近代ロシアにおける存在の学としての「物の哲学」の研究
近代ロシアにおける存在の学としての「物の哲学」の研究
批准号:
16720008
负责人:
大須賀 史和
金额:
$1.73万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
今年度は国際会議での口頭報告一篇、国内のシンポジウムでの口頭報告一篇、論文三篇、翻訳書一冊の研究成果を挙げた。これらも文学や芸術学、社会思想など多様な専門分野の研究者との討議の成果である。論文「ローセフとプラトン主義(2)」は昨年度発表した「ローセフとプラトン主義」の続編で、ローセフの『神話の弁証法』における人格的存在論の構成について検討した。ローセフは神話の本質を解明するにあたって、神話を日常的な現実の一部として受け取っている「神話的主体」の立場に立っべきことを主張している。その場合、神話はフィクションとしてではなく、現実の一部として捉えられている。これは一定の世界観からの「物」に対する意味付け=人格化によって成立するものであり、その存立構造の弁証法的解明が行われていることを明らかにした。これと関連して、「ローセフの存在論的表現論と解離性概念をめぐって」では、ローセフが『神話の弁証法』で提起した表現理論における分析概念である「解離性」を応用的に解釈し、創作におけるリアリティの成立構造の分析に援用することで、その現代的意義について検証した。一方、ロシア語で発表した論文(邦訳すれば「ベルジャーエフと『道標』-革命の批判者か、そして/あるいは反動的スラヴ主義者か?」)では、1909年に刊行された1905年革命の批判論集『道標』におけるベルジャーエフとブルガーコフの論文を比較検討し、両者の存在論的視点の相違がその後の宗教社会論的観点の相違に重大な影響を及ぼしていることを明らかにした。また、昨年度に資料集として作成したローセフの『神話の弁証法』の翻訳を『神話学序説』というタイトルで刊行した。さらに、今年度はこの三年間に発表した日本語論文八篇を一部改稿して収録した報告集を作成した。これについては、今秋に出版助成申請を行い、研究書として刊行する準備を進めている。
英文摘要
今年度は国際会議での口頭報告一篇、国内のシンポジウムでの口頭報告一篇、論文三篇、翻訳書一冊の研究成果を挙げた。これらも文学や芸術学、社会思想など多様な専門分野の研究者との討議の成果である。論文「ローセフとプラトン主義(2)」は昨年度発表した「ローセフとプラトン主義」の続編で、ローセフの『神話の弁証法』における人格的存在論の構成について検討した。ローセフは神話の本質を解明するにあたって、神話を日常的な現実の一部として受け取っている「神話的主体」の立場に立っべきことを主張している。その場合、神話はフィクションとしてではなく、現実の一部として捉えられている。これは一定の世界観からの「物」に対する意味付け=人格化によって成立するものであり、その存立構造の弁証法的解明が行われていることを明らかにした。これと関連して、「ローセフの存在論的表現論と解離性概念をめぐって」では、ローセフが『神話の弁証法』で提起した表現理論における分析概念である「解離性」を応用的に解釈し、創作におけるリアリティの成立構造の分析に援用することで、その現代的意義について検証した。一方、ロシア語で発表した論文(邦訳すれば「ベルジャーエフと『道標』-革命の批判者か、そして/あるいは反動的スラヴ主義者か?」)では、1909年に刊行された1905年革命の批判論集『道標』におけるベルジャーエフとブルガーコフの論文を比較検討し、両者の存在論的視点の相違がその後の宗教社会論的観点の相違に重大な影響を及ぼしていることを明らかにした。また、昨年度に資料集として作成したローセフの『神話の弁証法』の翻訳を『神話学序説』というタイトルで刊行した。さらに、今年度はこの三年間に発表した日本語論文八篇を一部改稿して収録した報告集を作成した。これについては、今秋に出版助成申請を行い、研究書として刊行する準備を進めている。
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Бердяев и ≪Вехи≫ - оппонент революции и/или реакционного славян офильства?
Бердяев 和 ≪Вехи≫ - оппонент революции 和/или реакционного славян офильства?
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
≪Вехи≫ в контексте русской культуры
影响因子:
--
作者:
[永井均, 他, 入不二基義, 永井 均, 入不二 基義, 大須賀史和, Осука Фумикадзу]
通讯作者:
Осука Фумикадзу
ローセフとプラトン主義(2)
洛塞夫与柏拉图主义 (2)
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
北海道大学スラブ研究センター研究報告集 第20号
影响因子:
--
作者:
[池田正孝, 遠山恭司他, 清水晶子, 黄 盛彬, 李 承律, 李承律, 清水 真木, Yuri Hibino, 日比野由利, 橋本 崇, 橋本 崇, 大須賀史和, 大須賀史和]
通讯作者:
大須賀史和
Об оправдании ФилосоФствования : к вопросу построения христианских идей после Соловьева-Бердяев и Флоренскии
Об оправдании ФилосоФствования : к вопросу построения христианских идей после Соловьева- Бердев 和 Флоренскии
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Соловьев и култура серебрянного века. (会議報告集)
影响因子:
--
作者:
[池田正孝, 遠山恭司他, 清水晶子, 黄 盛彬, 李 承律, 李承律, 清水 真木, Yuri Hibino, 日比野由利, 橋本 崇, 橋本 崇, 大須賀史和, 大須賀史和, 大須賀史和, 大須賀 史和, 大須賀 史和, 大須賀 史和]
通讯作者:
大須賀 史和
ローセフの存在論的表現論と解離性をめぐって
论洛切夫的本体表征论与分离性
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
スラヴィアーナ(東京外国語大学スラヴ系言語・文化研究会) 21号
影响因子:
--
作者:
[池田正孝, 遠山恭司他, 清水晶子, 黄 盛彬, 李 承律, 李承律, 清水 真木, Yuri Hibino, 日比野由利, 橋本 崇, 橋本 崇, 大須賀史和, 大須賀史和, 大須賀史和]
通讯作者:
大須賀史和
ローセフとプラトン主義
洛塞夫与柏拉图主义
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
北海道大学スラヴ研究センター研究報告集 第12号
影响因子:
--
作者:
[池田正孝, 遠山恭司他, 清水晶子, 黄 盛彬, 李 承律, 李承律, 清水 真木, Yuri Hibino, 日比野由利, 橋本 崇, 橋本 崇, 大須賀史和, 大須賀史和, 大須賀史和, 大須賀 史和]
通讯作者:
大須賀 史和
共 7 条
20世紀前半のロシア-ソヴィエトにおける哲学的状況の再検討-A.ローセフの言語哲学的構想を中心として
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批准号:11710002
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1999
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负责人:大須賀 史和
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依托单位:
海外基金