ジャワ島におけるチャンディ建築の設計方法・技術に関する研究
ジャワ島におけるチャンディ建築の設計方法・技術に関する研究
批准号:
17760519
负责人:
小野 邦彦
金额:
$1.79万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
2007年12月〜1月、および2008年3月、計2度の現地調査を実施した。本研究課題においては、ジャワ島のヒンドゥー教、仏教の寺院建築遺構を対象として、当時の建築プランナーにより考案されていたと考えられる"尺"、すなわちモノサシの長さの検討など、建築の形態やプロポーションを成り立たせる具体的な技法、技術、あるいは計画的な側面に新たな光をあてることが主眼となる。平成17〜18年度に行った実測・分析にて、中部ジャワ北部山間地に所在する7世紀後半〜8世紀前半創建の遺構群と、創建年代の下る中部ジャワ南部平地に残されたヒンドゥー・仏教の寺院建築遺構について、肘尺の実長が370〜420mmの可能性が高いことが判明した。そして平成19年度に実施したボロブドゥール遺跡の実測・分析の結果として、約370mmの肘尺が抽出され、全体の傾向として、時代が下るにつれて漸次肘尺が短くなる傾向が認められる。中部ジャワ北部に初発的に勃興したヒンドゥー王朝の担った建築の造営活動と、その後中部ジャワ南部に展開し、ボロブドゥールおよびプランバナン寺院を造営した諸王朝との連続性が、造営尺度という観点から裏付けられる結果となった。また、2006年5月のジャワ島中部地震で損壊を受けたプランバナン遺跡群については、文化遺産国際協力コンソーシアムの修復支援事業に専門家として参画し、過去の修復記録や古写真データを収集・分析し、遺跡の修復履歴・保存修復史についてまとめる作業を実施したが、本作業は、本研究課題で筆者が採取した遺跡の寸法データの信頼性の確認に意義を有するものであった。
英文摘要
2007年12月〜1月、および2008年3月、計2度の現地調査を実施した。本研究課題においては、ジャワ島のヒンドゥー教、仏教の寺院建築遺構を対象として、当時の建築プランナーにより考案されていたと考えられる"尺"、すなわちモノサシの長さの検討など、建築の形態やプロポーションを成り立たせる具体的な技法、技術、あるいは計画的な側面に新たな光をあてることが主眼となる。平成17〜18年度に行った実測・分析にて、中部ジャワ北部山間地に所在する7世紀後半〜8世紀前半創建の遺構群と、創建年代の下る中部ジャワ南部平地に残されたヒンドゥー・仏教の寺院建築遺構について、肘尺の実長が370〜420mmの可能性が高いことが判明した。そして平成19年度に実施したボロブドゥール遺跡の実測・分析の結果として、約370mmの肘尺が抽出され、全体の傾向として、時代が下るにつれて漸次肘尺が短くなる傾向が認められる。中部ジャワ北部に初発的に勃興したヒンドゥー王朝の担った建築の造営活動と、その後中部ジャワ南部に展開し、ボロブドゥールおよびプランバナン寺院を造営した諸王朝との連続性が、造営尺度という観点から裏付けられる結果となった。また、2006年5月のジャワ島中部地震で損壊を受けたプランバナン遺跡群については、文化遺産国際協力コンソーシアムの修復支援事業に専門家として参画し、過去の修復記録や古写真データを収集・分析し、遺跡の修復履歴・保存修復史についてまとめる作業を実施したが、本作業は、本研究課題で筆者が採取した遺跡の寸法データの信頼性の確認に意義を有するものであった。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 -その2 地震応答解析による被害の解釈-
中爪哇地震损坏的世界遗产普兰巴南遗址 - 第 2 部分:基于地震响应分析的损坏解释 -
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
『日本建築学会大会学術講演梗概集』 F-2分冊
影响因子:
--
作者:
[花里利一・小野邦彦, et. al.]
通讯作者:
et. al.
ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 その1 破損状況と修復に向けての課題
中爪哇地震受损的世界遗产普兰巴南遗址第 1 部分 受损状况和恢复挑战
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
『日本建築学会大会学術講演梗概集』 F-2分冊
影响因子:
--
作者:
[大和智・小野邦彦, et. al.]
通讯作者:
et. al.
古氏ジャワに於ける方位と神格ヒンドゥー教寺院の伽藍配置分析への新視点
爪哇古印度教寺庙朝向和布局分析的新视角
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
東南アジア彫刻史における<インド化の再検討>、論文編、(平成14〜16年度科研研究成果報告書、代表者:肥塚隆)(大阪大学総合博物館)
影响因子:
--
作者:
[花里利一・小野邦彦, et. al., 小野邦彦, 共著, 小野邦彦]
通讯作者:
小野邦彦
遺跡の修復履歴について
关于遗址的修复历史
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
ジャワ島中部地震による世界遺産プランバナン等の被害状況調査報告(平成18年度独立行政法人文化財研究所文化遺産国際協力コンソーシアム)
影响因子:
--
作者:
[小野邦彦]
通讯作者:
小野邦彦
第2章 過去の修理との関連について
第2章 关于与以往修复的关系
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
世界遺産プランバナン遺跡修復協力事業報告
影响因子:
--
作者:
[K.Arakawa, et al., 小野 邦彦]
通讯作者:
小野 邦彦
共 6 条
海外基金