HIV感染阻害因子の同定
HIV感染阻害因子の同定
批准号:
16790271
负责人:
中山 英美
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
HIV-1は、チンパンジー以外のサルのリンパ球では逆転写の過程が効率良く進行せず増殖できない。この性質はサル細胞に存在する阻害因子によるものとされている。最近、サル免疫不全ウイルスSIVmacは増殖できるがHIV-1は増殖できないアカゲザルのTRIM (tripartite motif) 5alpha遺伝子を発現させた細胞は、HIV-1に対する感染感受性が低下することが報告された。一方、研究代表者は、アフリカミドリザル由来のCV1細胞は、HIV-1のみならずSIVmacの感染感受性も低いことを明らかにしており、アフリカミドリザル由来のTRIM5alphaの性質を明らかにすることにした。アフリカミドリザルのTRIM5alphaは、HIV-1の感染を強く阻害するのみならず、SIVmac239の感染も阻害する。一方で、カニクイザルのTRIM5alphaは、HIV-1の感染を阻害することはできるが、SIVmacの感染を阻害することができない。この違いは、TRIM5alphaのSPRYドメインの中の、アフリカミドリザルでは37アミノ酸、カニクイザルでは17アミノ酸に相当する、わずかな領域によって決定されていることが明らかとなった。ところが、アフリカミドリザルのTRIM5alphaとカニクイザルのTRIM5alphaを同一細胞中で同時に発現させると、SIVmac感染阻害効果が失われることがわかった。この現象は、さきほどのべた領域のみがカニクイザル由来のものを持つTRIM5alphaでも見られることがわかり、TRIM5alphaが、レンチウイルス感染阻害効果を発揮するためには、この37アミノ酸の領域が多量体を形成しなければならないことが明らかとなった。
英文摘要
HIV-1は、チンパンジー以外のサルのリンパ球では逆転写の過程が効率良く進行せず増殖できない。この性質はサル細胞に存在する阻害因子によるものとされている。最近、サル免疫不全ウイルスSIVmacは増殖できるがHIV-1は増殖できないアカゲザルのTRIM (tripartite motif) 5alpha遺伝子を発現させた細胞は、HIV-1に対する感染感受性が低下することが報告された。一方、研究代表者は、アフリカミドリザル由来のCV1細胞は、HIV-1のみならずSIVmacの感染感受性も低いことを明らかにしており、アフリカミドリザル由来のTRIM5alphaの性質を明らかにすることにした。アフリカミドリザルのTRIM5alphaは、HIV-1の感染を強く阻害するのみならず、SIVmac239の感染も阻害する。一方で、カニクイザルのTRIM5alphaは、HIV-1の感染を阻害することはできるが、SIVmacの感染を阻害することができない。この違いは、TRIM5alphaのSPRYドメインの中の、アフリカミドリザルでは37アミノ酸、カニクイザルでは17アミノ酸に相当する、わずかな領域によって決定されていることが明らかとなった。ところが、アフリカミドリザルのTRIM5alphaとカニクイザルのTRIM5alphaを同一細胞中で同時に発現させると、SIVmac感染阻害効果が失われることがわかった。この現象は、さきほどのべた領域のみがカニクイザル由来のものを持つTRIM5alphaでも見られることがわかり、TRIM5alphaが、レンチウイルス感染阻害効果を発揮するためには、この37アミノ酸の領域が多量体を形成しなければならないことが明らかとなった。
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
A specific region of 37 amino acid residues in the SPRY (B30.2) domain of African green monkey TRIM5α determines species-specific restriction of simian immunodeficiency virus SIVmac infection.
非洲绿猴TRIM5α的SPRY(B30.2)结构域中的37个氨基酸残基的特定区域决定了猴免疫缺陷病毒SIVmac感染的物种特异性限制。
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
J Virol. 79
影响因子:
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作者:
[Emi E.Nakayama, Hiroyuki Miyoshi, Yoshiyuki Nagai, Tatsuo Shioda.]
通讯作者:
Tatsuo Shioda.
Effects of human interleukin 7 on HIV-1 replication in monocyte-derived human macrophages.
人白细胞介素 7 对单核细胞来源的人巨噬细胞中 HIV-1 复制的影响。
DOI:
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发表时间:
期刊:
AIDS (In Press)
影响因子:
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作者:
[Haihang Song, Emi E.Nakayama, Tatsuo Shioda.]
通讯作者:
Tatsuo Shioda.
Protective Effects of IL-4-589T and RANTES-28G on HIV-1 disease progression in infected Thai females.
IL-4-589T 和 RANTES-28G 对受感染的泰国女性 HIV-1 疾病进展的保护作用。
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
AIDS. 20
影响因子:
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作者:
[Wichukchinda, N.]
通讯作者:
N.
エイズ病態進行に関わる遺伝子多型の分子機構の解明
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批准号:13770151
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2001
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负责人:中山 英美
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依托单位:
海外基金