表面波の位相および偏向異常を用いた極東北アジア地域の地震波トモグラフィー
表面波の位相および偏向異常を用いた極東北アジア地域の地震波トモグラフィー
批准号:
05F05317
负责人:
蓬田 清
金额:
$1.54万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
世界的にも最も活発な多くの地震・火山や複雑な背弧活動など、太平洋プレートの沈み込み帯である極東北部ユーラシア地域は、地球ダイナミクスを考える上でも重要な地域に関わらず、種々の理由より観測点、とりわけ広帯域地震観測点がこれまで疎であり、大規模速度構造も十分に求められていなかった。そこで、従来の広帯域地震観測網の波形記録(例:IRIS, F-net等)を用いて、表面波(まず鉛直成分のレーリー波)の位相速度の分布から、極東北部ユーラシア地域の3次元地震波速度構造を求めた。1990年から2005年までの25観測点と353個の地震から質のよい904個の波形記録を集め、これを解析した。そして、従来の表面波トモグラフィー手法に加えて、有限波長効果を取り入れて、空間分解能の向上を目指した。まず、波形記録を非線形インバージョン手法より初期モデルからの合成波形と比較する。次に、こうして波線毎に得られた表面波の各モードの位相速度から、周期毎の位相速度分布を第2段階のインバージョンとして求める。この際、表面波の波線の屈折や有限波長の影響も考慮する。こうして、周期毎の位相速度分布から3次元S波速度構造を求める。求められたこの地域の3次元S波速度構造の特徴を、以下にまとめる。沈み込む太平洋プレートに対応する6%に達する高速度異常地域が認められた。また、日本海とオホーツク海の下に低速度領域があり、これはマントルウェッジに対応する。その部分の深さ125kmでのS波速度は約4km/sであり、液体の存在を示唆する。さらに、オホーツク海北部に小さいながら高速度領域が同定され、これはかつて沈み込んだオホーツク海プレートの名残りと推定される。最後に、位相速度の方位依存性からは、日本海東縁で大きく変化しており、北米とユーラシアプレートの相対速度がかつて急激に変化したことに関係している可能性が高い。
英文摘要
世界的にも最も活発な多くの地震・火山や複雑な背弧活動など、太平洋プレートの沈み込み帯である極東北部ユーラシア地域は、地球ダイナミクスを考える上でも重要な地域に関わらず、種々の理由より観測点、とりわけ広帯域地震観測点がこれまで疎であり、大規模速度構造も十分に求められていなかった。そこで、従来の広帯域地震観測網の波形記録(例:IRIS, F-net等)を用いて、表面波(まず鉛直成分のレーリー波)の位相速度の分布から、極東北部ユーラシア地域の3次元地震波速度構造を求めた。1990年から2005年までの25観測点と353個の地震から質のよい904個の波形記録を集め、これを解析した。そして、従来の表面波トモグラフィー手法に加えて、有限波長効果を取り入れて、空間分解能の向上を目指した。まず、波形記録を非線形インバージョン手法より初期モデルからの合成波形と比較する。次に、こうして波線毎に得られた表面波の各モードの位相速度から、周期毎の位相速度分布を第2段階のインバージョンとして求める。この際、表面波の波線の屈折や有限波長の影響も考慮する。こうして、周期毎の位相速度分布から3次元S波速度構造を求める。求められたこの地域の3次元S波速度構造の特徴を、以下にまとめる。沈み込む太平洋プレートに対応する6%に達する高速度異常地域が認められた。また、日本海とオホーツク海の下に低速度領域があり、これはマントルウェッジに対応する。その部分の深さ125kmでのS波速度は約4km/sであり、液体の存在を示唆する。さらに、オホーツク海北部に小さいながら高速度領域が同定され、これはかつて沈み込んだオホーツク海プレートの名残りと推定される。最後に、位相速度の方位依存性からは、日本海東縁で大きく変化しており、北米とユーラシアプレートの相対速度がかつて急激に変化したことに関係している可能性が高い。
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ScSp波による北海道周辺での太平洋プレートの形状の推定
利用 ScSp 波估算北海道周围太平洋板块的形状
DOI:
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发表时间:
2006
期刊:
北海道大学地球物理学研究報告 69
影响因子:
--
作者:
[Tanioka, Y., K. Katsumata, 谷岡勇市郎・日野亮太・長谷川洋平, 平田賢治・佐竹健治・山木 滋・谷岡勇市郎・山中佳子・西村卓也, 長田絹絵・吉澤和範・蓬田清]
通讯作者:
長田絹絵・吉澤和範・蓬田清
S-wave velocity structure beneath the north-western Pacific from surface wave tomography
表面波层析成像显示西北太平洋下方的横波速度结构
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Biennial Workshop on Subduction Processes Emphasizing the Japan-Kuril-Kamchatka-Aleutian Arcs 5
影响因子:
--
作者:
[A. Ayele, E. Jacques, M. Kassim, Tesfaye Kidane, A. Omar, S. Tait, A. Nercessian, J. Chabalier, G, King, Litvina E.]
通讯作者:
Litvina E.
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
特定領域研究「スタグナント・スラブ:マントルダイナミクスの新展間」 2
影响因子:
--
作者:
[A. Ayele, E. Jacques, M. Kassim, Tesfaye Kidane, A. Omar, S. Tait, A. Nercessian, J. Chabalier, G, King, Litvina E., 長田絹絵, E.Litvina-Bourova, E.Litvina E.]
通讯作者:
E.Litvina E.
DOI:
10.1111/j.1365-246x.2005.02565.x
发表时间:
2005-03
期刊:
Geophysical Journal International
影响因子:
2.8
作者:
[E. Bourova;I. Kassaras;H. Pedersen;T. Yanovskaya;D. Hatzfeld;A. Kiratzi]
通讯作者:
E. Bourova;I. Kassaras;H. Pedersen;T. Yanovskaya;D. Hatzfeld;A. Kiratzi
点から線・面へ:次世代の地震・津波観測データに対する革新的な解析法の開発
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批准号:21K03693
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2021
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负责人:蓬田 清
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依托单位:
断層の野外調査で得られる情報から推定される破壊伝播と強震動
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批准号:11115201
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$0.83万
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财政年份:1999
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负责人:蓬田 清
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依托单位:
新しい数理解析法の地震学への応用
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批准号:06740362
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1994
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负责人:蓬田 清
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依托单位:
火山下でのマグマ・割れ目等の不均質性による地震波の散乱
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批准号:05231222
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1993
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负责人:蓬田 清
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依托单位:
断層近傍観測による大地震時の断層の不均質運動の再現
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批准号:05740292
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1993
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负责人:蓬田 清
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依托单位:
境界法の地震学への応用:強い不均質媒体中での地震波の多重散乱
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批准号:04740222
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1992
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负责人:蓬田 清
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依托单位:
アレイ観測及び散乱理論による地球深部反射面の微細構造
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批准号:03232106
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1991
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负责人:蓬田 清
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依托单位: