凍結乾燥法による新しいマウス精子保存法の開発

冷冻干燥法开发小鼠精子保存新方法

基本信息

批准号：
15680013
负责人：
金子武人
金额：
$ 14.98万
依托单位：
Kumamoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2004
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15680013/
关键词：
マウス精子凍結乾燥 ICSI

项目摘要

凍結乾燥したマウス精子から正常な産子が得られることが明らかになったことから、凍結乾燥法を新しいマウス精子保存法として応用することを本研究の目的とした。凍結乾燥後のマウス精子は4℃での保存が可能であることが既に示唆されている(Kaneko 2003)。しかしながら、長期保存後の精子の状態、また保存温度が凍結乾燥精子に与える影響は明らかにされていない。そこで本研究では、異なる温度で保存したマウス凍結乾燥精子の受精能を評価することで、受精能を高率に保持することのできる凍結乾燥精子の最適条件について検討した。精子は、十分に成熟(11週齢以上)しだB6D2F1マウスの精巣上体尾部より回収した。Kanekoら(2003)の方法に従い精子懸濁液は凍結乾燥された。凍結乾燥精子は、-70、-20、4および25℃で一定期間保存された。その後、精子は卵細胞質内精子注入法(ICSI)を用いてB6D2F1マウス未受精卵子内に導入された。得られた受精卵の染色体解析及び産子への発生により保存後の凍結乾燥精子の受精能を評価した。4℃以下の温度下で保存された凍結乾燥精子の受精能は良好に保存され、5ヶ月間の長期保存においても受精能の低下は見られなかった。一方、25℃で保存された凍結乾燥精子は3ヶ月目に79%の精子において染色体の崩壊が認められ、5ヶ月目では97%の精子において染色体の崩壊が確認された。本研究において開発したマウス精子凍結乾燥法は、4℃での長期保存が可能であることが示された。また、室温での保存は3ヶ月以内の短期間であれば保存が可能であることから、凍結乾燥法は低コストの新しいマウス精子保存法としての応用が可能であると考えられる。

由于可以发现正常出生可以从冻干的小鼠精子中获得，因此本研究的目的是将冻干方法应用于保存小鼠精子的新方法。已经提出，冻干后的小鼠精子可以在4°C下储存（Kaneko 2003）。但是，尚未阐明长期存储后的精子和储存温度对冻干精子的影响。因此，在这项研究中，我们研究了冻干精子的最佳条件，这些条件可以通过评估在不同温度下储存的小鼠冷冻干燥精子的受精潜力来维持高施肥潜力。从完全成熟的B6D2F1小鼠的附睾尾部收集了精子（超过11周龄）。根据Kaneko等人的方法将精子悬浮液冻干。（2003）。冻干的精子储存在-70，-20、4和25°C的一段时间内。然后，使用胞质内精子注射（ICSI）将精子引入未施用的B6D2F1小鼠卵中。通过染色体分析获得的受精卵和后代中受精卵的发展，评估了储存后冻干精子的受精能力。在低于4°C的温度下储存的冻干精子的受精能力得到了很好的保存，即使长期储存5个月，也没有观察到受精能力的下降。另一方面，储存在25°C下的冻干精子在第三个月的79％的精子中显示出染色体崩解，第五个月的精子中有97％的染色体分解。这项研究中开发的小鼠精子冷冻干燥方法可在4°C下长期存储。此外，由于在室温下的存储可以在短时间内存储不到三个月，因此人们认为冻干方法可以用作一种新的低成本，鼠标精子存储方法。