大腸菌で組換え後期過程に関わるヘリケースrecGの相同遺伝子(PprecG)、シロイヌナズナのミトコンドリアゲノム再編成に関与することが報告されているmsh1相同遺伝子(Ppmsh1)をヒメツリガネゴケに同定し、いずれもミトコンドリアに移行することが明らかにした。PprecG破壊株、Ppmsh1破壊株はいずれも生育に異常をきたし、PprecA1破壊株と同様のミトコンドリアゲノム再編成が起きていることが判明した。これらの結果から、植物のバクテリア型相同組換えコンポーネントは、ミトコンドリアゲノム再編成の抑制に機能していることが示唆された。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
生物の科学 遺伝 別冊「日本の遺伝学の潮流」
生物科学遗传学特别版“日本遗传学的趋势”
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小田原真樹, 井上貴之, 黒岩晴子, 黒岩常祥, 関根靖彦]
通讯作者:
関根靖彦
DOI:
10.1093/molbev/msl198
发表时间:
2007-03-01
期刊:
MOLECULAR BIOLOGY AND EVOLUTION
影响因子:
10.7
作者:
[Terasawa, Kimihiro, Odahara, Masaki, Sato, Naoki]
通讯作者:
Sato, Naoki
RNAデリバリーによる非組換え開花促進技術の開発
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批准号:22K05625
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:小田原 真樹
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依托单位:
海外基金