神経幹細胞に発現するMusashiによる幹細胞維持機構解明と神経再生への応用
神経幹細胞に発現するMusashiによる幹細胞維持機構解明と神経再生への応用
批准号:
18800047
负责人:
芝田 晋介
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
Musashi蛋白質は、末梢感覚神経の前駆細胞における非対称性分裂を担うRNA結合蛋白質としてショウジョウバエで初めて報告され、哺乳類においては神経幹細胞に強い発現のみられるRNA結合蛋白質としてMusashi1およびMusashi2が同定された。申請者は、このMusashi蛋白質の神経系における機能を明らかにするため、それぞれの遺伝子欠損マウスを作成した。特に平成18年度は、Musashi2欠損マウスの解析を重点的に行った。Musashi2欠損マウスは野生型と同程度の寿命を持ち成体まで成長するが、野生型に比べて有意に体重増加不良であり、感覚神経障害や運動神経障害を伴っていた。中枢から末梢神経まで詳細な組織学的解析を行ったところ、背側神経節の発達不全のために脊髄との線維連絡が低下していた。RNA結合蛋白質であるMusashi2の標的因子解析の結果Pleiotrophinを同定し、mRNAの3'非翻訳領域に特異的に結合し、その発現を転写後調節することが明らかになった。また、in vitroにおいて神経軸索進展促進作用を担うPleiotrophinが、本当にMusashi2の下流調節因子であるか確認するため、背側神経節由来の細胞の初代培養系を用いた軸索進展作用を定量化し、遺伝子欠損マウスでその進展作用が低下していることを発見すると共に、電気穿孔法にて導入したMusashi2によってその機能が回復すること、および、Pleiotrophinに対するsiRNAによって機能回復が再び失われることを確認した。Musashiファミリー蛋白質は、下流標的遺伝子の翻訳を調節し、神経幹細胞の未分化維持や特異的な神経線維によるネットワーク形成に強く関与していることが裏付けられた。
英文摘要
Musashi蛋白質は、末梢感覚神経の前駆細胞における非対称性分裂を担うRNA結合蛋白質としてショウジョウバエで初めて報告され、哺乳類においては神経幹細胞に強い発現のみられるRNA結合蛋白質としてMusashi1およびMusashi2が同定された。申請者は、このMusashi蛋白質の神経系における機能を明らかにするため、それぞれの遺伝子欠損マウスを作成した。特に平成18年度は、Musashi2欠損マウスの解析を重点的に行った。Musashi2欠損マウスは野生型と同程度の寿命を持ち成体まで成長するが、野生型に比べて有意に体重増加不良であり、感覚神経障害や運動神経障害を伴っていた。中枢から末梢神経まで詳細な組織学的解析を行ったところ、背側神経節の発達不全のために脊髄との線維連絡が低下していた。RNA結合蛋白質であるMusashi2の標的因子解析の結果Pleiotrophinを同定し、mRNAの3'非翻訳領域に特異的に結合し、その発現を転写後調節することが明らかになった。また、in vitroにおいて神経軸索進展促進作用を担うPleiotrophinが、本当にMusashi2の下流調節因子であるか確認するため、背側神経節由来の細胞の初代培養系を用いた軸索進展作用を定量化し、遺伝子欠損マウスでその進展作用が低下していることを発見すると共に、電気穿孔法にて導入したMusashi2によってその機能が回復すること、および、Pleiotrophinに対するsiRNAによって機能回復が再び失われることを確認した。Musashiファミリー蛋白質は、下流標的遺伝子の翻訳を調節し、神経幹細胞の未分化維持や特異的な神経線維によるネットワーク形成に強く関与していることが裏付けられた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1038/nm1505
发表时间:
2006-12-01
期刊:
NATURE MEDICINE
影响因子:
82.9
作者:
[Kaneko, Shinjiro, Iwanami, Akio, Okano, Hideyuki]
通讯作者:
Okano, Hideyuki
Musashi遺伝子欠損マウスを用いた神経発生における転写後調節機構の解析
-
批准号:03J09133
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.15万
-
财政年份:2003
-
负责人:芝田 晋介
-
依托单位:
国内基金
海外基金
登录
查看更多内容
RNA结合蛋白Musashi-2通过调控PTP4A3促进急性淋巴细胞白血病糖皮质激素耐药的机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:邹多兵
-
依托单位:
Musashi1及其N端截短蛋白调控干细胞潜能的作用与机制研究
-
批准号:32370887
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:50万元
-
批准年份:2023
-
负责人:林古法
-
依托单位:
LncRNA FARSA-AS1调控miRNA-107/musashi2信号轴促进TGF-β1介导的结肠癌侵袭转移机制研究
-
批准号:--
-
项目类别:--
-
资助金额:33万元
-
批准年份:2022
-
负责人:宗振
-
依托单位:
RNA结合蛋白Musashi2调控mRNA翻译参与T细胞型急性淋巴细胞白血病发病及耐药机制的研究
-
批准号:82270189
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:76万元
-
批准年份:2022
-
负责人:章婧嫽
-
依托单位:
干扰蛋白-RNA相互作用的Musashi抑制剂的发现、结构优化及其作用机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2022
-
负责人:
-
依托单位:
LncRNA FARSA-AS1通过SRSF6蛋白调控Musashi2可变剪接促进结肠癌转移的机制研究
-
批准号:82103645
-
项目类别:青年科学基金项目(C类)
-
资助金额:30.0万元
-
批准年份:2021
-
负责人:宗振
-
依托单位:
RNA结合蛋白Musashi2增强CDC42mRNA稳定性促进EMT和结肠癌转移的机制研究
-
批准号:81860433
-
项目类别:地区科学基金项目
-
资助金额:35.0万元
-
批准年份:2018
-
负责人:宗振
-
依托单位:
Musashi 2促进膀胱癌增殖及耐药的分子机制
-
批准号:81772714
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:55.0万元
-
批准年份:2017
-
负责人:侯腾
-
依托单位:
Musashi2 蛋白调控肿瘤细胞黏附对非小细胞肺癌侵袭转移的影响及其机制研究
-
批准号:81702841
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:20.0万元
-
批准年份:2017
-
负责人:金润森
-
依托单位:
Musashi2/Numb在胰腺癌侵袭和转移中的作用及机制研究
-
批准号:81672835
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:52.0万元
-
批准年份:2016
-
负责人:董明
-
依托单位: