消化管陰窩におけるケモカイン分泌上皮の局在と食餌成分による調節機構

胃肠道隐窝趋化因子分泌上皮的定位及膳食成分的调节机制

• 批准号: 16780088
• 负责人: 石塚 敏
• 金额: $ 2.3万
• 依托单位: Hokkaido University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16780088/
• 关键词: 腸上皮間リンパ球; ケモカイン; 粘膜固有層; 難消化性糖類; 消化管上皮; リンパ球; 陰窩

本研究では消化管リンパ球の局在とそれにおよぼす食餌成分の影響についてケモカインの関与を検討した。本研究を通じて明らかになったことは以下の通りである。これまでにもパイエル板を除いたラット小腸粘膜固有層からリンパ球の分離が可能であったが、その分離法を改善することにより回収率を上げる事に成功した。また、その方法を基にしてラット大腸粘膜からのリンパ球分離を可能にした。難消化性糖類は上部消化管で吸収されずに大腸へ流入することで、そこに存在する腸内菌に資化されることを考えれば、大腸粘膜におけるリンパ球分離法の確立は今後の重要な課題を解決するための基盤技術となりうる。食餌成分として甜菜繊維(SBF)を用いた場合、WKAHラット盲腸部位におけるCD8^+上皮間リンパ球(IEL)の頻度を有意に増加させたが、小腸でも同様な現象が観察された。興味深いことに、盲腸に比べ小腸での上昇率の方が極めて高いことが明らかになった。しかし、このSBF摂取による小腸でのCD8^+ IEL増加は、ラットの系統により異なることが示された。DAラットではこのような小腸における増加は全く確認されなかった。このことは遺伝的背景により食餌による消化管粘膜リンパ球局在調節機構が異なることを示している。小腸から機械的に陰窩および絨毛部位を分離し、それぞれRT-PCR解析を行ったところ、この部位間で異なる発現を示すものとしてCCL9及びCCL28を見いだすことが出来た。しかし、SBFによる発現の増強や減弱は見られなかった。これらのことから、消化管絨毛から分泌されるケモカインそのものよりも、リンパ球側のケモカイン受容体発現や上皮における接着分子発現により食餌によるリンパ球分布が調節されている可能性が考えられる。

在这项研究中，我们研究了趋化因子在胃肠道淋巴细胞的定位以及饮食成分对它们的影响方面的参与。通过这项研究揭示了以下内容。以前，除了Peyer的斑块外，还可以将淋巴细胞与大鼠小肠粘膜层分离，但是通过改善分离方法，我们已经成功提高了回收率。此外，该方法用于使淋巴细胞与大鼠结肠粘膜分离。考虑到耐药性糖流入大肠而不被上面胃肠道吸收并被那里的肠细菌所使用，因此建立了一种分离大肠粘膜中淋巴细胞的方法，可以是一种基本技术，以解决未来的重要问题。当将甜菜纤维（SBF）用作饮食成分时，在WKAH大鼠的盲肠部位，CD8^+上皮淋巴细胞（IEL）的频率显着增加，但在小纯料中观察到了类似的现象。有趣的是，已经揭示了小肠的增加速度远高于附录。但是，由于SBF摄入而导致的小肠中CD8^+ IEL的增加显示在大鼠菌株之间有所不同。在大鼠中未观察到小肠的这种增加。这表明饮食的胃肠道淋巴细胞定位机制取决于遗传背景。地下室和绒毛部位与小肠机械分离，进行了RT-PCR分析，发现CCL9和CCL28在这些位点之间表现出不同的表达。但是，未观察到SBF的增强或减弱的表达。从这些原因中，饮食中的淋巴细胞分布可能受到淋巴细胞侧趋化因子受体的表达和上皮细胞中粘附分子的表达而不是调节的，而不是从胃肠道绒毛中分泌的趋化因子。

项目成果

Promotive effects of non-digestible disaccharides on rat mineral absorption depend on kind of the saccharide

不可消化的二糖对大鼠矿物质吸收的促进作用取决于糖的种类

• 发表时间: 2005
• 期刊: Nutrition 21(10)
• 作者: Asvarujanon P;Ishizuka S;Hara H
• 通讯作者: Hara H

Fermentable dietary fiber potentiates the localization of immune cells in the rat large intestinal crypts

• DOI: 10.1177/153537020422900903
• 发表时间: 2004-10-01
• 期刊: EXPERIMENTAL BIOLOGY AND MEDICINE
• 影响因子: 3.2
• 作者: Ishizuka, S;Tanaka, S;Hara, H
• 通讯作者: Hara, H

Modulation of rat cecal microbiota by administration of raffinose and encapsulated Bifldobacterium breve

通过给予棉子糖和封装的短双歧杆菌来调节大鼠盲肠微生物群

• 发表时间: 2006
• 期刊: Applied and Environmental Microbiology 72(1)
• 作者: Dinoto A;Suksomcheep A;Ishizuka S;et al.
• 通讯作者: et al.

Strain and age-related changes in the localization of intestinal cd161^+ natural killer cells and cd8^+ intraepithelial lymphocytes along

肠道 cd161^ 自然杀伤细胞和 cd8^ 上皮内淋巴细胞沿应变和年龄相关的定位变化

• 发表时间: 2005
• 期刊: Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 69(印刷中)
• 作者: Xu H;Iwanishi S;Yamada K;Hara H;Ishizuka S
• 通讯作者: Ishizuka S

Modulation of Rat Cecal Microbiota by Administration of Raffinose and Encapsulated Bifidobacterium breve

• DOI: 10.1128/aem.72.1.784-792.2006
• 发表时间: 2006-01
• 期刊: Applied and Environmental Microbiology
• 影响因子: 4.4
• 作者: A. Dinoto;A. Suksomcheep;S. Ishizuka;H. Kimura;S. Hanada;Y. Kamagata;Kozo Asano;F. Tomita;A. Yokota