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ラット警報フェロモンの単離精製

大鼠报警信息素的分离纯化

基本信息

批准号：
05J11563
负责人：
清川泰志
金额：
$ 1.15万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度に得られた成果の概要は以下の通りである1.吸着剤の改良:前年度の結果より水は警報フェロモン分子を捕捉できることが明らかとなったものの、水はフェロモン分子同定へ向けての解析にとっては最適な吸着剤であるとはいえない。そのため、最も簡便な生物検定法である聴覚性驚愕反応試験を用いて、新たな吸着剤を選定した。その結果、フェロモン含有空気を吸引したTENAXを透過させた水は、フェロモンを直接的に捕捉させた水と同様の反応を引き起こしたため、TENAXはフェロモンを捕捉可能であることが明らかとなった。またエーテルを用いても同様の結果が得られたことより、警報フェロモンはエーテル可溶性であることも明らかとなった。2.試料の解析によるフェロモン分子同定:警報フェロモンは揮発性物質であるため、その分析にはGC/MSを用いる必要がある。GC/MSを用いて、上記の方法で得られた警報フェロモン含有エ一テルを分析することで、フェロモン分子を解析した。その結果、フェロモン含有試料特異的に含まれる候補物質を同定した。現在、この候補物質がフェロモン物質であるかを確認中である。3.フェロモン受容系の特定:驚愕反応試験は簡便であるものの、警報フェロモンの生物学的研究には不向きな実験系である。そのため前年度に確立したホームケージにおけるフェロモン提示方法を用いて、鋤鼻器摘除レシピエントに警報フェロモンを提示し、その後の反応を観察することで、警報フェロモン受容における鋤鼻系の役割を生物学的に検討した。無処置および偽処置レシピエントにおいて観察された体温上昇反応の増強は、レシピエントの鋤鼻器を摘除することで観察されなくなった。また、Habituation/dishabituation testの結果より、いずれの群のレシピエントもマウス尿の匂いを感知するとともに2種類のマウス尿の匂いを嗅ぎ分けることが可能である、ということが示された。以上の結果より、警報フェロモンは鋤鼻器で受容されることが判明した。

A summary of the results obtained in the current year is as follows: 1. Improvement of sorption agent: Results of the previous year: Water alert, molecular capture, molecular isostatic analysis, optimal sorption agent. The most simple biological method is to use the new method of absorption. The result is that TENAX contains air and water, and TENAX captures water and water directly. The same results can be obtained when using the same agent, and it is clear that the alarm button is no longer soluble in the agent. 2. Analysis of sample: alarm: volatile substance: GC/MS analysis: necessary GC/MS uses the method described above to obtain an alert and a molecular analysis. The results show that the sample contains a candidate substance specific to the sample. Now, the candidate substance is confirmed. 3. The specificity of the receptor system: shock response test is simple, alarm response test is simple, and biological research is not simple. In the past year, the establishment of the nasal system, the use of the nasal system, the removal of the nasal organs, the detection of the nasal system, the detection of the nasal system. No treatment, no treatment. The results of the Habitat/dishabituation test are as follows: The above results show that the alarm is not detected.